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なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか? の商品レビュー

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2022/03/27
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◆落とし穴におちないで、最短で成長する ・サバンナ思考「危機感×気づき×即行動」 ・マヨネーズ理論「一流のやり方を丸パクリ」 ◆サバンナ思考 ①危機感②気づく③早く行動する ◆ウェイト&ストップ思考は危険(固定観念) ◆つねに『なぜ?』を考える ◆危機感を持って周りをみれば、気づきが多い ◆空気は読まなくていい、本当に大切なものを守ろう ◆マヨネーズ理論 ・一流になるなら一流から学ぶ ・一流に学んだ方が超速で成長できる

Posted byブクログ

2022/03/22

歳を取るほど固定観念に囚われる。思考停止で停滞が一番のリスクだ。生き残りたければプライドを捨てろ。 過去の成功体験にしがみつくな。(大した成功ではないはずだ) これからの時代は固定観念に如何に縛られず、「前提を疑う」ことができるかが非常に大事だ。 これには学生時代の偏差値は全く役...

歳を取るほど固定観念に囚われる。思考停止で停滞が一番のリスクだ。生き残りたければプライドを捨てろ。 過去の成功体験にしがみつくな。(大した成功ではないはずだ) これからの時代は固定観念に如何に縛られず、「前提を疑う」ことができるかが非常に大事だ。 これには学生時代の偏差値は全く役に立たない。 どれだけ実行できるか。そのためには考えるよりも行動に移すこと。 とにかく何も考えずに最初の一歩を踏み出すことなのだ。 あらゆるビジネス書で説かれていることであるが、まさに実践する人は数少ない。 著者は実際にサイゼリヤでアルバイトしてみた。 そうしたらものすごく発見があったという。 無駄を省くオペレーションの数々が、今までのレストラン経営を根本から見直すきっかけとなる。 本当にこういうことなのだと思う。 「自分はこのままでいいや」と思った瞬間に、成長は止まる。 そして今までのやり方を何も考えずに踏襲し、日々を過ごしていくこととなる。 変化があまり無かった時代はそれでもよかったのかもしれない。 そして人生が短かった時代はそれでもよかったのかもしれない。 今はものすごく変化の激しい時代だ。そして長命だ。 40歳でその思考に囚われたとして、そこから30年間以上も働くことになるのだということを理解しているだろうか。 「停滞」や「現状維持」ではあっという間に取り残されてしまうのだ。 考えれば分かることなのに、案外とそのことに気が付かない人は多い。 (それこそ「思考停止」だ) 気が付いても何も行動に移せないのかもしれないが、本書でも語る通りほんの少しの変化でもいいのだ。 小さな努力は絶対に出来るはずなのだ。 本を読んでもいい。 人と仕事の改善について話合ってもいい。 ちょっとGoogleで検索して調べるだけでもいい。 小さな努力の積み重ねが30年間で大きな差となってしまう。 止まっている理由はない。 本書で非常に料理人らしいと思った格言が「超一流の人を丸コピしろ」だ。 会社員ではなかなか教わらない事例であるが、これは自分でも納得がいく。 成長のためには、結局自分自身で勉強することが必要なのだが、まずは自分の師匠(しかも超一流)に師事し、それを余計なことを考えずに丸コピしてみる。 一挙手一投足。呼吸のタイミングすら真似をする。 超一流の師匠の気持ちに乗り移って仕事に向き合ってみる。 そうすると本質が見える瞬間があるのだという。 一方で本書の後半ではマニュアル化の重要性も説いている。 ここは相反する主張ではあるが、実は自分的には腹落ちしている。 超一流の師匠の作法も、マニュアル化できるものはした方がいい。 時間をかけるよりも、ショートカットして技を会得した方が絶対にいい。 その上でマニュアル化できない暗黙知を身体を使って会得するということなのだ。 まさに「守破離」であるが、先ずは自分の中に取り入れて、その上で自分オリジナルを追求していけばいい。 今の時代は自分の会社の中で師匠を見つけるのが難しいかもしれない。 しかしこれはお薦めする。ある一つの技についての師匠でもいいはずだ。 「これは使える」と思ったものはドンドンと丸コピして取り入れるべきなのだ。 自分もまぁまぁいい歳になってしまった。今でも向上心を忘れずに行きたいと思っているが、自分も後輩から真似されるくらいの側になれればと思う。 自分の小さな経験についても、マニュアル化出来るところは進めていきたいと思う。 著者は自らのことを「バカ」と卑下するが、決してそんなことはない。 バカでは、こんな人に伝える文章を書けないだろう。 ここで言うバカとは、スティーブ・ジョブズが発した「Stay hungry, stay foolish」と同義だろう。 大いなる野望を抱いて、まっしぐらに突き進めということなのだ。 (2022/3/21)

Posted byブクログ

2022/03/21

こんなに目的意識を強く持って行動している人がいるのかと衝撃を受けた。 来月から異動。自分より若い人にいろいろ教わることになる見込み。これまでの自分の実績にそれなりに自信はあるけど、驕ることなくすべてから学ばせていただこうと思った。 神経を研ぎ澄ませて広く世の中や周囲に注意を注ぎ、...

こんなに目的意識を強く持って行動している人がいるのかと衝撃を受けた。 来月から異動。自分より若い人にいろいろ教わることになる見込み。これまでの自分の実績にそれなりに自信はあるけど、驕ることなくすべてから学ばせていただこうと思った。 神経を研ぎ澄ませて広く世の中や周囲に注意を注ぎ、考える。そして仲間といっしょに考える、行動する。

Posted byブクログ

2021/12/04

まずこの本の値段に驚いた。そして読み終わって値段の何倍もの価値がこの本にはあるということにまた驚いた。 日々、仕事をしている中でどうしても固定観念というものが生まれてきてしまう。そして徐々に物事を深く考えず当たり前を当たり前だと思うようになってしまう。そんな状態に陥ってしまうこと...

まずこの本の値段に驚いた。そして読み終わって値段の何倍もの価値がこの本にはあるということにまた驚いた。 日々、仕事をしている中でどうしても固定観念というものが生まれてきてしまう。そして徐々に物事を深く考えず当たり前を当たり前だと思うようになってしまう。そんな状態に陥ってしまうことが危険であり、そうなってしまわぬようにはどんな考え方を持つことが大切なのか、また自分を成長させるためにはどんな理論が必要なのかを学ぶことができた。 何か一つのことに没頭することのできるバカをなりたいと思う。

Posted byブクログ

2021/10/23

どんな経験からも学べるし、 逆に同じ経験をしても学ぶつもりで見ていないと学べない。 本も、読んだ後に行動を変えないと、ただ知識を得ただけになってしまう。 私も、一つ一つきちんと消化するような読書をしていきたいと思った。

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2021/10/16

サバンナ思考の入り口「危機感」を、動物園で安全に育った動物が手に入れることができるかが肝なのかなぁというのが本書を読んでの感想です。 自分の腕で勝負する世界にいる著者はそれを抱きやすかったのかもしれません。でもさすがの行動力。

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2021/10/15

改めて初心を思い出すにはよかった。自分のしたいことはバイトしてお手本を学んだり、苦手なものに挑戦するという考えは面白い。バイトは、責任もそれほど追求されずに、色々挑戦しやすい環境である。手触り感のある実践がすぐに必要な場合には有効な手だと思う。Design Thinkingで言え...

改めて初心を思い出すにはよかった。自分のしたいことはバイトしてお手本を学んだり、苦手なものに挑戦するという考えは面白い。バイトは、責任もそれほど追求されずに、色々挑戦しやすい環境である。手触り感のある実践がすぐに必要な場合には有効な手だと思う。Design Thinkingで言えば、行動観察やeエスノグラフィーと言われるものが近いと思うが、「観察」ではなく「実践」という点が違うところ。実践にまさる理解はないと思う。

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2021/10/07

マヨネーズ理論にしろ、様々な経験にしろ著者には観察力があって成せる技だと感じた。 また、この本の熱量から著者と一緒に働いたら面白いなと感じた。 本は読むだけでなく、実践する事が大事と言うことなどこういった自己啓発本に有りがちな話ではあったが、成功者の自慢などにも見えず、納得のいけ...

マヨネーズ理論にしろ、様々な経験にしろ著者には観察力があって成せる技だと感じた。 また、この本の熱量から著者と一緒に働いたら面白いなと感じた。 本は読むだけでなく、実践する事が大事と言うことなどこういった自己啓発本に有りがちな話ではあったが、成功者の自慢などにも見えず、納得のいける内容だった。 また、巻末の対談がすごく、著書に対して感じた著書が持つ観察力の話や見返りを求めずに人のために働ける稀有な存在であることなど、対談者も著者に対して同じ感情を持っており、色々と再確認ができた。

Posted byブクログ

2021/10/03

偏差値37とは思えない努力家 努力家であり挑戦家 クソ上司になってしまった星付きシェフがサイゼリヤの経営効率に出会う

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2021/09/30

自称勉強嫌いの著者・村山太一さんが、一流シェフとして東京目黒に自分のお店「ラッセ」を構えていながら、ファミリーレストランのサイゼリヤでアルバイトをしちゃい、そこで学んだ事をラッセの経営に生かし、生産性を爆上げしスタッフもハッピーにしちゃったという話です。 アフリカのサバンナで生き...

自称勉強嫌いの著者・村山太一さんが、一流シェフとして東京目黒に自分のお店「ラッセ」を構えていながら、ファミリーレストランのサイゼリヤでアルバイトをしちゃい、そこで学んだ事をラッセの経営に生かし、生産性を爆上げしスタッフもハッピーにしちゃったという話です。 アフリカのサバンナで生き抜く為という例えはとても分かりやすく、村山さんはその方法を惜しみなく教えてくれちゃっており、アルバイト、オフィスワーカー、経営者等、幅広い肩書の方の参考になる内容だと思います。当書籍最後の方に村山さんお勧めの松下幸之助さんや本田宗一郎さんの本が紹介されていたので、いつか読んでみたいと思いました。

Posted byブクログ