あなたを閉じ込める「ずるい言葉」 の商品レビュー

森山至貴(著者)

2022/09/10

あなたのためを思って言っている
私は両親にこう言われたことはないが
自分は子供に言ってきてはないだろうか？と
振り返る。
また、この道がいいと提案することも
あなたのため、といいながら
自分のためなのではないか、と問うてみた。
愛情の裏返し、心配だから、という
名目の元、そんな言葉を言っていないかを
考えさせられる。
ぱらっと立ち読みしただけだけど
他にも、ずるい言葉ってあるだろうな。

自分が言われた時の対処も考えておこう

2022/09/01

小中学生と向き合う機会がある人にはぜひ読んでほしいし、自分も子供の頃に読みたかった。
今は割と人間関係を選べているので、直接こういうことを言ってくる人は周りにいないけど、大人になったって遭遇するよね。まず「これはずるい言葉だ」と気付けるようになると良いと思った。

2022/08/15

言われたことのある表現がいくつかあったから通しで読んだ。解説のように言えたら、違和感や嫌な思いを軽減できたかな。
相手は面食らうかもしれないけど、こんな冷静沈着で胆力のある人になりたいものだ。

2022/08/13

うーん…
「その言葉、相手は一応気遣って言ってると思うんだけど…」という言葉も取り上げられてて、
正直　この本に載ってることを10代が鵜呑みにしたら、めちゃ我儘に育ちそう、
自分の考えだけが正しいとか思っちゃいそう。
で、危ないなと思いました。

これは著者が言われたムカつく言葉集なの？
めんどくさい人なんだろうなと思っちゃう…。

こんな本を読むより、小説でもなんでもいいから他の本を読んでほしい。そして、いろんな言葉を発する人のいろんな気持ちを知って、ちゃんと自分で反発したりする力を持ってほしい。

2022/08/11

中高校生向けの本が好きで、図書館ではジュニアコーナーで本を漁っています。
この本のタイトルの「ずるい」にインパクトがあったので借りて読みました。

会話では、傾聴・受容・相手の状況に想像力を働かせた共感が大事。
無責任な長いものに巻かれた第三者話法は、自分を守るようで、他人には受け入れてもらえない効果がある。
そう理解しました。

本の中で紹介された言葉ですが、私も使っていたものがありました。それは、言葉の着地点に対して無知だった証だと思いました。以後心に留めます。

しかし、傾聴・受容・共感・傾聴・・それを現在進行形でスローガンにしている有名人がいらっしゃいますが。。まだ何一つリアクションしていないように感じてきました。具体的な言葉に置き換える時期はもうとっくに来ていると思います。

2022/07/16

この解説文を書きたいがために捻り出した極端な例文って感じでピンとこない。そうはならんやろ例文のせいで、こんな関係薄そうな表面的な会話の返答にいちいち突っかかるほうがめんどくせぇ…と感じるまである。私はたくさんの人を言葉で傷つけてるんだと思うよ。反省。

2022/04/26

読者に共感するように話は進んでいきますが、著者の主観のみで進んでいくように感じ取れ、「うーん、本当にそうかな？」と思う点も多かったです。
作中にもある通り、誰でも話をするときはある程度主観が入るものですが、もう少し視野を広げた解説でもいいのかなと思いました。
個人的には「あなたを閉じ込めないように」する本のはずが、著者の主観に閉じ込められたような感覚になりました。
対象に大人も入っていると書かれていましたが、周りの言葉に疑問を持った小学生〜中学生向けかなと思います。

2022/04/15

「そんな言い方では伝わらないよ」とか言い方の問題に矮小化されて、本来の問題から目を逸らされてはいかんという話が面白かった。

2022/04/12

実際に日常で言っちゃったことあるなぁ、とか言われたことあるなぁ、がいっぱい書かれていた。学生さんに限らず読めた。言われたことのあるモヤモヤしてた言葉が何故モヤモヤしたかがわかった。言っちゃった「ずるい言葉」は今後使わない。そういう考え方をやめると決意した。

2022/02/25

人の言葉に心がザワついたとき「こう考えたらスッキリしない？」と自分のことも他人のこともぶった斬ってくれるような内容。「カクレ悪意」や「カンチガイ善意」は自分にもあると思った。神経質にはならずとも正面から向き合いたい問題だ。