烏百花 蛍の章 の商品レビュー
外伝が伏線回収になっていると言うか、外伝で回収されてる!玉依姫と弥栄の烏の様な感じ。外伝読んだからこそ、本編もより一層深いと思う。主人公だけじゃ成り立たない、脇を固める人達の凄さよ!!!
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八咫烏シリーズの7冊目だが、メインストーリーの裏側な巻。 登場人物たちのそれぞれの関係や、メインストーリーでは描かれなかった気持ちの部分が描かれている。 ストーリーの中では目立つことはない?彼らにも人生があること、を大事に描かれている巻だと思う。 人を好きになるって、思い通りに...
八咫烏シリーズの7冊目だが、メインストーリーの裏側な巻。 登場人物たちのそれぞれの関係や、メインストーリーでは描かれなかった気持ちの部分が描かれている。 ストーリーの中では目立つことはない?彼らにも人生があること、を大事に描かれている巻だと思う。 人を好きになるって、思い通りにはいかないもの。 短編で綴られているそれぞれの章を読むと、やるせない思いもしたし、せつなく、悲しい気持ちにも。 浜木綿とますほの潔さはカッコイイですね。 澄男の恋はほろ苦いけれど、彼のまじめさと一途さを感じました。 前巻から一転して、穏やかに読める巻でした。
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※このレビューにはネタバレを含みます
澄尾さん、好きすぎて……。 「しのぶひと」で泣いて、「わらうひと」で真っ直ぐさに貫かせる。 どの短編も好きだが、「まつばちりて」で松韻が出てきて「おや、意外」と思ったら、素敵な話で松韻さん見直しました。 雪哉の母、冬木についても梓視点で明かされて、きらきらしてるなと思った。 あとがきを読んで、もっと「ゆきやのせみ」的なエピソードも読んでみたくなった。
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八咫烏シリーズの外伝1巻。 短編が6作収録されている。 本編のキリキリとした緊迫感ある情景とは違った、本編からこぼれ落ちた恋愛に関する短編たちー。 ますほの薄と澄尾の話が最初と最後にあって、ふたりの関係が印象に残ると思いきや、『まつばちりて』と『ふゆきにおもう』は別格だった。 ...
八咫烏シリーズの外伝1巻。 短編が6作収録されている。 本編のキリキリとした緊迫感ある情景とは違った、本編からこぼれ落ちた恋愛に関する短編たちー。 ますほの薄と澄尾の話が最初と最後にあって、ふたりの関係が印象に残ると思いきや、『まつばちりて』と『ふゆきにおもう』は別格だった。 どちらの主人公も、本編では誰?あ、そういえばそんな人いたなくらいの印象だったけれど、とても凛とした素敵な女性の生きざまに心がふるえた。 その重い話の後の『ゆきやのせみ』も最高だった。 雪哉の冴え渡るツッコミと、若宮のせいでやっぱりまあまあ酷い目に遭う雪哉の様子が可笑しくて、思いきり笑えた。 順番も練られた構成になっているので、外伝集としてよく出来ていると思う。
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再読 「ゆきやのせみ」は笑えました!笑 基本八咫烏シリーズって暗かったりお堅かったりするけど「ゆきやのせみ」は面白かったなあ… クライマックスが特に最高。 最終話、「わらうひと」は、ますほのすすき様とすみおさんの関係が少し良くなっていく話。 このお話も好きだったな。最後の方、...
再読 「ゆきやのせみ」は笑えました!笑 基本八咫烏シリーズって暗かったりお堅かったりするけど「ゆきやのせみ」は面白かったなあ… クライマックスが特に最高。 最終話、「わらうひと」は、ますほのすすき様とすみおさんの関係が少し良くなっていく話。 このお話も好きだったな。最後の方、すみおさんの純粋な想いがますほ様に伝わっていくから今後が期待。
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さてさて、八咫烏シリーズ本編に寄り添う形で綴られる読みやすい短編集。スラスラ読了できて、読後感はシリーズにあまりない爽やかなものでした。 前向きで、とてもいい。ポジティブ。
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短編集だったこともあり、あっという間に読めた。 本編を補完してくれる内容でとても楽しめた。 中でも墨尾と真赭の薄の話は本編の後日談で、気になってた部分でもあったので、二人の会話にちょっとニンマリしてしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いやいや、本編に関係ないとはいえ、珠玉のエピソードの宝庫ではないか! 特に真赭の薄! 1巻の『烏に単は似合わない』のときは、あんなにいけ好かない女だったのに、こんなに格好いい人になるとは思ってませんでした! 「しのぶひと」 『弥栄の烏』でチラっと出てきた、雪哉と真赭の薄の縁談エピソード。 しかし、真赭の薄はどうしてそこまで拒むのかな。 やっぱり、浜木綿が好きなんかな。 「すみのさくら」 浜木綿と若宮の幼少期のエピソード。 彼女は最初から、若宮の妻になる気はなく入内していたのか……。 結果的には浜木綿が正室になり、これ以上の伴侶はいないと思われるのだが。 「まつばちりて」 誰の話かと思ったら、藤宮連で確かに"松蔭”という人がいたな、と思ったり。 けど、彼女が登場するシーンの記憶があまりないし、突然出なくなったとかも全然覚えていない。 「ふゆきにおもう」 今まで(多分)名前すら出てこなかった雪哉の実母、冬木と養母、梓の話。 雪哉の狡猾さと性格の悪さ、そして賢さは母譲りだったのか……。 最後まで、冬木を真に理解しているのは梓だけだったし、冬木の思いに涙が止まらない。 「ゆきやのせみ」 蝉を食べる描写がなんとも……気持ち悪い。 「わらうひと」 一話目の「しのぶひと」と対になる話。 澄尾の想いにこれまた涙がちょちょぎれる……。 澄尾は今は勁草院で教えてるっぽいけど、まさか山内衆に復帰するのか!?
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澄尾とますほの薄の話で最初と最後サンドイッチされた構成が好き。 2人の正面からしか向き合えない不器用さも好き 2024.7.15 101
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Amazonオーディブルで聴いた。 八咫烏シリーズの外伝。 「しのぶひと」 ますほのすすきが雪哉との縁談についてそこまで怒るのがよく分からない。 「ゆきやのせみ」 なんなのコレ?(^_^;) 雪哉に蝉を食わせる若宮、いじめ???
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