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サクッとわかる ビジネス教養 地政学 オールカラー の商品レビュー

4.1

218件のお客様レビュー

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2022/02/23

まさに今オススメの本と言えます。 世界の情勢を、地政学という地理的な観点から説明してくれていて、各国のスタンスがとてもスッキリと理解出来ました。図を多用している点も読みやすくてありがたいです。 日本が世界の中ではどちらかと言うと辺境の地というか、ポツンと島国、であった点が今の...

まさに今オススメの本と言えます。 世界の情勢を、地政学という地理的な観点から説明してくれていて、各国のスタンスがとてもスッキリと理解出来ました。図を多用している点も読みやすくてありがたいです。 日本が世界の中ではどちらかと言うと辺境の地というか、ポツンと島国、であった点が今の平和を支えているのかなとも思いました。世界はもっと冷酷だ、という筆者の言葉が重く伝わります。俯瞰して世界を見ていく大切さも。

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2022/02/16

地政学とは個人的には国際政治のことだと思っているが、現代の地政学の差まりが非常によく纏まっている良書。 地政学は地理と歴史、また戦争論などを理解しなければならないが、そうしたものが非常に平易に解説されている。 直近のウクライナをめぐるロシアの態度など、ニュースを見ているとなぜ...

地政学とは個人的には国際政治のことだと思っているが、現代の地政学の差まりが非常によく纏まっている良書。 地政学は地理と歴史、また戦争論などを理解しなければならないが、そうしたものが非常に平易に解説されている。 直近のウクライナをめぐるロシアの態度など、ニュースを見ているとなぜ?と思うことが多々あるが、こうした知識が念頭にあると理解がスムーズになる。 とてもおすすめの本。

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2022/02/13

最近よく地政学のワードを聞くので、ざっくり理解をするために手に取りました。 宗教とか人種とかではなく、国の立地特性の注目したアプローチ。 国際世界を見るときの視点を増やせたのと、いろいろな対立関係を整理でき、有意義だった。

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2022/02/08

 大学・大学院では、土木・建築工学(防災)を専攻。  ただ、仕事柄、国際情勢も頭に入れる必要があり、手にした一冊。  著者は「地政学とは、国際政治を冷酷に見る視点やアプローチ」と表現しています。  内容は、地政学の入門書だと思いますが、情報の可視化が丁寧で、地球儀を俯瞰した状態...

 大学・大学院では、土木・建築工学(防災)を専攻。  ただ、仕事柄、国際情勢も頭に入れる必要があり、手にした一冊。  著者は「地政学とは、国際政治を冷酷に見る視点やアプローチ」と表現しています。  内容は、地政学の入門書だと思いますが、情報の可視化が丁寧で、地球儀を俯瞰した状態で、史実や各国の思惑などを理解することができます。  個人的には、教育のデジタル化が叫ばれている昨今、歴史の年号や事象を掻い摘んで暗記させるよりも、GIS(地理情報システム)を活用して、地図上で、歴史の流れ・背景を覚えさせる方が、将来的には役立つように感じました。  緊迫が続くウクライナ情勢や、中国の力による一方的な現状変更・・etc.  今後、世界はどう転ぶのか?を予測して行動する際、地政学は有用であると感じました。 〇【さいごに】  大好きな沖縄の方言で「いちゃりばちょーでー(一度出逢ったら皆兄弟)」があります。  心の底から、戦争なんて無くなれば良いと思いますが、現実を直視した上で、生き抜く必要がある・・冷酷な視点で物事を見つめる必要があるからこそ、人間としての温かい心を忘れてはいけない・・そう思えた一冊でした。

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2023/01/22

大学で国際関係学を学び、平和とはなにか、自分は世界平和のために何ができるのかについて、結論を出せず迷走したが、著者の言うとおりだと思った。なにを平和とするかは宗教や国や文化によって異なるし、一概に言えるものではない。地政学などの知識を持って世界情勢を俯瞰し、自分なりに”平和”とい...

大学で国際関係学を学び、平和とはなにか、自分は世界平和のために何ができるのかについて、結論を出せず迷走したが、著者の言うとおりだと思った。なにを平和とするかは宗教や国や文化によって異なるし、一概に言えるものではない。地政学などの知識を持って世界情勢を俯瞰し、自分なりに”平和”というものを考えれるようになりたいし、その一歩目として、この本は最適だと思った。

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2022/02/05

チョーク・ポイント、ランドパワー&シーパワー等の地政学の基本概念があることが分かった。図解でシンプルにまとめてあり勉強になった。国際ニュースがもっと楽しくなる一冊。北極海ルートのこの後が気になる。

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2022/01/27

はじめて「地政学」なるものに触れた本。 この知識を得たことであらゆるニュースの理解が一気に深まった。

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2022/01/20

「地政学」という分野に初めて触れたのだけど、パッと見平和そうに見える今の地球上にも各国の思惑が渦巻いてるんだなと思うなどした。 たまに勉強する分にはおもしろそう。

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2022/01/02

自分的初めての地政学!地政学とは国家間の関係性を地理的な見地から考察するもの。世界史をまともに勉強しなかった自分にとって、地政学を勉強するだけでも世界史が身に付きありがたい。アメリカにとって沖縄が、ロシアにとって北方領土がなぜ重要なのかということを地理的な面から考察するのは面白か...

自分的初めての地政学!地政学とは国家間の関係性を地理的な見地から考察するもの。世界史をまともに勉強しなかった自分にとって、地政学を勉強するだけでも世界史が身に付きありがたい。アメリカにとって沖縄が、ロシアにとって北方領土がなぜ重要なのかということを地理的な面から考察するのは面白かった。本書を通して読んでも難しいのはやはり中東の情勢。これまでの歴史的な経緯を踏まえて理解していかなければ、全体像は見えてこない。

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2021/12/29

アメリカのアフガニスタン撤退、沖縄の米軍基地、北朝鮮の核開発など、ニュースで断片的に聞く内容の背景にある歴史を理解できた。面白い点は以下の通り。 ①沖縄はアメリカにとって重要拠点 沖縄米軍基地からほぼ全ての国が大陸間弾道ミサイルの射程距離に入る。そのため、沖縄米軍基地はアメリカ...

アメリカのアフガニスタン撤退、沖縄の米軍基地、北朝鮮の核開発など、ニュースで断片的に聞く内容の背景にある歴史を理解できた。面白い点は以下の通り。 ①沖縄はアメリカにとって重要拠点 沖縄米軍基地からほぼ全ての国が大陸間弾道ミサイルの射程距離に入る。そのため、沖縄米軍基地はアメリカの安全保障にとって極めて大切。また、石油の9割を中東に依存する日本にとって、ホルムズ海峡の航行の安全を担保する米軍は欠かせない存在。なので、国内で反発感情が高まっても、米軍基地を沖縄から撤退させることは難しい ②台湾有事と日本 中国が台湾侵攻を実行する場合、尖閣諸島、竹島を迂回するルートを利用することが想定される。そのため、台湾有事は決して対岸の火事ではなく、日本の領土問題に関わる。 ③横須賀米軍基地は東南アジアの管理 横須賀米軍基地は日本国土のほぼ真ん中に位置し、中でも、東南アジアへの防衛を目的としている ④北朝鮮のミサイルは7分で日本国土に到着 金王朝の独裁政権である北朝鮮は、外交カードとして核開発を進めている。北朝鮮の核兵器は日本に7分で被弾出来る性能を誇り、日本にとっては安全保障を脅かす存在。 ⑤中国の水源確保 チベット仏教に中国が攻勢を強める背景にあるのは、チベット高原にある水源。これがメコン川として東南アジア諸国へ流れている。膨大な国土を誇る中国にとって、水資源確保は死活問題なのでダム建設をチベット高原の水源近くで行う。しかし、メコン川流域にある東南アジア諸国にとっては、水資源の供給が絶たれることを意味する

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