一人称単数 の商品レビュー
☆2.5 B。 村上春樹。いかにも。 クリーム 山手からの見晴らしが思いうかぶ。あの景色のところだとなんでも起こりうると思う。 with the beatles 私が持っていたのは meet the beatles だった。 アンチbaycityとしてbeatlesを聴きまく...
☆2.5 B。 村上春樹。いかにも。 クリーム 山手からの見晴らしが思いうかぶ。あの景色のところだとなんでも起こりうると思う。 with the beatles 私が持っていたのは meet the beatles だった。 アンチbaycityとしてbeatlesを聴きまくった。 spotifyでwith the beatlesを聴いてみたら全部歌えるのに驚いた。40年前でしょ。歌ってたのは。不思議の感覚。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
短編8つあるが、半分以上「は?」って感じ。 村上春樹の長編はストーリーもあっておもしろいが短編は合わないなと思った。 小説というかエッセイ風。実際にあったことなのかなと思う。 石のまくらは、短歌の話だし、まだしも小説っぽい。 クリームは、1番何が言いたいかわからん。結局リサイタルはなんだったのか。 チャーリーパーカーはややおしゃれ。 ビートルズは、結局彼女はどうして死んだのか。 ヤクルトスワローズ詩集は本当に出したのかと思った。ヤクルトファンだからうれしい。これが一番好き。 謝肉祭の逮捕されたシューマン好きは実在なのか。 品川猿はおもしろいが、結局なんだ? 一人称単数はただの愚痴か謎の話。
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10代後半から20代にかけて夢中で読んだ村上春樹。久しぶりに短編集を手に取ってみる。懐かしさを感じながらも、それほど読み進まない。いつもながらの不可思議な世界に少し苛立ちを覚える。 若い頃とはもう感じ方が違うんだなぁ、と少し寂しくなった。
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記憶のスタンプを押して、人はそれぞれ歩んでいくのですね。記憶はとても儚くて、そして頼りないものであって、どこかにしまいこまれていると思いきや、ふと零れ落ちてくる。雲散霧消する前に書き留めないといけない、そんな想いが伝わる短編集でした。
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文学ラジオ空飛び猫たち第7,8回紹介「これは村上春樹の黒ビールです」 ダイチ 村上春樹さんの短編は好きで、2、3年前の夏に読み返しました。村上春樹さんの小説は時間の経過やその時々の状況によって感想や捉え方が変わると思っていて、『一人称単数』も次回読んだときには違った印象を抱くの...
文学ラジオ空飛び猫たち第7,8回紹介「これは村上春樹の黒ビールです」 ダイチ 村上春樹さんの短編は好きで、2、3年前の夏に読み返しました。村上春樹さんの小説は時間の経過やその時々の状況によって感想や捉え方が変わると思っていて、『一人称単数』も次回読んだときには違った印象を抱くのではないかと思っています。ちなみに今回自分の気持ちにリンクしたのは『クリーム』と『ウィズ・ザ・ビートルズ』でした。どちらも過去の懐古を強烈に感じました。 村上春樹さんを読んだことがない人には『一人称単数』より『東京奇譚集』の方がおすすめです。例えて言うなら、この『一人称単数』は村上春樹さんの小説の中でも黒ビールのような存在だと思います。普通のビールを味わいたいなら『東京奇譚集』のような小説を。苦味のある小説を読みたいなら『一人称単数』を。 ミエ やはりどれも村上春樹さんらしい小説だと思いました。現実の世界と思っていたら実は夢の中だったとか、本当の出来事と思っていたことが本当の出来事ではなかったとか。そのようなフィクションとして描かれていることも主人公にとってはリアリティのある人生の一部で、人生を振り返ったときに残るのがそのようなフィクションの部分だったりします。リアリティを超えたフィクションを味わえるという点で、『一人称単数』は村上春樹さんらしさがあって魅力的だと思います。個人的には『チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ』が自分の過去と重なるところがあって一番好きでした。 村上春樹さんをあまり読まない人は、読む順番を変えていいと思います。『石のまくらに』から始まりますが、『ウィズ・ザ・ビートルズ』や『謝肉祭』から読んだ方が入りやすいと思います。 ラジオ第7回はこちらから⇢https://anchor.fm/lajv6cf1ikg/episodes/7-eh794h ラジオ第8回はこちらから→https://anchor.fm/lajv6cf1ikg/episodes/8-ehd95m
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比較的平坦な私の人生の時間の中でも、何らかのエピソードとエピソードの間の繋ぎとなるような、ただ経過するだけの時間を過ごすのにとても適したエッセイ。ただ文字を読み、飲み込めるサイズになるまで咀嚼して飲み込んだ。記憶に残るような感情の起伏は無いが、美味しく食べたのだと思う、そんな読書...
比較的平坦な私の人生の時間の中でも、何らかのエピソードとエピソードの間の繋ぎとなるような、ただ経過するだけの時間を過ごすのにとても適したエッセイ。ただ文字を読み、飲み込めるサイズになるまで咀嚼して飲み込んだ。記憶に残るような感情の起伏は無いが、美味しく食べたのだと思う、そんな読書感。
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自分にとっては全部不思議なお話で、ファンタジーなのかな。どの話がよかったかなぁとぱらぱらとめくり返すと、不思議なほど、どの話もよく覚えている。 ウィズ•ザ•ビートルズ 謝肉祭 品川猿の告白 が、特に惹きつけられたかな。
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残念ながら意味がよくわからない。 村上春樹は雰囲気を楽しむ作家だからと言われるし、その雰囲気が好きな作品も多々あるが、 この作品はちょっと私の好みではなかった。 ヤクルトの話が1番牧歌的だった。
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現実は小説より奇なり…なのか?はたまた著者の妄想なのか。その両方の組み合わせな気がする。 村上春樹の洋物のような、ディテール描写が私にはどうも苦手で、読み飛ばしてしまった部分もあるけれど、数十年前の出来事をそんな詳細に書ける力、記憶力には感服した。 また、彼が個々の出来事をしっか...
現実は小説より奇なり…なのか?はたまた著者の妄想なのか。その両方の組み合わせな気がする。 村上春樹の洋物のような、ディテール描写が私にはどうも苦手で、読み飛ばしてしまった部分もあるけれど、数十年前の出来事をそんな詳細に書ける力、記憶力には感服した。 また、彼が個々の出来事をしっかり覚えているからこそ、それがトリガーとなり他のものと結びつけられている、というところも感じ、自分も日々の出来事を大事にしようと思った。 最後の短編は、何を表していたのだろうか。 そして、これが村上春樹のエッセイで本当にあったことだとしたら…充実した青春を送っていらっしゃるなと思った。やはり書くためには豊かな経験が必要だな、と。
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図書館本。初の村上春樹。流石に名前は知っていた。 どうせ読むなら最新作を、と思ったがチョイスがまずかった様だ。どの話もオチらしいオチもない様に感じたし、フワッとした読了感。ただ、読んでいて苦痛に感じることもなくすらすらと読めたし、何より世界観は良かったと思う。 うーん、何とも言え...
図書館本。初の村上春樹。流石に名前は知っていた。 どうせ読むなら最新作を、と思ったがチョイスがまずかった様だ。どの話もオチらしいオチもない様に感じたし、フワッとした読了感。ただ、読んでいて苦痛に感じることもなくすらすらと読めたし、何より世界観は良かったと思う。 うーん、何とも言えないがこれが村上春樹ワールドなのだろうか、石のまくらの女性もどうなったのかよくわからないし、クリームの老人も何者だったのか、なぜリサイタルに呼ばれたのかなど謎は尽きない。だがそれが良いのかな。次は長編にチャレンジしてみよう。
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