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女帝 小池百合子 の商品レビュー

4.1

166件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2023/04/30

昨年の選挙前に読めればいいな~と思って図書館に予約したのが3月ごろだったか???手元に届いたのが今年の2月。小池百合子は既に二期目に突入していた。 小池百合子が政界に進出してきたとき、私のイメージは悪くなかった。カイロ大学を卒業し、女性初の入閣。それも自民党をぶっ壊すと言った小...

昨年の選挙前に読めればいいな~と思って図書館に予約したのが3月ごろだったか???手元に届いたのが今年の2月。小池百合子は既に二期目に突入していた。 小池百合子が政界に進出してきたとき、私のイメージは悪くなかった。カイロ大学を卒業し、女性初の入閣。それも自民党をぶっ壊すと言った小泉純一郎の通常では考えられない構想のひとつ。密閉された政界をぶっ壊してほしくて、拉致事件を動かした(残念ながら解決ではなく膠着からの脱却し、前進していくかという期待から)私は小泉さんを支持していた。 でも!それが間違いの元だったのだ!!!とこの本を読んで思う。 一言でいうと、こわい…。 学歴が無いと政治家になれないとは思わない。でも、この小池百合子はカイロ大学を卒業したとは到底思えないのだ。学歴詐称は立派な公職選挙法違反だし、嘘に嘘を重ねて回りを巻き込んでいく。そしてエジプトという賄賂でどうにでもなる国の大学の卒業。首席で卒業ではないと認めたらしいのだが、口語と文語があるアラビア語はエジプト人でさえ一筋縄ではいかないというのに、首席で4年でなんてありえない…(留学生は10年かかって卒業という) 作者は小池百合子の発言や著書と事実を突き合わせて矛盾を追求していった。それを読んでいるとやっぱり小池百合子は嘘つきだと言わざるを得ない。 そして嘘を真実に変えてしまったマスコミも恐ろしいと思うし、責任も重い。 ニュースで放映されていた出来事の数々。 何故日本新党→自由党→自民党→都知事と変心を遂げたのか、この本を読んでバックグラウンドがわかった。 あのニュースの裏にはこういう事があったから、党替えをしたのか!と。 要するに時の権力者を見分ける能力がすごかったということなのだ。 そして何故都知事になったか。 その要因は舛添要一と自民党から総スカンをくらったからというのだが、うんうん、うなずける。 本当にうなずける本だった。 日本の政治のニュースを見ていた人ならば、大変興味深く、そうだったんだ!!!そういう意味だったんだ!とわかる本だ。 最初に戻るが、学歴が無いからと言って政治家になれないなんてことは絶対にない。 ただ、その人の根本的な人間の器次第なのだ。 小池百合子は強運の持ち主で、荒波を越えてきただけだと思う。 これからきっと化けの皮がはがれる時が来ると思う。 いや、きてほしい。 だって、正直者が馬鹿を見るなんて思いたくないから。

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2023/02/18

「トルコ風呂→ソープランド」の改名に一役買っていたと書かれている。また、舛添要一さんとお付き合いしていたとも書かれている。カイロ大学首席卒業とも書かれている。クールビズが唯一の実績とも読み取れる内容。嘘だらけの人生を歩んでいる。いい所なしの政治家。小池百合子。と読み解いた。

Posted byブクログ

2023/01/29

経歴とかは限りなく黒に近いグレーなんだろうけど、ここまで己の身ひとつだけで渡り歩き登り詰めてきた彼女が果たしてどこまで行けるのか、逆に見届けたい気持ちにもなった。

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2022/12/04

中身も人格も伴わない最強の野心家 女であることを切り売りするマーケティングと仕事運の強さでここまで来ているが誰か止めて欲しい

Posted byブクログ

2022/10/19

うそを突き通すのは、並外れた精神力では維持できず、ある意味これも一つの才能なのかも知れない。国会議員を経て都知事。もうかれこれ何年も経つが何一つ公約を実現していない姿に前まではもどかしさを感じていたが、この本を読んでみてとてもスッキリした。期待する方が間違っていたのだ。読書をする...

うそを突き通すのは、並外れた精神力では維持できず、ある意味これも一つの才能なのかも知れない。国会議員を経て都知事。もうかれこれ何年も経つが何一つ公約を実現していない姿に前まではもどかしさを感じていたが、この本を読んでみてとてもスッキリした。期待する方が間違っていたのだ。読書をすることは同じ失敗を繰り返さないことにあると言われるが、この本を通して学ぶことも多かった。人は誰しも国のため国民のために政治家になるわけではない。政治家になることが目的であったり権力や名声を得ることがゴールの人もいる。そのことをこれでもかと感じさせてくれる大作であった。

Posted byブクログ

2022/09/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

正直に言えば政治にはあまり興味がない。 そんな私が発売されてから気になっていた一冊、それが「女帝 小池百合子」。 発売されてからもうすぐ2年半... 彼女は今も日本の首都である東京都の都知事として君臨しています。 ノンフィクションである本書、書き終えるまでに約3年半を費やし、巻末に記された参考文献と資料の多さを鑑みれば基本的には本書の内容は正しいのだと思います。 だとすれば... 只々恐ろしい。 風見鶏のごとく権力に寄り添う姿はまるで小判鮫、いや、寄生虫。 本書に書かれている内容がもしも事実でないのであれば、間違いなく名誉毀損以外の何者でもない。 しかしながら、私の知る限りで小池さん側から訴えられているといった報道を見た記憶はありません。 一躍ときの人となった感のある小池都知事。 民主主義の根幹ともいえる選挙で当選し、風を読み、所属する政党をコロコロと変え、大臣にまで上り詰めた後の都知事選出馬。 日本の政治家の中ではマスコミの使い方が旨いし、間違いなく彼女が風を吹かせ、都知事選を圧勝。 都民ではありませんが、次の総理大臣候補とまで言われた小池さんはやはり世間一般でいう「女性」ではないのだろう。 彼女を一言で表すのならばまさに「女帝」。 一般的にいう面白い本ではないと思いますが、目を背けることが出来ずにページを捲る手が止まりませんでした。 内容(「BOOK」データベースより) 救世主か?“怪物”か?彼女の真実の姿。 コロナに脅かされる首都・東京の命運を担う政治家・小池百合子。 女性初の都知事であり、次の総理候補との呼び声も高い。 しかし、われわれは、彼女のことをどれだけ知っているのだろうか。 「芦屋令嬢」育ち、謎多きカイロ時代、キャスターから政治の道へーー 常に「風」を巻き起こしながら、権力の頂点を目指す彼女。 今まで明かされることのなかったその数奇な半生を、 三年半の歳月を費やした綿密な取材のもと描き切る。 〔目次より〕 序章 平成の華 第一章 「芦屋令嬢」 第二章 カイロ大学への留学 第三章 虚飾の階段 第四章 政界のチアリーダー 第五章 大臣の椅子 第六章 復讐 第七章 イカロスの翼 終章 小池百合子という深淵

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2022/09/15

事実に対する著者の解釈が悪意がありすぎて、読んでて具合悪くなったので、辛くて途中でやめてしまった。買わなくてよかったと思ったが、そういう見方もあるのだという勉強にはなった。

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2022/08/11

今更ながら読了。安っぽい暴露本かと思ってたけど、かなり濃密な内容だった。私が小池百合子氏を認識したのは都知事になる前あたりで、元々どんな経歴で政治家になったのかもよくわかっていなかった。カイロ大学の話も全然知らなかった。そして彼女が大学からニュースキャスターを経て政治家として登り...

今更ながら読了。安っぽい暴露本かと思ってたけど、かなり濃密な内容だった。私が小池百合子氏を認識したのは都知事になる前あたりで、元々どんな経歴で政治家になったのかもよくわかっていなかった。カイロ大学の話も全然知らなかった。そして彼女が大学からニュースキャスターを経て政治家として登りつめてた時代を知るとともに当時の政治ニュースやスキャンダルも振り返ることもできた。確かにそんなことがあったわと思いながら、自分がその本質を全然わかってなかったし、忘れてる事も多かった。 凄まじい上昇志向と虚無な実力で全てを踏みつけてのし上がろうとする様には辟易とするが、一方で後ろめたさを感じず走りつづけるのも生き様の1つとも思う。彼女が語ることのどこまでが真実かは不明だが、この本に書かれていることも脚色や憶測にすぎないこともあるのだろう。

Posted byブクログ

2022/08/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この国で、政治の世界で、女だてらにいろんなポストに着き続けているなんて、どんな人なんだろう?と以前から思っていました。 願わくばヒントを、と思って読みましたが、ファーーーwwwwwでしたね。 いやー、恐れ入りました。そらそうよな。怖い怖い。 以下、印象的だったところ。 •「勇二郎には、気に入った他人の体験や経歴を自分のものとして語る癖があった」(P.25) •「やりたいと思うことではなく、どこに行ったら競争相手が少なく、自分の希少性が高まるかを考えて行動していたという。それは単に楽な道を歩んで目立ちたいという思いからなのか、それとも生き抜こうという考えでの判断だったのか」(p.54)

Posted byブクログ

2022/07/04

シンプルに小池百合子すげぇって思った。 トップに立つ女性ってこれくらいの行動力と自信がないとダメなんだな、、 圧倒的権力で真実を捻じ伏せているのなら怖い、、 そんなことが当たり前な日本の政治恐ろしい

Posted byブクログ