1,800円以上の注文で送料無料

紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 の商品レビュー

3.4

130件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    41

  3. 3つ

    56

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

    3

レビューを投稿

2020/05/01

「このミス」一位。 ご都合主義的な部分が多々見られるけど、面白かった。 Google ストリートビューに…はやり過ぎ。 内容には満足。 紙鑑定士とモデラーという、自分には未知な分野の取り合わせ。 今後に期待。

Posted byブクログ

2020/04/15

題名が2時間サスペンスっぽい印象があり、どんな感じか想像を掻き立てながら、読みました。 表紙や帯など、異なる紙を使用されていて、一風変わった小説になっています。読むごとに紙も変わっていますが、色がちょっと違うくらいで、正直あまり大きな違いがわかりませんでした。なかなか紙や模型につ...

題名が2時間サスペンスっぽい印象があり、どんな感じか想像を掻き立てながら、読みました。 表紙や帯など、異なる紙を使用されていて、一風変わった小説になっています。読むごとに紙も変わっていますが、色がちょっと違うくらいで、正直あまり大きな違いがわかりませんでした。なかなか紙や模型についてのウンチクは覚えきれませんが、奥深いことだけは把握しました。 紙鑑定士ということで、紙についての知識が随所に散りばめられていますが、直接事件には関わっていませんでした。 むしろプラモデルが大きく関わっています。 一見、よく出来た話かと思いきや、読み終わった後じっくり考えてみると、紙関係無いじゃん!と思わずツッこんでしまいました。 なので、「紙鑑定士」というよりは、「プロモデラー土生井の事件ファイル」の方がしっくり来る印象でした。 マニアの域まで達すると、一つの何気ない画像や物から、よくここまで拡がるなと感心してしまいました。トントン拍子に事が進展していくので、最後まで飽きることなく楽しめました。 ただ、都合が良すぎかなという印象もありましたが、謎解きのようなスリルがあって、面白かったです。

Posted byブクログ

2020/04/12

色々詰め込んだ感はありますが、ジオラマや紙から推理していくのは面白かったです。でも何より、紙の質感を実際に楽しめるのが凄い。基本的に小説は文庫で買うのですが、これは文庫でもできるか分からないので、単行本で購入しました。

Posted byブクログ

2020/04/06

『このミステリーがすごい!』大賞の大賞受賞作という事で、読んでみた。 紙鑑定士を神探偵と間違えられたことから探偵の仕事をすることになった主人公・渡部。会社員時代のツテを駆使し、伝説のモデラー・土生井と出会う。ジオラマから次々と事件に関するヒントを見つける土生井。その見事な推察...

『このミステリーがすごい!』大賞の大賞受賞作という事で、読んでみた。 紙鑑定士を神探偵と間違えられたことから探偵の仕事をすることになった主人公・渡部。会社員時代のツテを駆使し、伝説のモデラー・土生井と出会う。ジオラマから次々と事件に関するヒントを見つける土生井。その見事な推察と渡部の行動力が合わさったからこそ、事件が解決できたのだと思う。ラスト、そんなハッピーエンドがあるとは…選評にもあったシリーズ化して今後の彼らの活躍がみたいと思った。

Posted byブクログ

2020/04/05

このミス大賞受賞作。 紙鑑定士と伝説のモデラーがタッグを組んで、模型が絡む不可思議な事件の真相を追うミステリ。紙の本好きではありますが、こういった紙に対する知識はあまりありませんでした。実際この本、とてもいろんな種類の紙が使われていますが。知らなければ何も思わずにスルーしてしまい...

このミス大賞受賞作。 紙鑑定士と伝説のモデラーがタッグを組んで、模型が絡む不可思議な事件の真相を追うミステリ。紙の本好きではありますが、こういった紙に対する知識はあまりありませんでした。実際この本、とてもいろんな種類の紙が使われていますが。知らなければ何も思わずにスルーしてしまいそうな要素でした。ってので興味は持ちましたが。正直手触りの違いとかあまりわからない(苦笑)。ちなみに、あの手紙はリアル手掛かりというよりは雰囲気を盛り上げるための小道具だったのかな。 いろんな蘊蓄についても楽しく読め、事件の展開もなかなかの急展開でぐいぐい読まされました。ちょっと展開が唐突だと感じる部分もあるけれど、スピード感があってそれほど引っかからないし。後半、真理子が登場してからの展開にはもう圧倒されっぱなし(笑)。凄すぎるでしょ、彼女。

Posted byブクログ

2020/03/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2020年・第18回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作の話題の一冊。主人公は神保町で紙鑑定事務所を営んでいる「紙」についてなんでも知っている男・渡部、ある日「紙鑑定」を「神探偵」と勘違いしたひとりの女性から探偵依頼を受けてしまう渡部だが、依頼を進めていくうちにとんでもない事件に引き込まれていく。ミスリードも特になく淡々と物語は進んでいくのだが、渡部の相棒?の中年プラモデラー(模型マニア的な)でIT音痴の土生井がいい味を出していて面白かった。

Posted byブクログ

2020/03/28

紙鑑定士と伝説の模型職人による、紙+模型の蘊蓄の応酬…そして華麗なるミステリ。 キャラクター立ち過ぎでニヤニヤが止まらない!私も仕事で色んな紙を使うので、何か読んでて嬉しくもある一冊でした。 ディオラマね、ディオラマ。

Posted byブクログ

2020/03/23

最後には何じゃそりゃ?と力業のところはありますが、 読み進めやすく次の展開がどうなるのかワクワクしながら読みました。 紙鑑定士の専門の方からの事件なんて どの様にするかと不思議でしたが、 上手に物語になっており素晴らしいです。

Posted byブクログ

2020/03/16

トリックというか謎解きの手順というかは少々稚拙で、いやいや当てずっぽうが当たりすぎじゃない?って感じがしますが、紙と模型でミステリーってのがいい塩梅。 ぐいぐい一気に読めちゃうので、多少の粗も何のそのって面白さがあるんだと思う。

Posted byブクログ

2020/03/08

サクッと読めた。 後半は特に展開が早かったなぁ。 紙もそうだけど模型の情報がなかなかマニアックで面白かった。

Posted byブクログ