なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか? の商品レビュー
サイゼリヤでのバイトに至るまでの物事の考え方が大変参考になった。特にチームづくりの概念や、リーダー論も学びになったし、「自分の問題意識と他人の問題意識は必ずしも一致しない」登録、響く言葉もいくつか。文章にして表すって大事。 そして著者個人のことに加えて、サイゼリヤがなぜ凄いのかと...
サイゼリヤでのバイトに至るまでの物事の考え方が大変参考になった。特にチームづくりの概念や、リーダー論も学びになったし、「自分の問題意識と他人の問題意識は必ずしも一致しない」登録、響く言葉もいくつか。文章にして表すって大事。 そして著者個人のことに加えて、サイゼリヤがなぜ凄いのかということも勉強できたのが良かった。サイゼリヤの会長の本も、読みながらポチりました。惜しむらくは、自分が今はサイゼリヤにすぐに行ける場所に居住していないこと……
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筆者の方の熱がすごい伝わります。 安かろう悪かろうという固定観念が変わります。安くてあの商品やサービスなのは企業努力の賜物なのかと考えるようになりました。 サバンナ精神とマヨネーズ理論は参考になります。
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ミシュランシェフがサイゼでバイトして人時生産性を約3.7倍にした過程を知れる一冊。 何か突飛な事が書かれてるわけではないけど、 基礎の積み重ねの重要性を再確認した。 結局、基本を徹底して積み重ねられるかどうかの違いですな。 グラスラック買い足して、洗い物の時間を1日あたり3...
ミシュランシェフがサイゼでバイトして人時生産性を約3.7倍にした過程を知れる一冊。 何か突飛な事が書かれてるわけではないけど、 基礎の積み重ねの重要性を再確認した。 結局、基本を徹底して積み重ねられるかどうかの違いですな。 グラスラック買い足して、洗い物の時間を1日あたり3時間から20分に減らしたところとかまさしく。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
サバンナ思考「危機感×気づき×即行動」 マヨネーズ理論「一流に学べば一流になれる」 この2点に本書はつきます。 またサイゼリヤの話しが思っていたより少なかった。
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周りに何を言われようが自分の夢を掲げながら生きていくことが大切なんだなということがわかった。 著者の村山太一さんのどこまでもコストを削ることに努力し続ける姿に感動した。 印象に残った場面3選 P141 そもそも、人生が一番豊かになるのは、自分が好きなことや得意なことをしていると...
周りに何を言われようが自分の夢を掲げながら生きていくことが大切なんだなということがわかった。 著者の村山太一さんのどこまでもコストを削ることに努力し続ける姿に感動した。 印象に残った場面3選 P141 そもそも、人生が一番豊かになるのは、自分が好きなことや得意なことをしているときです。自分が好きなことをして、お客様がそれで幸せになって、売上が上がるのが商売の基本でもあります。 P212 バカの最強の武器は、その没頭力です。「俺ダメなんじゃないかな?」「他の人に変わってもらえないかな?」なんて、考えているようではダメ。バカになりきれていません。 P218 ラッセで出している損失額は僕が断トツで多いんですが、行動しないことが失敗です。致命傷さえ負わなければいいんです。
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ミシュランの一つ星を9年連続維持しておられるイタリアンレストラン「ラッセ」の経営をされている著者の村山さんの成功法則。世間からは成功者として見られるが、村山さんは労働環境、利益率の低さから危機感を覚え、サイゼリヤの高生産性を学ぼうとアルバイトを始める。 村山さんが提唱する成功方...
ミシュランの一つ星を9年連続維持しておられるイタリアンレストラン「ラッセ」の経営をされている著者の村山さんの成功法則。世間からは成功者として見られるが、村山さんは労働環境、利益率の低さから危機感を覚え、サイゼリヤの高生産性を学ぼうとアルバイトを始める。 村山さんが提唱する成功方法は以下の2点である。 ①サバンナ理論・・・「危機感」×「気づき」×「即行動」 ②マヨネーズ理論・・・超一流をパクリ、最速最短で成長するメゾット サバンナ理論の一番の敵は「思考停止」。そして、その原因は「固定観念」である。 成功する原理原則として「より良い方向に、変化し続ける」ことがあげられている。 この本から得られたアクションプランは、「一日一回この作業はなぜするのだろうか?と自問自答すること」である。 自分自身に「問い」を設けることで、思考停止を防いでいきたい。
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一流の頑固な料理人が下っ端アルバイトを経験し、生産性を上げる改善や人材マネジメントを学んだという話。 純粋にサイゼリヤに興味をもったことと、読書家であるという話が意外であった。 自営業で飲食店をやっている方には参考になるかもしれません。外食チェーンで働いたことがある私からする...
一流の頑固な料理人が下っ端アルバイトを経験し、生産性を上げる改善や人材マネジメントを学んだという話。 純粋にサイゼリヤに興味をもったことと、読書家であるという話が意外であった。 自営業で飲食店をやっている方には参考になるかもしれません。外食チェーンで働いたことがある私からすると、前半部分はまぁそうだよなという感じ。 観察する力、努力し行動すること、常に柔軟に、素直に…成功者のエッセンスです。
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本書のキモは「サバンナ思考」と「マヨネーズ思考」をベースにした他人に差をつける成長の方法にある、と思いきやそうではなかった。 そもそも、「俺がどうやってこんな成長できたかお前らに教えてやる」的な著者じゃない。サバンナでいうなら、自分は喰う側のライオンではなく喰われる側のシマウマだ...
本書のキモは「サバンナ思考」と「マヨネーズ思考」をベースにした他人に差をつける成長の方法にある、と思いきやそうではなかった。 そもそも、「俺がどうやってこんな成長できたかお前らに教えてやる」的な著者じゃない。サバンナでいうなら、自分は喰う側のライオンではなく喰われる側のシマウマだと著者自身が書いている。だけど、読めば読むほどこんなアクティブなシマウマ、追いかけるだけでめんどくさいと思える。 本書に書かれていることのメインは、日本の武道でいうところの「守・破・離」(しゅはり)であるとボクは受け取った。 「守」とは、とにかく守ること。言われた事、指示された事、それを少しも違わぬようにひたすら守ることを意味している。この時、イジってはいけない。まずは完コピを目指すことに集中するのが「守」の教えだ。 正直、現代のようにネットが発達した今これが以前よりいっそう難しくなっていると思ったりした。どこかしこから、「これが正解だ」の、「ここをこうした方が効率的だ」など、まぁとにかく様々な情報が邪魔をしてくるからだ。めちゃくちゃ気が散るし、何より迷いやすい。 だからこそ、本書で書かれているような古典的な教えがキラリと光るのかもしれない。今の時代だからこそ、読むべき一冊だと思える。 一気にすべて読み終えたそこには、いつの間にか「バイトやるなら何がいいかなぁ」と考えているボクがいた。 きっとバカなんだろうな…ボクも(笑) そんなバカな自分を、ちょっと誇らしく思えるような清々しい気持ちにさせてくれる良書だった。 おすすめ。
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飲食だけでなく、すべての仕事に役立つと思う。とくに、読書をどう活かすかについては大きな指針になると思う。 上から盗む文化の著者がいかに体系的なマニュアルをつくり、社員を幸せにしたかは、参考になる。 本書には出ないが、守破離の具体的な実践法だと思う。 1200-1500円で売られる...
飲食だけでなく、すべての仕事に役立つと思う。とくに、読書をどう活かすかについては大きな指針になると思う。 上から盗む文化の著者がいかに体系的なマニュアルをつくり、社員を幸せにしたかは、参考になる。 本書には出ないが、守破離の具体的な実践法だと思う。 1200-1500円で売られるような本が900円というのもインパクトが大きい。新書かと思った。
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これはオススメ! 内容もよく、読みやすいので一気読み。 "師事したい人に対して「僕の情熱はあなたよりも上だ」という熱意を見せないと、それ以外に自分が勝てるところなんか一つもない(…という思いのもと)履歴書の「分厚さ」(によって)相手に期待感をギフト"する。文...
これはオススメ! 内容もよく、読みやすいので一気読み。 "師事したい人に対して「僕の情熱はあなたよりも上だ」という熱意を見せないと、それ以外に自分が勝てるところなんか一つもない(…という思いのもと)履歴書の「分厚さ」(によって)相手に期待感をギフト"する。文字でサマリーすると何だかシンプルになってしまうが、正直、ここまでやるのかというほどの行動力だ。 タイトルにもあるサイゼリアでアルバイトを始める前にも、オーナーの著書を読破、まずは何をやっているかの知識を得た上で現場に入れば吸収が違う。またしても、徹底した準備には頭が下がる。 サイゼリアでは160席の店を5人のスタッフで回す。そのために生産性向上だけを専門に考えるチームがある。そして、そこでの経験を踏まえ自店での生産性アップに着手。ワイングラスに水垢がつかぬよう、純水で洗える洗浄機を購入。グラスを取りに行って戻る動作を不要にするため、客席にラックを設置。結果、終業後に3時間かかっていた洗い物は20分で済み、1つ6000円のラックが9個で54,000円、人件費を考えたら数日でペイするなど。 が、それでも客単価750円のサイゼに対し2万円の自店の人時生産性(単位時間あたり収益)はおよそ半分。この差を埋めるため、敢えて席数を「減らす」ことを決断。無駄な動きがなくなり、顧客サービスレベルも向上、そして何より少ないスタッフ数で店を回せるようになり人時生産性が3.7倍に。 徒弟制度の店と異なり、"手取り足取り教える" ことで、10年かかるところを半年で一人前に。教えてくれるのが当たり前…になってはいけないが、このマインドチェンジは重要だ。自分が師匠の完コピを行うことで成長した、「自分ができたんだから、お前も」では、スタッフを潰してしまうことの方が多いのだ。 最後に、何よりのオススメは読書と解く。 なぜなら「本の著者の考え方を理解して丸パクリできれば、ものすごいスピードで成長でき」るから。そのためには 1. いろんな分野の本を読む(広げる読書) 2. トップの人の本を読む(深める読書) の両立が必要だ。 巻末のサイゼリア会長&社長との鼎談も面白い。著者がバイト経験をモノにできたのは、観察力と、その後の実行力に尽きるという両者の評は、シンプルながら真実だろう。 「#なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか?」(飛鳥新社、村山太一著) Day259 https://amzn.to/37EoqtA
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