烏百花 蛍の章 の商品レビュー
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一部読み終わった後、この外伝読んだらなんかココロがほぐれる感じ。 若宮と雪哉のじゃれ合いみたいなやりとりで、なんかちょっと泣きそうな気分になった。 物語の世界がぶわっと広がるような短編集。
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蛍が猿襲撃まで、白百合が追憶の烏まで、といったかんじ。 正直読まなくても差し障りはない。このシリーズが好きなら、作中のキャラクターをより知ることができるようになる、という番外編だと思う。 こちらの方が第1部の内容ということもあり、気持ち楽しく読めた。
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最後の澄尾の話が好き 改めて言われると、確かにますほの薄のシリーズ初期から話が進むにつれての株の上り方がすごい。
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番外編として本筋の間に何があったかという作品集ですね。 これはねぇ、いろいろこじらせてるなぁと思いつつ読んでました。 平安時代もそんな感じだったのかなぁ。
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本編の裏話とかサイドストーリーとかあの頃あの人はみたいなのが大好きなので、どの話も"良〜!!!"となりながら読みました。本編では嫌な感じだった松韻の印象がはね上がったのが読了後一番大きな変化かな。
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本編が好きになるほど外伝が嬉しくなる。 【しのぶひと】 気になってた雪哉と真赭の薄の縁談の話。 身分やら政治やらの話をしたらお互いちょうどいい相手なんだろうけどね。 若宮夫妻は似たもの同士で仲がいい。んでもって二人とも人が良い。 真赭の薄に良い縁談をと考えてるから優しいと思う。真赭の薄の事は無視してしまってるけど。 【すみのさくら】 浜木綿と若宮の出会いはもっと野性的な感じかと勝手に思ってた。八咫烏の姿で山の中とか。 でも実際は色々と危ない出会いですね。ばれたらどうなってたか。 浜木綿は姉の様な目線で登殿したけどまさか夫婦になるとはね。 【まつばちりて】 あの人はもう居ないのか。 大紫の御前に無いものを得た。 亡くなったけど、ある意味大紫の御前に勝ったと言えるのはこの人だけでは? 【ふゆきにおもう】 雪哉はだいたい生みの親譲りだったんですね。特に賢さ。体が丈夫であれば本当に将来有望な人だったのか。 育ての親の梓さんは冬木さんの事、嫌いでは無いだろうと思ってたけど主従関係だったとは。 主従関係だけど良い関係。 いいものでは無いだろうけど側室に選ばれたのは梓さんて良かった。 兄弟仲が良いのは梓さんが大切に育てたからですよね。 まさかここで若宮と雪哉が出会っていたとは。 雪哉の父は参謀になった息子に対してどう思っているんですかね。 【ゆきやのせみ】 墨丸の戸籍に驚きは無い。 けど何をしてきたんでしょうね。 若宮が後ろで頷きながら拍手してるのは面白い。 若宮って凄いと思うんです。捕まってしまったのはしょうが無いと思うんです。思うんですけど蝉は食べれるかそんな真剣に考えないで欲しい。笑ってしまう。 【わらうひと】 同期は誰も縁談相手に雪哉を勧めない。 勁草院で言った相手に求める事だけが原因じゃないですよね。 私はシリーズ4で楽しそうに煽りながら喧嘩してたのを思い出す。 澄尾さんは凄くかっこよくて凄く良い人。 左手足が無くなっても弱くなったとは思えない。 身分が必要だと思う時もあるけどこういう時、身分が煩わしく思う。やるせない。
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八咫烏シリーズのファンにとってはたまらない一冊。登場人物それぞれにまつわる短編が6章収録されているんですが、どれも良かった。 「ふゆきにおもう」と「わらうひと」の章が特に好きです。
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恋の話が集まっていて、読了感がよい。澄尾と真赭の薄の恋とか、冬木の話とか素敵だった。わたしは先に第二部の追憶の烏までを読んでしまったから、とても切なくなる部分もたくさんあった。
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本編を補足というか外伝というかスピンオフ? まあ、呼び方はともかく、各キャラの性格がよく出ていて面白い短編集です!
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異世界「山内」の壮大な歴史の流れの中、主要人気キャラクターたちはどんな風に育ち、一方でどんな関係を結び、事件の裏側でなにを思っていたのか。 美貌の姫君へのかなわぬ想い、愛を守るための切ない大嘘、亡き人が持っていた壮絶な覚悟、そして、「命をかけた恋」……本編では描かれなかった、「恋...
異世界「山内」の壮大な歴史の流れの中、主要人気キャラクターたちはどんな風に育ち、一方でどんな関係を結び、事件の裏側でなにを思っていたのか。 美貌の姫君へのかなわぬ想い、愛を守るための切ない大嘘、亡き人が持っていた壮絶な覚悟、そして、「命をかけた恋」……本編では描かれなかった、「恋」の尊い煌めきが満ちる魅惑の短編集。 「文藝春秋BOOKS」より 外伝.この話は、あの時の!と分かるあたり、本編の描写がしっかりしているからなんだろうなと思う.読み進めるごとに、作品への理解が深まり、物語が分厚くなっていく. 本編で詳しく描かれていなかった部分のエピソードもあって、それもまた物語を奥深いものにしている.
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