青くて痛くて脆い の商品レビュー
いっけん客観的に物事を見れてるようであるが、それはあくまで自分の範囲、自分の理想でしかなかった いつのまにか誰かに自分の理想をおしつけてしまう、無意識なことが多い
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タイトル通り。 青くて痛くて脆い感情、あったよねー みんな誰しもあるんじゃないの? 読んでてそれを思い出す胸がギュッとなる作品。
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前半、モアイができた回想シーン多くてマンネリしたけど、秋吉は実際に死んでなかったことからのどんでん返し、その時は感情に任せて正しいと思ってやったことも、やってしまった後に気づく後悔 言葉にして伝えないと誤解して壊れる友情ほど悲しいことはない、伝えないと。 でも秋吉企業に情報渡しち...
前半、モアイができた回想シーン多くてマンネリしたけど、秋吉は実際に死んでなかったことからのどんでん返し、その時は感情に任せて正しいと思ってやったことも、やってしまった後に気づく後悔 言葉にして伝えないと誤解して壊れる友情ほど悲しいことはない、伝えないと。 でも秋吉企業に情報渡しちゃってるから同情もできなかったよーー。
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終盤の2人の言い合いは読んでいて苦しかった、変わらないでほしかった、変わらざるを得なかった、どっちも間違っていないから余計に 1番印象に残った文は 「何かで落ち込んで、空っぽだなんて自己否定をしてるのは、自分に自信持ちすぎなんやないかな」
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物も人も必ず変化する。という価値観と 対話の大切さ、傷つけてしまうことへの重要性が描かれていた。 秋好の成長に対してのセリフが最後のセリフと繋がっていて心に響いた。
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主人公楓の自分がいた頃のモアイに戻って欲しいと言う気持ちが、途中までよくわかっていたつもりだった。しかし、読み進めていくうちに「本当にその方向に進めたいの?」と言う楓を止めたい気持ちが浮かんだ。董介の降りると言った時の気持ちは、私のそれと似ていたのではないかと思う。 本当に大事だったからこそ、行き過ぎた行動になってしまったが、自分で言っていたように、あの場所にいたかったというのがたった1つの願いだったんじゃないか。 人は変わるし、誰かを100%理解することはできない。それでも関わっていくには、対話が不可欠。 また、自分を止めてくれる声には、しっかり耳を傾けたいと思った。
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あらすじにある通り、互いに傷つけあうことの本当の意味、さらに自分の視野のみという狭い環境で他人を見ることの怖さを痛感した。また、互いに空いた穴を埋めることの難しさも考えさせらせれた。
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青くて痛くて脆い まさに、題名がこの本の内容を端的に表している。 あまりにも、繊細すぎる感情がずっとうごめき、暗くて、読んでいて疲れてしまった。 自分が無自覚に人を傷つけてしまうことを恐れ、自分が傷つけられることを恐れ、人間関係に距離を持とうとする主人公。 けれども、生きてい...
青くて痛くて脆い まさに、題名がこの本の内容を端的に表している。 あまりにも、繊細すぎる感情がずっとうごめき、暗くて、読んでいて疲れてしまった。 自分が無自覚に人を傷つけてしまうことを恐れ、自分が傷つけられることを恐れ、人間関係に距離を持とうとする主人公。 けれども、生きている限り、人は傷つけたり、傷ついたり、するものなのだ。 それが当たり前のことだと、気付いて、孤独から抜け出すには、やはり、青くて痛い日々を重ねていくしかないのかもしれない。 朝井 リョウの「死にがいを求めて生きているの」に、通じるものがあった。 この痛みは、若者にとって普遍的なテーマなのかもしれない。 自分も若い頃はそうだっただろうか。 若い頃、村上春樹の作品をむさぼるように読んだが、彼の作品の主人公が持っている殻に、似ているようにも思う。 けれども、彼の作品には、カッコ良さが必ずある。悩みつつも、殻を肯定している。それで良い、堂々としていればいいのだ、と教えてくれる。そういう強さが、少し欠けているような、そんな気がした。
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うーん。 モアイにまつわる彼女への主人公のどろどろぐちゃぐちゃとした感情がリアルで読んでるのがしんどかった。 でも、こんな曖昧で複雑な感情を持つ事って誰しもあるよなって思ったり。
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青春時代こその未熟さや感情の動きがあった。 それ故の失敗、後悔があり昔の自分と重ねてしまった。 自分の正義感や感情だけで突き進んでしまう経験は誰にでもある。失敗から成長していく主人公の成長がよかった。
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