世界標準の経営理論 の商品レビュー
中小企業診断士試験勉強を始める前に、経営の勉強をしたくて読んだ本。 当時の自分には、モチベーション理論が一番刺激になり、自己効力感という言葉を知り、実体験と重ねてすごく腹落ちしたことを覚えている。
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https://x.com/nobushiromasaki/status/2017033699846738358?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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ー まず「この世には本当の意味での経営理論は存在しない」という点を、クリアにしておこう。とはいえ、これが言わんとすることは、本書を読みこなしてきた方には、もう明らかかもしれない。なぜなら本書で紹介されてきた理論は、あくまで他ディシプリン (経済学、心理学、社会学) から派生してき...
ー まず「この世には本当の意味での経営理論は存在しない」という点を、クリアにしておこう。とはいえ、これが言わんとすることは、本書を読みこなしてきた方には、もう明らかかもしれない。なぜなら本書で紹介されてきた理論は、あくまで他ディシプリン (経済学、心理学、社会学) から派生してきたものにすぎないからだ。 本書では「なぜ、 経営学では他分野の理論を基礎 (ディシプリン) とするのか」について、 序章で触れただけだった。 とはいえ、その理由は明快である。経営学で扱う対象は、経営ビジネス・組織などだが、 それらはあくまで「現象」にすぎないからだ。 序章で述べたように、ではその経営ビジネスを実際に誰が行っているかというと、それは「人」 である。 すなわち経営理論とは、 「人・あるいは人が織り成す組織が、普段から何をどう考え、どう意思決定し、どう行動するか」を突き詰めたものにほかならない。 経営学とは、人の考えを探究する分野なのだ。 一方で、人の考えほどいい加減なものはない。人の考えは曖昧だし、気分に流されるし、悩むし、迷う。 その複雑怪奇な「人の考え」をきれいに理論的に切ることは、極めて難しい。 しかし、それでは経営学の発展が止まってしまうため、世界標準の経営学では「そもそも人はこのように考えるものだ」ということにはっきりとした基盤を持った、他分野の考え方を応用しているのだ。それが、経済学、心理学、社会学の3つである。 ー 理論は“理論”として知っておいた方がいい。 あとは、自分が所属する組織がそれにどれだけ近しいか、って話だ。 離れすぎていたら、それはそれでなんとかするしかない。 まぁ、たとえ乖離があったとしても、まったく途方に暮れる必要はなくて、それだけ経営理論ってものが、いかにいい加減で、実際の経営の現場とは異なるものなのか、ってのが体感できれば、それで充分なんだと思う。
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800ページ超えの本で読んでいて手が疲れてしまう。。そして持ち歩けないので読み進めるのが遅くなる。。 まさに辞書のような本。 図解もされていて、例も多くて、経営学を学べるのは面白い。 200ページ(+速読で200ページ)くらいしか読めていないので、後日再読予定。
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難しい言葉や独りよがりな言葉、業界用語ではなく!より多くの人に分かるような言葉で、丁寧に説明してくれる本だった。私は店長経験があったので、あ〜、あの時の商売やマネジメント、会社が言っていたことて、このことなのかな、、、など当てはめながら読むことが出来た。ただ、私の理解力と経験知が...
難しい言葉や独りよがりな言葉、業界用語ではなく!より多くの人に分かるような言葉で、丁寧に説明してくれる本だった。私は店長経験があったので、あ〜、あの時の商売やマネジメント、会社が言っていたことて、このことなのかな、、、など当てはめながら読むことが出来た。ただ、私の理解力と経験知が乏しく、分からない部分もあった。でもそれは、私が勉強し、経験すれば良いだけのこと!と前向きに捉えるパワーをもくれる本である。 こういう本を書ける力を持つ作者さんと、出版しよう!と思う出版社、編集者さんがいることに頭が上がらない、感謝しかない。 何より「素敵だなぁ」と最初から最後まで思ったのが、作者さんがずっと「この理論達を思考の軸にして欲しい」「考える時のヒントにして欲しい」的なことを言っていたこと。よくある自己啓発書やビジネス書は「その作者の成功体験」であって、自分に当てはまるか分からないと常々思ってきたが、この本はだからこそ「成功体験ではなく、世界である程度研究されてきた理論を思考の軸にして欲しい」と明確に言ってくれている。これに共感し、この分厚い本を読み進めてきた。 世の中、世界には、絶対ではないけど、長く続く法則や理論などがある。私はそれに気づくことなく、ぼんやり生きてきて、わけも分からず傷ついて、世の中理不尽だ!意味わからん!と言ってきた(だから、今、勉強中である)が、この本は歴史書や哲学のようにビジネスの世界のある理をしっかりと教えてくれる良書であった。 図書館で借りてしまったが、本来なら自分の本棚に置いて、辞書のように事あるごとに引っ張り出して、読み返すのが正しい使い方な気がする。 と言ってきたが、今後、買うかはわからない(笑)
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6章エージェンシー理論の、自動車保険や採用面接といった事例は納得。 では業務でどう生かすのかがまだ結び付かない...採用面接だと、いかに事実を聞き出すか、本人の特性を見抜く質問や追加の質問をいかにするなどか。 18章リーダーシップ理論、近頃聞くシェアードリーダーシップは共感でき...
6章エージェンシー理論の、自動車保険や採用面接といった事例は納得。 では業務でどう生かすのかがまだ結び付かない...採用面接だと、いかに事実を聞き出すか、本人の特性を見抜く質問や追加の質問をいかにするなどか。 18章リーダーシップ理論、近頃聞くシェアードリーダーシップは共感できる点が多かった。知らない人たちでもプレイヤーがそうなりつつあるのでは。 19章プロソーシャルモチベーション 他者視点のモチベーション、まさに今の時代の考えかた。 20章認知バイアスの理論。 ビジネスにおいて必要不可欠な意志決定。そこに認知バイアスがかかっていると意志決定を誤るという話し。 2種類の多様性によって影響は異なる。 1 タスク型の多様性 知見、能力、経験などの人材が集まり 2 デモグラフィー型の多様性 性別、国籍、年齢の人材が集まり 1→プラスの影響 2→プラスに及ぼさない。場合によってはマイナスに たくさんの情報をさばくうえで、主観でグルーピングしたり優劣をつけることで情報を見逃したり、小さな初期の失敗に気付かないリスクが出てくる。 私自身もネットより信頼できる友人の発言を信じてしまう傾向があると自覚している。 その解決策がマインドフルネス。瞑想というよりは、バイアスを取り除き、情報を見極め、把握し、正しい意志決定に繋げるという考え方。
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800ページを超える読み応えたっぷりの骨太本。 是非とも経営やビジネスマンは一読してほしい。 個人的には、センスメイキング理論、弱い繋がりの強さ理論、等は目から鱗であった。
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内容もボリュームも非常に豊富な一冊。フラットな視点で様々な理論を紹介してくれる。自らが実に無知であることと、言語化することがいかに難しく重要でかつ美しいことを再認識。
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本書の紹介として、筆者は以下のように述べている。 【引用】 これは『世界で標準となっている経営理論』を可能な限り網羅・体系的に、そしてわかりやすくまとめて皆さんに紹介する、世界初の書籍である 【引用終わり】 本書は、経営学研究者の研究成果の中で生き残った「標準理論」と呼ばれ...
本書の紹介として、筆者は以下のように述べている。 【引用】 これは『世界で標準となっている経営理論』を可能な限り網羅・体系的に、そしてわかりやすくまとめて皆さんに紹介する、世界初の書籍である 【引用終わり】 本書は、経営学研究者の研究成果の中で生き残った「標準理論」と呼ばれる約30の理論を紹介している。 私は大学院での勉強に必要であった、「第24章 エンベデッドネス理論」と「第28章 社会学ベースの制度理論」を読んだが、特に第28章については、これまでに読んだ制度理論に関する文献の中で、最も分かりやすく説明されており、大変助かった。 筆者は、本書の中で、これら30の経営理論が「経済学」「心理学」「社会学」の理論基盤の上に組み立てられていることを説明している。また、筆者自身がキャリアの中でこれらの学問を学んだ経験が、本書の執筆に役立ったと述べている。 私が本書を分かりやすいと感じた理由の一つは、制度理論の全体像を把握できたからである。必要があって「制度派理論」を勉強していた私は、これまでにいくつかのテキストを読んできたが、それぞれの学説の位置関係の理解が出来ずにいた。しかし、本書の冒頭で「制度理論には社会学ベースと経済学ベースがある」と示されていたことは、私にとって大きな気づきであった。 これまでのテキストは、社会学者が書いた社会学ベースの制度派理論や、経済学者が書いた経済学ベースの制度派理論であったが、それらの間にある違いについては明記されていなかった。社会学者にとっての「制度派理論」は範囲が明確であり、経済学ベースの理論は守備範囲外であるため、そこをわざわざ説明する必要がなかったのである。しかし、私のような素人にはその違いが理解できず、あるテキストに登場する「正当性」「同型化」「同質化」などの概念が、別のテキストでは全く触れられていないことに混乱を覚えていた。本書を通じて、その理解が得られたことは非常に大きな収穫であった。 本書は800ページを超える大部の書物です。私のように大学院で経営学を学んでいる者にとって、これ以外の部分を読むことも大きな楽しみとなっています。
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いままで何となく知っていたこと、感覚的に理解していたことがきちんと理論として説明できるようになった 経営学が経済学・心理学・社会学などの別の学問が基礎とされて作られているというのも面白かった
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