あなたを閉じ込める「ずるい言葉」 の商品レビュー
トーンポリシングっていう言葉、初めて聞いてタメになった。 持たざる者が意見を言う方ことが「お願い」になっているシーンは多いかも。自分がどちらの立場でも「言い方」に囚われず中身を鑑みて捉えられるようになりたいと思った。 「普通の人間が生きづらくなった」はちょっとん?と思う部分も。...
トーンポリシングっていう言葉、初めて聞いてタメになった。 持たざる者が意見を言う方ことが「お願い」になっているシーンは多いかも。自分がどちらの立場でも「言い方」に囚われず中身を鑑みて捉えられるようになりたいと思った。 「普通の人間が生きづらくなった」はちょっとん?と思う部分も。 普通でない人って言い方自体は差別ではないのか? 普通っていうものはこの世になくて、個人が持っている特徴が今の社会での生きづらさに紐づいてるか否かっていうだけかと思っているので。
Posted by
「10代から知っておきたい」としている通り、会話形式のシーンは素朴に作られていて、解説で関連用語など補足する形。 「ずるい」というのはもちろん悪い意味で、その出どころは保身や配慮のなさ、無知であることを紐解いていくのですが、大人としては言ってしまっているかもしれないなぁとギクリと...
「10代から知っておきたい」としている通り、会話形式のシーンは素朴に作られていて、解説で関連用語など補足する形。 「ずるい」というのはもちろん悪い意味で、その出どころは保身や配慮のなさ、無知であることを紐解いていくのですが、大人としては言ってしまっているかもしれないなぁとギクリとするものです。 特に親や教師など対子どもで「上目線」になりがちな人に必要そう。 「いちいち取り合っていたら同じレベルになっちゃうよ」 「ひどいとは思うけど、そこまで傷つくことかな」 「悪気はないんだから許してあげなよ」 私にもまだ10代の記憶があるが、不当な扱いに怒ること、傷つけた側ではなく傷ついた側に寄り添うことをしてほしかったし、したかった。
Posted by
ざっと読み。 これを鵜呑みにして、人間関係上手く行く気がしない。 拗れたときに自分の中で、消化して正当化するためには良いのかも。
Posted by
「ずるい言葉」を真に受けて傷ついている人を多く見ている中で、あ~10代に読んで欲しい本だな、と思った。 この「ずるい言葉」を抜け出すための考えた方や関連用語がよりわかりやすいが、この本のいいところは「ずるい言葉」を言われた時に〝こう返せばいい〟と例文があるのがいい!!!
Posted by
「最近は普通の人間が生きづらくなった」→いま困っている「普通」でない人をより苦しめる。苦労は公平に負担することが大事。 これはかなり刺さった。 トーン・ポリシングには、言い方ではなく弱い立場にさらされてお願いする立場にあることがそもそもおかしい。にも納得。 やはり相手と対話す...
「最近は普通の人間が生きづらくなった」→いま困っている「普通」でない人をより苦しめる。苦労は公平に負担することが大事。 これはかなり刺さった。 トーン・ポリシングには、言い方ではなく弱い立場にさらされてお願いする立場にあることがそもそもおかしい。にも納得。 やはり相手と対話する時は、何よりも相手に寄り添うことが大事なのだと改めて痛感した。 本の例文にあるような、あからさまにモヤる言い方はされたことがないが、似たモヤっとなら経験はあるし、してしまったこともある。 自分の言動に気をつけながら、相手から言われた時にはこの本を参考に、反論していきたい。
Posted by
ずるい言葉を使いたくなくて、言われている人がいたらなにかサポート出来るようになりたいと思って読んだ本。 自分が言われたり、誰かが言われているのを聞いてもやっとする言葉。 そのもやもやの理由が少しわかった気がする。 中高生向けに作られているけど大人が読んでも勉強になると思う。
Posted by
「もっと早く言ってくれればよかったのに」(50頁)「そういうことはそういう人たちだけでやってくれ」(62頁)「昔はそれが普通だったのに」(162頁)「いまはそういう時代じゃないからね」(168頁)これは使っている!と思う言葉がありました。カクレた意味に焦点を当てれば、その発言は自...
「もっと早く言ってくれればよかったのに」(50頁)「そういうことはそういう人たちだけでやってくれ」(62頁)「昔はそれが普通だったのに」(162頁)「いまはそういう時代じゃないからね」(168頁)これは使っている!と思う言葉がありました。カクレた意味に焦点を当てれば、その発言は自分の都合を最優先していたり、時代のせいにして変化する必要性に誠実に向き合っていなかったりする態度に直結することが理解できました。
Posted by
図書館本。シーンによっては解釈が回りくどいのか理解しにくいところもありましたが、自分も無意識に使っているであろうズルい言葉が、いくつか取り上げられていたのは事実。特に自分を正当化するために、乱暴に相手を突き放すような言葉や否定的な言葉は、今後使わないように気をつけたいです。もっと...
図書館本。シーンによっては解釈が回りくどいのか理解しにくいところもありましたが、自分も無意識に使っているであろうズルい言葉が、いくつか取り上げられていたのは事実。特に自分を正当化するために、乱暴に相手を突き放すような言葉や否定的な言葉は、今後使わないように気をつけたいです。もっと言葉選びには慎重にならなくては、と思いました。
Posted by
https://www.wave-publishers.co.jp/books/9784866213033/
Posted by
自分がずるい言葉を発していないかチェックする目的で読んだので、子どもの立場からの評価は保留(子どもには難しく、さらなる行き違いやトラブルが生じそうな気はするけれど) 自分の言動にも無自覚な差別的もしくは不適切な発言(この本だと「あなたのためを思って」「友達にいるからわかる」等)を...
自分がずるい言葉を発していないかチェックする目的で読んだので、子どもの立場からの評価は保留(子どもには難しく、さらなる行き違いやトラブルが生じそうな気はするけれど) 自分の言動にも無自覚な差別的もしくは不適切な発言(この本だと「あなたのためを思って」「友達にいるからわかる」等)をしている可能性があることがわかったのは良かった。自分があらためることは気をつければできるだろうけれど、この本に書かれているように相手をたしなめるのはなかなか難しい。『まずは知る』ということが差別を無くす一歩ならこの本に意味はあると思う。
Posted by