1,800円以上の注文で送料無料

推し、燃ゆ の商品レビュー

3.3

2160件のお客様レビュー

  1. 5つ

    245

  2. 4つ

    615

  3. 3つ

    781

  4. 2つ

    299

  5. 1つ

    87

レビューを投稿

2026/05/03

驚くほどページ数が少ないのでさらっと読み過ぎたのか、話のポイントが掴めなかった。勉学も家族関係も上手くいかない主人公が、彼女の最大にして唯一の生きがいである「推し」を失う、それだけの話ではなかったか? 自分の感覚では推し活は全く理解できない。推し活という言葉自体好かない。投票券を...

驚くほどページ数が少ないのでさらっと読み過ぎたのか、話のポイントが掴めなかった。勉学も家族関係も上手くいかない主人公が、彼女の最大にして唯一の生きがいである「推し」を失う、それだけの話ではなかったか? 自分の感覚では推し活は全く理解できない。推し活という言葉自体好かない。投票券を得るために新譜を50枚買うとか、異常だ。もちろん他人に害が及ばない限り誰が何しようが基本的には勝手だ。しかし極端な依存は危険だと思う。しかも主人公が推すのはまだ年端も行かないアイドル(グループ)だ。そんなのいつ低迷、解散、引退するかわからない。自分の全てを注いで依存する対象としてはいささか不安定過ぎる。 本作はそのような危険に対する警鐘かもしれない。だとすればポイントとして十分共感できる。

Posted byブクログ

2026/04/26

推しを失った女子高校生の話 主人公の推しがスキャンダルを起こしたとこから始まる展開が引き込まれた。 推し文化などを様々なことで面白おかしく比喩をしていて、斬新で楽しめた。 現代人の生き方や考え方などをうまく投写した作品だなと思った。

Posted byブクログ

2026/04/23

主人公にとっての推しは、自分にとって全てで、物語の進展とともにその変化をうまく表現している物語でした。 たぶんこの本で出てくる「推し」はかなり重たいなあという感覚でした。ここ数年で広がった「推し」の概念はきっともっとライトな表現だと思ったけど、人によってその尺度は違うんだなと考...

主人公にとっての推しは、自分にとって全てで、物語の進展とともにその変化をうまく表現している物語でした。 たぶんこの本で出てくる「推し」はかなり重たいなあという感覚でした。ここ数年で広がった「推し」の概念はきっともっとライトな表現だと思ったけど、人によってその尺度は違うんだなと考えさせられました。

Posted byブクログ

2026/04/20

短いながらも印象深い場面が多々あり定期的に読み返す作品の一つ。 特に、飲食バイトの描写は個人的に似たような経験をしたこともあって読むたびに息が詰まるような感覚になる笑 前まではお母さんも結構ひどいよなーなんて思ってたけど、そういうのに興味の無い人からしてみればやるべきことをやら...

短いながらも印象深い場面が多々あり定期的に読み返す作品の一つ。 特に、飲食バイトの描写は個人的に似たような経験をしたこともあって読むたびに息が詰まるような感覚になる笑 前まではお母さんも結構ひどいよなーなんて思ってたけど、そういうのに興味の無い人からしてみればやるべきことをやらずにアイドルの推し活ばかりしている主人公はただの不真面目な人間として映るのかも。 後味が良い終わり方とは言えないけど、自傷や加害の方に進まないぶんまだ救いはあるなと思った。

Posted byブクログ

2026/04/18

日常生活が上手く運ばない中、何かに依存することで救いを得られるのであれば良い。 時間は意思と関係なく進み、また何かの拍子に対象が崩壊したときの脆さがとても虚しい。 始まり方と終わり方が強烈で印象的、とても面白くて一気読みした良い作品だった。

Posted byブクログ

2026/04/18

人間の感情に寄り添った作品だと思った。 語りたいのはただひとつ、終わり方である。 ネガティブな印象を感じさせる文章だったが、主人公からすれば、自分の生き方が明確になり、かえってすっきりとした気分だったのではないか。 人間は誰しも何かに帰属したがる。 主人公の場合、推しという...

人間の感情に寄り添った作品だと思った。 語りたいのはただひとつ、終わり方である。 ネガティブな印象を感じさせる文章だったが、主人公からすれば、自分の生き方が明確になり、かえってすっきりとした気分だったのではないか。 人間は誰しも何かに帰属したがる。 主人公の場合、推しという存在を認識する、あるいは推し活界隈で一定の評価を受けることで帰属意識を満たしていたが、推しが活動を終えたことにより、主人公の帰属意識は宙ぶらりんになる。 そのような状況のなか、二足歩行は難しい、つまり、普通の人間として生活することが難しいと認識できたことは、寄る辺のない帰属意識をある程度満たし、良い意味での開き直りとなり、主人公の行く道を照らしてくれるのではないだろうか。 人間にとって帰属するとは、偏ることであり、偏ることで救われるのではと考えている。

Posted byブクログ

2026/04/17

推しとはなんなのか 人を応援する力 滅私奉公 僕はそこまでした事がない 全身全霊をかけられるものがあるのは羨ましい 自分ってなに? 空洞 その中に推しを入れる

Posted byブクログ

2026/04/16

推しの炎上とともに滅びゆく女の子。 主人公は「推し」しか生きる意味、活力を見出せていない。明確に「肉体」と「背骨」は分離され、「推し=背骨」である。そして、それ以外の部分は「肉体」で、不純物だ。主人公は私情で涙が出そうになると、「肉体」に負けていると考えて自己嫌悪する。 最終...

推しの炎上とともに滅びゆく女の子。 主人公は「推し」しか生きる意味、活力を見出せていない。明確に「肉体」と「背骨」は分離され、「推し=背骨」である。そして、それ以外の部分は「肉体」で、不純物だ。主人公は私情で涙が出そうになると、「肉体」に負けていると考えて自己嫌悪する。 最終的に、主人公は「背骨」を完全に失う。そして、「肉体」も含めて「自分」なのだと気づく。このあとの主人公はどうなっていくのだろうか。ほかに「背骨」を見出していくのだろうか。肉体と背骨、どちらも自分だと気づき、不細工であっても「自分」として生きてほしいと思った。

Posted byブクログ

2026/04/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

現実の主人公は何をしても上手くこなすことができず、家庭にも学校にも居場所を見つけることができないのに、推し活の世界では冷静な文章を書き多勢の仲間から一目置かれ、歯を食いしばってバイトもできる。 危うい生活の中で推しは主人公にとって神のような存在だったのだと思う。そもそも推し活って宗教のようだとは思っていたけど。 推しが引退し、普通の人であるということを思い知らされてしまってからの数ページが凄い。 祖母のお骨と散らばった綿棒がオーバーラップするところにはハッとした。 救いのない終わり方だと思う一方で、このまま這いつくばりながらも前に進んで行けるのかなとも思えた。

Posted byブクログ

2026/04/16

推しにのめり込んでいる時の表現力がすごいなぁと。 主人公は生きづらくて大変なんだろうけど、お姉ちゃんのことを思うと胸がキュッとなる。ヤングケアラーになってないといいけど。

Posted byブクログ