パーマネント神喜劇 の商品レビュー
内容はほっこりしていてそれなりに面白いものの、神様の扱い方が他の作家さんの作品でもたまに見られる感じであまりオリジナリティが感じられない。 万城目氏の最大の特徴であるオリジナリティ溢れる作品をしばらく読めていないのが寂しいなあ。
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万城目ワールド全開で、なおかつこれまでの作品に登場した人物が登場するので、過去の作品を読了している人にとってはニヤリとできる部分がたくさんある。 もちろん読んでいなくてもしっかり楽しめるので、初めて万城目学に触れるという方もご安心。 この作品が楽しめたのなら、ぜひ他の万城目学の作...
万城目ワールド全開で、なおかつこれまでの作品に登場した人物が登場するので、過去の作品を読了している人にとってはニヤリとできる部分がたくさんある。 もちろん読んでいなくてもしっかり楽しめるので、初めて万城目学に触れるという方もご安心。 この作品が楽しめたのなら、ぜひ他の万城目学の作品にも手を伸ばしてみてほしいのである。
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ファンタジー物だけど、神社に行ったらこの本に出てくるような神様に本当に出会えるんじゃないかと思ってしまうような物語だった。 あっという間に読み終えてれちゃうすごく読みやすい
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なんとなくおもしそうと思って読み始めた本 人が良さそうな人間臭い?神様 日本人の八百万の神様への信仰心とほっこり神様 うっかりウルっとしたところも 楽しい本でした
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神社を護る ( 縁結び ) 神のお勤めを描いたコメディファンタジー。4話からなる連作短編集。 * * * * * 縁結び神の語りで始まるのだけれど、何か神のイメージとはズレていて、舞台喜劇を観ているようでおもしろかった。 各話もそれぞれ味があります。 ...
神社を護る ( 縁結び ) 神のお勤めを描いたコメディファンタジー。4話からなる連作短編集。 * * * * * 縁結び神の語りで始まるのだけれど、何か神のイメージとはズレていて、舞台喜劇を観ているようでおもしろかった。 各話もそれぞれ味があります。 1話目は、言霊で以て煮え切らない男の欠点を封じることで、恋人の仲を鮮やかに成就させる縁結び譚です。 2話目は、当たり屋をして生活しているというどうしようもないぐーたら男を見事に改心させ、縁結びまでしてしまうという御利益譚です。 3話目は、恋人の「男女の仲」を進展させつつ、それぞれ芸道での成功に導くこの話は『杜子春』をモチーフにしたパロディ譚で、最も笑える出来栄えでした。 そして4話目は、阪神淡路大震災と生田神社をモチーフにしたような描写で、心を打つ展開になっていました。 最終話にこの話を持ってきたのは、万城目さんが関西に縁のある作家だからなのでしょうね。だとすれば作品タイトルにも納得できます。 ともあれ、笑いあり、感動ありの、よくできた作品だったと思います。
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最初は表紙に戸惑ったけど、終わった後はこの表紙でよかったなと。我々の日常も神さまの日々のお勤めあってこそと思うと感謝ですね。
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日本人の信仰心からしたら、日本の神様はこの位お気楽な感じかもしれないな。 でも、こうやって人間や街を助けて守ってくれてるのかもと、しみじみしてしまう所もあったり。 なんやかんや、イッキ読み必至の本でした。
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久々の万城目学さん。やっぱり良いです、万城目学さん。 万城目さんの作品はどれも清々しい。作品自体が清々しいし、読者側の気持ちとしても読み始めから読み終わりまでずっと清々しい。 それを、解説で「品がある」と表現されていて、なるほど!!と膝を打った。確かに「品がある」はしっくりくる。...
久々の万城目学さん。やっぱり良いです、万城目学さん。 万城目さんの作品はどれも清々しい。作品自体が清々しいし、読者側の気持ちとしても読み始めから読み終わりまでずっと清々しい。 それを、解説で「品がある」と表現されていて、なるほど!!と膝を打った。確かに「品がある」はしっくりくる。 主人公は縁結びの神様。姿かたちはおっさん。神々の中でも下級に属するらしく、ノルマに追われているよう。この神を取材したいと常にそばにいるライター神様。姿かたちは、銀行員。もうこれだけでわけわからん設定だけど、「神喜劇」とあるだけに、本当に楽しめる。 このおっさん神様の言葉(セリフ)だけで物語が進んでいく部分と、おっさん神様に目をかけてもらったりした人間側のストーリー部分とが交互になる構成。うまく説明できていないけど。 以下、ネタバレあります! このおっさん神様、ちょこちょこ文句や悪口を言ったり、上位の神々にはいい顔をしようとしたり、ズルいところがあったりして、神というより人間っぽくて憎めない。こんなふうなのに、大神様がお出ましになられ、大地震を起こすからと避難命令が出された時に、人間と街を捨てて避難できないと言い切ったときには不覚にも涙が出た。私たちがあの震災を経験したからかもしれない。楽しいエンターテイメントな作品の中に、作者の祈りにも似た思いが詰まっている気がした。そして、神社行ったらちゃんと参拝しようと思った。宗教とか神とかあまりよくわからないけれど、そこには何かあるんじゃないかと思った。 大神様に逆らった時や、言霊が勝手に使われた時に、「吐きそう」とかいうお茶目なこのおっさん神様、本当に憎めないので、ぜひ読んでみてほしいです。
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面白かった事は面白かったけど… ファンタジーなのかな。 神様のイメージがオッさんというのが自分には違和感を感じました。 ベタ過ぎるのかな。
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面白くてするする読めた。 神様部分は1人語りなので落語の様だった。 野草好きで丁度どんぐり(スダジイ)クッキーを作った所だったので、御神木のマテバシイにはおぉっ!となった。 マテバシイは公園でよく見られる木、大きめの実でアク抜きすると食べられる秋の味覚なんだよねぇ。
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