たかが殺人じゃないか の商品レビュー
最後凄い興奮した。斬新な形式で初めてこんな小説を読んだ。しかし序盤は読みにくく昭和の時代を感じるのが難しかった。たかが殺人じゃないかなどのように昭和を感じれるのは良かったのかと。
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途中断念。 中盤以降は面白くなるそうだけど、そこまで行き着けず。 北海道とか東北とか長野とか岡山とか、私だけかもしれないけど土地に興味が持てるところと全く興味が持てない所ってある気がする。 愛知の歴史とか地名とか全然興味持てず。 またリベンジします。
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私には読みにくいタイプの小説。 「このミステリーがすごい2020」の1位でとても楽しみだっただけにスラスラ読めなかったのが残念。 時代も戦後直後ということや殺人現場やトリックの情景が頭に入ってこなくて、その辺はスルーして読むしかなかった。 でもエピローグで、ふふっとなる
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2021このミス一位 太平洋戦争終戦から、まだ左程経っていない昭和24年を舞台としたミステリ。 戦後男女共学となった高校において、密室殺人とバラバラ殺人が相次いで発生する。 ミステリ好きの主人公とその友人(女生徒は級長に貧乏華族に美貌の特殊職業)と顧問の女性教師が事件の解決に挑む...
2021このミス一位 太平洋戦争終戦から、まだ左程経っていない昭和24年を舞台としたミステリ。 戦後男女共学となった高校において、密室殺人とバラバラ殺人が相次いで発生する。 ミステリ好きの主人公とその友人(女生徒は級長に貧乏華族に美貌の特殊職業)と顧問の女性教師が事件の解決に挑む。 トリックもなかなか面白い。犯行の現場設定を注意深く読んでいれば、なるほどなと感じさせられる。 しかしそれよりも、まだまだ戦後混乱期の様子を色濃く残した時代設定が魅力的だ。アメリカによる強制的な民主化の歪みというか、現在におけるこの国のゆがんだ民主主義の根本原因がこのスタートにあるのではないだろうか。 そして序章における強烈な伏線にやられたことにより、陰鬱になりがちなこの話を、最後に笑わせてもらえたことが嬉しかった。
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前作なかなか読みづらい(前知識ほぼゼロの時代背景や描写をつねに想像させながらは疲れる)のを乗り越えての、今作。 読み易い、わかりやすくなってページが進む、進む。 しかし、前作苦労しただけあって、継続しているキャラクターは愛着もひとしおなのです。 それが、この結末はちょっと挫けそう…。 最後のオチは、なるほど、上手い!
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見知った地名が出ているのはうれしい。犯人は薄々感じていたが、なぜ犯行に至ったかは、驚き‼️ 昭和だね。
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読了 75点 感想 当時の時代考証やそこに生きる高校生である主人公たちの心理描写が読んでいて面白い。 敗戦を機に価値観が180度逆転した世相の中で、その世相に溶け込むことでしか生きられない人と自然と溶け込んだ人と溶け込むことを拒絶する人たちの葛藤、 また子供と大人の中間に位置する高校生という立ち位置に悩む主人公たちの葛藤も上手く描けている。 一方でそこを楽しめなければ読んでいても退屈な小説だろうというのが正直な印象。 20年度のミステリ3冠らしいけれどミステリ要素で見ると特別出来が良いとは思えなかったのが少し残念。
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戦後のリアルな様子と当時だからこそ起こってしまった事件、いろんな状況が何とも言えなかった。そしてとても面白かった。名古屋在住としては、名古屋、愛知の歴史について知れるのも楽しかった。
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ジュブナイルノベルの雰囲気がしていて、得意分野でないので登場人物のあだ名や文体に最初はなじめないまま読み進んだ。しかし第2の殺人が起こった辺りからはテンポの良さにほぼ一気読み。行動を見てれば犯人はわかるが、そうであって欲しくないと思う人物だった。そしてタイトルが台詞として出てきた...
ジュブナイルノベルの雰囲気がしていて、得意分野でないので登場人物のあだ名や文体に最初はなじめないまま読み進んだ。しかし第2の殺人が起こった辺りからはテンポの良さにほぼ一気読み。行動を見てれば犯人はわかるが、そうであって欲しくないと思う人物だった。そしてタイトルが台詞として出てきたとき、その意味の重さに愕然とした。作者が描きたかったのは、一つは戦争に纏わることだったろう。その戦争が殺害の理由にあまりにも大きな意味を与えているしかけに驚嘆と哀しみを覚えた。そして戦後を描きながら、どこかで変わらない、いや今諸々問題が顕在化している現代の日本の一部言動に通じるものも垣間見せている気がした。もう一つ作者が描きたかったのは戦後の名古屋(及び愛知県三河地方)の姿だったのだろう。学校や街の描写の細かさはそこに自分もいるかのような気になった。脚本家でもある作者の筆力のおかげか。登場人物たちが名古屋弁でなかったのは残念だったけど。
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なんというかその当時の空気や景色がすごくイメージさせられる作品でした。 評判通りという感じで満足。ひとつ前の作品も買いました。
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