世界標準の経営理論 の商品レビュー
広く経営理論が網羅された良書。体系だった理論を学びたい社会人や大学生でも分かりやすい文章ながら、重要なポイントはしっかり解説されている。何度も読み直したい。
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2022年1冊目。累計803ページ。満足度★★★★★ 本書はタイトル通り世界で標準的なものとして通用する経営理論を可能な限り網羅・体系的にわかりやすくまとめたもの。本書があれば、ビジネス、投資などを考える際の「思考の軸」になることは間違いなし 滅多に出現しない星5つを付与
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網羅して概要を学ぶのに最適な一冊。 過去、各ディシプリン界隈のビジネス書を読んだことある方には重複感や聞き覚えある単語が出てきそうだが、理論と歴史を紐解きつつ体系的に網羅されているため、百冊読むよりこの一冊。 一通りの理論と、理論を軸にしやすい分野をマトリクスにした一覧は困った...
網羅して概要を学ぶのに最適な一冊。 過去、各ディシプリン界隈のビジネス書を読んだことある方には重複感や聞き覚えある単語が出てきそうだが、理論と歴史を紐解きつつ体系的に網羅されているため、百冊読むよりこの一冊。 一通りの理論と、理論を軸にしやすい分野をマトリクスにした一覧は困ったときに軸にできそう。 あと、この本を読破したという事実は話のネタになるはず。
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購入:2020/12/29 読了:2021/11/16 長くかかったけど、この厚さとこの値段とこの読書時間の価値はあると思う。 最初の方のSCP理論の分かりやすさ、完成されたパズルのような無駄のないロジックに感銘を受けた。それをこれだけ体系的に、分かりやすく説明できる著者にも...
購入:2020/12/29 読了:2021/11/16 長くかかったけど、この厚さとこの値段とこの読書時間の価値はあると思う。 最初の方のSCP理論の分かりやすさ、完成されたパズルのような無駄のないロジックに感銘を受けた。それをこれだけ体系的に、分かりやすく説明できる著者にも。 新レッドクィーン理論のまとめ方が面白い。「アリスは、相手より2倍早く走ることを考えるべきなのではない。アリスは、空を飛ぶこと考えるべきなのだ」 人を納得させるにはWhyの説明が必要で、Whyの説明にはこの本で解説されているような「一般理論」を使うのが有用だ。 Whyを突き詰めることが、自説の真実性、有用性、納得感を高めるのだ。 Whyの突き詰めには、「因果関係の図(ポンチ絵)」を描くと良い。
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800ページ60万字の鈍器本。 経営理論を学ぶのにこれ以上の良書はないであろう。意思決定する際の考え方の軸やフレームワークと理論の違い等わかりやすく解説されていて、経営者は手元に置いておかないといけない一冊。
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800ページ、世界の主要経営理論30を完全網羅。いやー、読み切った。経営理論を800ページって、聞いただけでも堅苦しいですが、文章がわかりやすく、理論がそれぞれ噛み砕かれていて、とても読みやすかったです(それでも800ページは長かったが)。 世の中に出ているビジネス書は、ビジネ...
800ページ、世界の主要経営理論30を完全網羅。いやー、読み切った。経営理論を800ページって、聞いただけでも堅苦しいですが、文章がわかりやすく、理論がそれぞれ噛み砕かれていて、とても読みやすかったです(それでも800ページは長かったが)。 世の中に出ているビジネス書は、ビジネスにおける現象を、経営学のさわりともいえるフレームワークに当てはめて解説しているだけで、なぜそう考えるべきなのかは説明していない。しかし、経営学もまた、(曖昧で、気分屋な)人間が行うビジネスを論じるものである以上、単独で理論を構築できるものではない。経営学に理論的根拠を与えているのは、経済学、心理学、社会学であり、この3つに基づいて、ビジネス現象のなぜ?を考えるの必要がある。 というわけで、経済学、心理学、社会学をベースにした30の経営理論が解説されています。 たしかに流行のビジネス書って、昔どこかで読んだ考え方を、表現や対象を変えて描きなおしているだけって印象はあります(自分がそれなりの長さの読書経験を積んできたせいもあるだろうけど)。著者の言う、この本読んだら、もうビジネス書は読む必要はなく、以後は、経済学、心理学、社会学のしっかりとした本を読み、人間とは何かを考えていくことが、ビジネスにも役に立つという意見には、かなり納得感があります。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
入山教授による「経営理論の事典のような本」。最新の理論が網羅されており、大変勉強になった。 キーコンセプトは何か ・現時点での経営理論と称されるものの中から「標準理論」とでもいうべきものを約30選定して解説。ビジネスパーソンにとっての「思考の軸」とすることを推奨。あくまで博士課程向けの題材 ・理論ディシプリンとしては、経済学、心理学、社会学の3分野。 当該理論がおいている前提条件や時代背景は何か ・2019年の出版 ・理論は「どのように」=因果関係「いつ」=理論が通用する範囲「なぜ」=なぜそうなのか、に応えるものという前提で、「何が」を主とする(MBA的な)現象ドリブンのアプローチを排している(ある意味MBAアプローチの否定) 当該理論を活用すると企業はどう業績を向上できるのか ・カバーされている理論は多かれ少なかれ有効なので、戦略、組織両面で業績向上の必要十分条件を充足させることが可能ではないか 書籍の限界・問題点 ・経営理論の事典のようなものなので、より具体的な実践案は、当たり前だがカバーされていない。 自分なりに価値があった点(引用、気付き) ・結局、経営理論は、人や組織の話。人や組織がどう動くかを仮説立てて実証することが学者には求められる ・実務者にとって見れば、実証されているかどうかはどうでもよくて、いかに経験則を積み上げるかに尽きる・・・その意味では経験則というのは、ある種のラーニングに他ならないので、ラーニング理論が一番有効のような気がする。「両利きの経営」はその意味ではしっくりくる。 ・経営理論独自の基盤などない。所詮、経済学、社会学、心理学の話を応用したものというのは爽やかな説明 ・理論とフレームワークは混在すべきではない。理論に基づくフレームワークへの落とし込みは重要
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1年以上かけて、空いている時間にノートにまとめながら読んだ。びっくりするくらい分かりやすかった。経営層なので日々の意思決定の際に思考の軸となり、また引き出しが増えたと思う。課題や問題に対しても前向きに建設的に取り組むのにこれからも役に立つ知識が積めたと思います。繰り返し読んでいき...
1年以上かけて、空いている時間にノートにまとめながら読んだ。びっくりするくらい分かりやすかった。経営層なので日々の意思決定の際に思考の軸となり、また引き出しが増えたと思う。課題や問題に対しても前向きに建設的に取り組むのにこれからも役に立つ知識が積めたと思います。繰り返し読んでいきたい。
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とりあえずMBA的にはこれはどう考えるのかな?と疑問に思うような点について、網羅的に理論が紹介されており、諸々の出発点として便利。
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あと何回か読み返したい。わかりやすい。時間をかけても通読した方がいいです。その上で必要なところを読み返す順番がいいと思います。
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