青くて痛くて脆い の商品レビュー
何度も途中で読まなくなってしまったけどやっと読み切った。 読めば読むほど主人公の考えに共感出来なくなってしまって読むのが作業みたいになってしまっていた部分もあった。だが、最後の予想しない事実、学生時代の蒼さ、葛藤、考えに惹き込まれた。 社会人をしていてもまだ抜けない学生気分、僕に...
何度も途中で読まなくなってしまったけどやっと読み切った。 読めば読むほど主人公の考えに共感出来なくなってしまって読むのが作業みたいになってしまっていた部分もあった。だが、最後の予想しない事実、学生時代の蒼さ、葛藤、考えに惹き込まれた。 社会人をしていてもまだ抜けない学生気分、僕にとってはそれを思い知らせてくれるような一冊だった。
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実写化もされた作品。とても読みやすい。だけど、なんかスッキリしないというか主人公が裏でコソコソしてる感じがどうも好きになれなかった。この作品がじゃなくて主人公がだけど。
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この本を読み終わって、「意識高い系」と呼ばれる人の所以について考えた。なりたい自分になるためにキラキラした理想を追い求めるようで、化けの皮を剥がすと自己顕示欲とやらがドロドロと渦巻いている。私も、彼らに向ける眼差しは「イタい」と呼べるようなものかもしれない。しかし、理想を追い求め...
この本を読み終わって、「意識高い系」と呼ばれる人の所以について考えた。なりたい自分になるためにキラキラした理想を追い求めるようで、化けの皮を剥がすと自己顕示欲とやらがドロドロと渦巻いている。私も、彼らに向ける眼差しは「イタい」と呼べるようなものかもしれない。しかし、理想を追い求める上で、実務的で地味な努力をこなさなければならないのは事実である。そして、夢を夢で終わらせないためには、キラキラした部分にのみ目を向けているようでは良くないと考えられる。この本の読後感はなんとも言えない複雑さやモヤモヤを持っており、本作品の主人公とヒロインがどちらが正しいかはっきり白黒つけることができないからであろう。理想を抱きながら、地味な作業を淡々とこなす努力を怠らないようにしたい。
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若さ故の青さと痛さ。 大切な人を傷つけ、自分の過ちに気づいても取り戻せない時間。 人間ってそうやって成長していくのかなと。 そしてどんなに時間がたっても、『痛かった自分』に向き合う勇気が必要だと考えさせられた作品でした。
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内向的な主人公の少し歪んだポリシーは自分を守ってくれたけど、見ていて痛々しかった。 大体、人と接する時にこんなに細かく打算しながら会話してすごいなと思った。殻の中の安全圏に篭って出方を伺う様子は自分の中の一部分ともかぶってしまい、こちらまで青くて脆くて痛い(順不同)気持ちに追い込...
内向的な主人公の少し歪んだポリシーは自分を守ってくれたけど、見ていて痛々しかった。 大体、人と接する時にこんなに細かく打算しながら会話してすごいなと思った。殻の中の安全圏に篭って出方を伺う様子は自分の中の一部分ともかぶってしまい、こちらまで青くて脆くて痛い(順不同)気持ちに追い込まれそうになりました。 半分超えた頃の疾走感がものすごく寝なきゃいけない時間なのに気になり眠れないほどでした。主人公が大切なことに気づいてよかった。最後の覚悟もよく成長がよくわかった。
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映画を見て、小説も読んだ。大学生という自由で青春を謳歌できる時代に、誰でもが主役にはなれない、もどかしさを描いている。
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正直主人公のキャラが気に入らなくて読むの辞めようかと思っちゃった。 途中まで秋好は亡くなったと思ってたから驚いた。 最後の数ページに面白さが詰まってると思う。読み切れて良かった。
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失った親友を思い出した。 また会って話したいと思って連絡したけど、その時にはもう電話番号は変わってたな。勇気が出るまで時間がかかりすぎた、元気にしてんのかな。
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映画をまだ見たことがない状態で、小説をまずは読んでみようという気持ちで読み始めた。 人間の気持ちって本当に複雑だなぁと思った。 自分の本当の気持ちは感情でぐちゃぐちゃになって、心の底で思う考えを見えなくしてしまう。 この作品を読んで、自分に正直に生きることの大切さを学んだ。 ...
映画をまだ見たことがない状態で、小説をまずは読んでみようという気持ちで読み始めた。 人間の気持ちって本当に複雑だなぁと思った。 自分の本当の気持ちは感情でぐちゃぐちゃになって、心の底で思う考えを見えなくしてしまう。 この作品を読んで、自分に正直に生きることの大切さを学んだ。 次は映画を見てみようと思う。
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友達のススメ、なんとなく青春っぽいものが読みたかったから買い 主人公田端楓と大学で出会った同学年女子秋好寿乃の2人で作った秘密結社「モアイ」から始まる物語 自分にとっては珍しく途中から主人公に共感できなくなり違和感を感じ続けた その違和感はなんだったんだろうと考えていたが、田端...
友達のススメ、なんとなく青春っぽいものが読みたかったから買い 主人公田端楓と大学で出会った同学年女子秋好寿乃の2人で作った秘密結社「モアイ」から始まる物語 自分にとっては珍しく途中から主人公に共感できなくなり違和感を感じ続けた その違和感はなんだったんだろうと考えていたが、田端楓が自身の本当の気持ちに気づかずにする言動や行動が歪んで見えたからだと思う 人生のテーマを持っていた田端楓だが、それは結局自分で自分を守る為だけであり、後半つい破ってしまった後の本当の意味での田端楓の人生を私が見られてよかった モアイって名前いいな
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