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サクッとわかる ビジネス教養 地政学 オールカラー の商品レビュー

4.1

218件のお客様レビュー

  1. 5つ

    62

  2. 4つ

    110

  3. 3つ

    32

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2020/12/26

世界の見方、あるいは世界地図の見方が少し変わった。今後世界のニュースにより関心を持てそう。 シーパワー、ランドパワー、チョーク・ポイント。 本題ではないが、インドは人口13億人のうち半数以上が25歳以下で平均年齢が27歳(日本は47歳)ということに衝撃を受けた。

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2020/12/21

現代ニュースをより理解したいと思い読んだ一冊。絵が多く、地政学の用語についても丁寧に記載されておりざっくり理解に丁度いい。さらに深く地政学を踏まえた歴史を学びたくなった。

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2020/12/18

感情論抜きの学問として、とても理解しやすい内容。内容は星4だが、挿し絵やレイアウトが自分にあまりフィットしなかったのでこの評価

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2020/12/14

米中摩擦、中東問題など、理解しているようで理解しきてれいない複雑な世界情勢を地理的視点から分析することで、その問題の歴史的背景、要点を押さえることがてきた。また、文書だけでなく図と一緒に説明がされているので非常に分かり易い内容だった。

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2020/12/06

地政学とは、国の地理的な条件をもとに、他国との関係性や国際社会での行動を考えるアプローチのこと。国の行動には、地理的な要素が深く関わっている。 地政学の最大のメリットは、自国を優位な状況に置きながら、相手国をコントロールするための視点を得られること。 バランスオブパワーとは1...

地政学とは、国の地理的な条件をもとに、他国との関係性や国際社会での行動を考えるアプローチのこと。国の行動には、地理的な要素が深く関わっている。 地政学の最大のメリットは、自国を優位な状況に置きながら、相手国をコントロールするための視点を得られること。 バランスオブパワーとは1位の国と2位の国は対立し、1位と3位は協力関係になること。 大きな国際紛争は、常にランドパワーとシーパワーのせめぎ合い。ランドパワーとは、ユーラシア大陸にある大陸国家。シーパワーとは、国境の多くを海に囲まれた海洋国家。 沖縄米軍基地は完璧な拠点。拠点に必要な要素を完璧に備える。米海軍横須賀基地は世界一の設備。 日本は海に囲まれていることと、米軍基地があることで、第二次世界大戦後において平和な状態が続いている。 中国は対馬列島と尖閣諸島を手に入れて近海を制覇したい。 ロシアは主義・思想によって対立を続けているように見えていたが、実はもうイデオロギーの対立よりもロシアの領土拡充問題になっている。ロシアは、まず共産主義というイデオロギーで失敗し、次に資本主義というイデオロギーで失敗したので、強烈なリーダーシップと地政学的戦略で世界一の領土をもつことで自国の利益を維持している。 北方領土はロシアには大事なお宝だけど、日本における重要性は低く、海の向こうのアメリカや中国をけん制するのに重要拠点になっている。 この本から分かったことは、地政学という観点から世界を観ると世界で今起こっている国と国との鬩ぎ合いは隣国との関係だけではなく、大国の影響力や地理的条件の他にも多くの要因が関係していることが分かる。 なぜ様々な地域で国際的な問題が頻発して起こっているのかということが、自分の頭では理論的に整理できなかったけれども、この本によって世界は現状こうなっているというある程度の理由が分かりとても良かった。

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2020/12/03

「地政学」に関する書籍を初めて読んでみました。 特徴的なイラストを多く使い、地政学の基本的な考え方から、各エリアの歴史や特徴を分かりやすくまとめられていますので、最初の一冊としては分かりやすい内容だと思います。 それぞれの国には、地理的な条件や辿ってきた歴史がそれぞれあり、そこを...

「地政学」に関する書籍を初めて読んでみました。 特徴的なイラストを多く使い、地政学の基本的な考え方から、各エリアの歴史や特徴を分かりやすくまとめられていますので、最初の一冊としては分かりやすい内容だと思います。 それぞれの国には、地理的な条件や辿ってきた歴史がそれぞれあり、そこを紐解いていくことで、現在起きている問題の解決策が見えてくるかもしれません。 国際問題を考える上で、教養の1つとして今後もおさえておきたいと思います。 ▼基本的な6つの概念 ①地政学を駆使すれば世界を「コントロール」できる ・地政学=「国の地理的な条件をもとに、他国との関係性や国際社会での行動を考える」アプローチ ・国の行動には、地理的な要素が深く関わっている ・地政学最大のメリットは、時刻を優位な状況に置きながら、相手国をコントロールするための視点を得られること ・地理的な側面から国家のふるまいを検証する地政学を学べば、国の本音を見抜ける ②他国をコントロールする戦略「バランス・オブ・パワー」は、要するに猿山理論 ・「勢力均衡」突出した強国をつくらず、勢力を同等にして秩序を保つという国際関係のメカニズムのこと ③「チョーク・ポイント」をおさえて国家の命綱である「ルート」を支配する ・世界の主要なチョーク・ポイント:パナマ運河、マゼラン海峡、マラッカ海峡、ホルムズ海峡、喜望峰、バブ・エル・マンデラ海峡、スエズ運河、ボスボラス海峡、ジブラルタル海峡、イギリス海峡 ④国際的な紛争に見え隠れする「ランドパワー」と「シーパワー」の正体 ・大きな国際紛争は、常にランドパワーとシーパワーのせめぎ合い ・ランドパワーとシーパワーは両立できない ⑤大きな紛争は「ハートランド」のランドパワーと「リムランド」のシーパワーの衝突 ・ハートランド:ユーラシア大陸の心臓部。寒冷で雨量が少なく、平坦な平野が多い。古くから人が少なく、文明もあまり栄えていない ・リムランド:主にユーラシア大陸の海岸線に沿った沿岸部。温暖で雨量が多く、経済活動が盛ん。世界の多くの大都市があり、人口が集中 ⑥国同士の衝突の火種に コントロールに必須の「拠点」の重要性 ・エリアをコントロールするには、その付近に拠点をつくり、レーダーで監視したり、軍隊を駐屯させ影響力を保持する <目次> 1 地政学のルールを理解せよ!基本的な6つの概念 2 関係国とのリアルな情勢を知る 日本の地政学 3 世界を動かす大国の戦略が見える アメリカ・ロシア・中国の地政学 4 さまざまな思惑が複雑に絡み合う アジア・中東・ヨーロッパの地政学

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2020/11/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

地理的、歴史的なバックグラウンドを踏まえながら、シンプルな図を用いてを解説してくれている。とても分かりやすかった。 世界的に見ると日本は自然の恩恵を受けた島国であり、地政学的には平和を維持しやすい恵まれた環境だとわかった。このような環境にいると普段意識することはないが、世界では国益のために領土拡大や権力争いが常に続けられている。法や条約を守ることを前提とし、「人情」「義理」「好意」を世界に対して持つことが一般的な日本人の感覚かもしれないが、一歩外に出るとそれが通用しない世界なのだと痛感。 安易な平和論や理想論を唱えるだけでなく、状況を冷静に分析しなくてはいけない。

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2020/11/25

まず、Kindleで購入したのは失敗だった。書籍で買えばよかったと後悔。 内容はとてもわかりやすく客観的視野で書かれているので、ノイズが入らず読めた。内容は広く浅くなので、もう少し関連書籍を読んで知識を深めたい。

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2020/11/22

国際政治を劇とすれば、地政学は舞台装置。 イデオロギーを排除して地理的な側面から国家のふるまいを検証し、国の本音を見抜く、という地政学の観点から世界情勢を学べます。 イラスト多めでコミカルだけど、主観的な見方を排除して客観的に世界の国家の動向を解説しています。正直、テレビのニュー...

国際政治を劇とすれば、地政学は舞台装置。 イデオロギーを排除して地理的な側面から国家のふるまいを検証し、国の本音を見抜く、という地政学の観点から世界情勢を学べます。 イラスト多めでコミカルだけど、主観的な見方を排除して客観的に世界の国家の動向を解説しています。正直、テレビのニュースも新聞も国際欄は注視していないので、勉強になることが多々ありました。 個人的には ・ロシアの北極海ルート ・中東の民族・宗教が分断された複雑な関係 ・ドイツがEUで優勢になった理由 当たりが新鮮な知識となりました。 <心に残った言葉> 「どのような状態が世界平和なのか」という世界観は、国や人、民族、宗教などによって大きく異なるからです。人々が”自分たちに都合のいい平和”を求めるからこそ、絶えず争いが起こり、平和を求めること自体が、争いのタネにすらなっています。

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2020/11/22

知らなあかんなぁと思いつつ、避けていた地政学。 わかりやすく解説されてそうなので読んでみる。 北方領土にロシアが固執する理由を知らなかったが、 日本の領土になった場合に米軍基地のような軍事拠点が作られNATO側の勢力が強くなる可能性があるという理由に納得。それ考えたらロシアは手...

知らなあかんなぁと思いつつ、避けていた地政学。 わかりやすく解説されてそうなので読んでみる。 北方領土にロシアが固執する理由を知らなかったが、 日本の領土になった場合に米軍基地のような軍事拠点が作られNATO側の勢力が強くなる可能性があるという理由に納得。それ考えたらロシアは手放せんな 国のトップ同士が手を組んだり、ある国に批判的な声明を出したりするのをニュースでよく目にする。今まではなんかやってんなくらいにしか思わなかったけど、知識がついた今では味方や変わってくる。世界情勢を見る上でかなり前提となる知識であり、中学高校の教科書とかで「地政学」という章があっても良い気がする。 あったらごめんなさい (用語) ・バランスオブパワー 2位の敵国の浮上を阻止するため、1位と3位が手を組むみたいな話。アメリカと日本で中国を警戒しているのを イメージすればわかりやすい。 ・ランドパワー系とシーパワー系 ランドパワーは内陸の国。中国、ロシア、ヨーロッパなど。 シーパワーは海に囲まれた国。日本、アメリカ、イギリスなど。 この外交ニュースに出てくる国をこの2勢力に分類するだけでも、何となく状況が整理される気がする。 あと、一帯一路構想もこの2つのパワーを用いた構想と捉えれば、分かりやすい。

Posted byブクログ