紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 の商品レビュー
本に色々な紙が使用されていて面白いですね!紙についての専門的な用語がたくさん出てきてとても勉強になりました。これからが楽しみな作家さんですね!
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本文用紙として4種類の紙が使用されていて、目で見てわかる紙の違いが楽しかった。 作中に出てくる警察署に届いた手紙が実際についていたり色々な拘りを感じる。 紙や模型にまつわる専門的な情報が結構出てくる。
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紙鑑定士とプラモデラーという珍しい職業の探偵。プラモデラーの方は後半はLINEで推理を伝えるという現代の安楽椅子探偵のよう。 事件もディオラマが犯行予告になるという、こちらも珍しい設定。ネット検索やGoogleマップ検索という操作方法も現代的。 登場人物の設定も特異だか、面白かっ...
紙鑑定士とプラモデラーという珍しい職業の探偵。プラモデラーの方は後半はLINEで推理を伝えるという現代の安楽椅子探偵のよう。 事件もディオラマが犯行予告になるという、こちらも珍しい設定。ネット検索やGoogleマップ検索という操作方法も現代的。 登場人物の設定も特異だか、面白かった
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紙鑑定士やモデラーなど、通常のミステリーにはあまり登場しないキャラが、かなりの専門知識を持って事件を解決していくところに面白さを感じました。 毎回手土産を持って行くところや、元恋人との関係など、とても真面目で良い主人公だと思いました。
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紙鑑定士という紙の専門家と模型の専門家がお互いの知識を出し合って謎を解いていく話。 事件がどんどん複雑に。そして、模型の些細なことから手がかりを見つけていくのがすごいと思った。 主人公が情報を集めていく時に手土産にお菓子を持っていくのだが、そういうところに人柄がでていて好感がもて...
紙鑑定士という紙の専門家と模型の専門家がお互いの知識を出し合って謎を解いていく話。 事件がどんどん複雑に。そして、模型の些細なことから手がかりを見つけていくのがすごいと思った。 主人公が情報を集めていく時に手土産にお菓子を持っていくのだが、そういうところに人柄がでていて好感がもてる。伏線もしっかり回収されていて面白かった。
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主人公は紙鑑定士。紙専門のコンサルタントのようなものらしい。探偵と間違えて飛び込んできた依頼人が問題は紙ではなく模型がらみ。仕方がないので模型のプロを探して、一緒に謎解きをするという展開。紙と模型についての蘊蓄に溢れる面白い作品ではあるのだけれど、ちょっとご都合主義な展開も多い。...
主人公は紙鑑定士。紙専門のコンサルタントのようなものらしい。探偵と間違えて飛び込んできた依頼人が問題は紙ではなく模型がらみ。仕方がないので模型のプロを探して、一緒に謎解きをするという展開。紙と模型についての蘊蓄に溢れる面白い作品ではあるのだけれど、ちょっとご都合主義な展開も多い。そもそも、紙鑑定士と探偵を間違えるという発端がありえない。
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タイトルの「紙鑑定士」から、オタク気質のコミュ障な主人公に違いないという偏見を持っていましたが、むしろサラリーマンらしく対人マナーを弁えていたり、業界に対して顔が広かったりと180°イメージが違う主人公で驚きました。 経費で落とすために領収書を貰っていたり、訪問先に菓子折を持参し...
タイトルの「紙鑑定士」から、オタク気質のコミュ障な主人公に違いないという偏見を持っていましたが、むしろサラリーマンらしく対人マナーを弁えていたり、業界に対して顔が広かったりと180°イメージが違う主人公で驚きました。 経費で落とすために領収書を貰っていたり、訪問先に菓子折を持参したり、本業ではないのに引き受けた仕事に対して真摯に取り組む姿勢に好感が持てました。 相棒役の伝説のモデラーもいわゆる世捨て人な生活を送りながらも、決して厭世的ではなく、ちゃんと人とコミュニケーションが取れる所があったりして好感が持てます。そしてふたりとも専門分野に対しては造詣が深く、二種の異なる業界のうんちくを楽しみつつ、模型から謎を読み解いていくという推理の仕方がいままでにないミステリーでとても良かったです。 登場人物と、うんちくはこの作品のセールスポイントなのですが、ストーリーの運び方は「えらい都合よく進むな…」と思ったり。 でもこれが処女作なのでウィークポイントにするのはいじわるというものですね。 そしてもうひとつこの本の魅力として欠かせないのが、本の「紙」に非常にこだわっている所。 電子書籍では絶対に味わえない体験ができます。 この作品を読むなら絶対に「紙の本を読みなよ」です! 著者の次作もぜひ読んでみたいです!
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紙鑑定士・渡部と伝説のプロモデラー・土生井というユニークな二人が活躍するミステリ。ある誤解から受けた探偵仕事をきっかけに大きな事件にかかわっていくのですが、思いがけず紙鑑定もプラモデルの蘊蓄も面白く、作品が増えるたびにどんどんひきこまれ、いつしか夢中でページをめくっていました。思...
紙鑑定士・渡部と伝説のプロモデラー・土生井というユニークな二人が活躍するミステリ。ある誤解から受けた探偵仕事をきっかけに大きな事件にかかわっていくのですが、思いがけず紙鑑定もプラモデルの蘊蓄も面白く、作品が増えるたびにどんどんひきこまれ、いつしか夢中でページをめくっていました。思いがけずハードボイルドな面もあって楽しかったです。この本自体に使われている多くの種類の紙を、名前や特徴を知ることで何度も撫でて透かして、色や手触りという紙の本ならではの良さを堪能できたのもとても良かったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
このミス大賞受賞作。 個人の紙卸商である主人公が、ひょんなことから 探偵の真似事を始め、殺人事件の解決にも協力する話。正直言って大賞にしてはイマイチでした。
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「紙鑑定士」というから、「紙」を頼りに事件解決するのかと思いきや、ほとんどはジオラマ頼りだった。 そして事件も「モデラー」が推理して「紙鑑定士」が動くみたいな構造。どっちが主役なのか分からない。 あまり、作品に入り込めなかった。
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