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新規事業の実践論 の商品レビュー

4.1

57件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2024/06/12

世界を変えるアイデアは世界を変える前には説明することができない。 そんな中、世界中があなたとあなたの新規事業を無視したとしても、どこかに存在するprimary customerの存在を信じて走り抜く。 なかなか大変だ。 ただ、サラリーマンとして評価されることを求めていた過去...

世界を変えるアイデアは世界を変える前には説明することができない。 そんな中、世界中があなたとあなたの新規事業を無視したとしても、どこかに存在するprimary customerの存在を信じて走り抜く。 なかなか大変だ。 ただ、サラリーマンとして評価されることを求めていた過去の社会人ではなく、自身のやりがいを重視する今の社会人には合っているのかもしれない。

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2024/05/03

新規事業を多くサポートしてきた麻生氏の著書。個人的には本書に記載されているプロセスや示唆(創業メンバーの役割など)含め、参考にはなるが、こう言った方法論が蔓延しすぎていることも阻害になっているのではという疑念が残ってしまった。もちろん起業の成功確率は一定以上上昇はするとは思うので...

新規事業を多くサポートしてきた麻生氏の著書。個人的には本書に記載されているプロセスや示唆(創業メンバーの役割など)含め、参考にはなるが、こう言った方法論が蔓延しすぎていることも阻害になっているのではという疑念が残ってしまった。もちろん起業の成功確率は一定以上上昇はするとは思うので、知っておいて損はないとは思う

Posted byブクログ

2024/03/13

会社化を目指しているフリーランスがざっくりと読んでみた感想としてはちょっと参考にならなかった。 帯をもっとよく読めば会社員向けとわかったはずなので、私のミスです…笑 今後この本を手に取った際の個人的なメモとして残しておきます。

Posted byブクログ

2024/02/12

リクルートで数多くの新事業を立ち上げただけに、内容は緻密で、具体的な内容が記されてた。 アイディアからへと醸成するプロセスがあまりにも多く、折れてしまいそうだが、想いが強ければ成し遂げてしまうんだろうなぁと思ったり。

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2023/12/17

新規事業立ち上げに必要なエッセンスが凝縮された良書。著者の圧倒的な経験を基にした、有用なフレームワークと知恵が詰まっている。これから新規事業立ち上げに取り組もうとしている身だが、何かあればまずはこの本に立ち戻ってみようと感じる。

Posted byブクログ

2023/11/06

リクルートで新規事業を数多く手がけた経験のエッセンスが語られている。創業メンバーの選び方が類書にない本書の長所だと思う。

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2023/04/30

新規事業に関わる前に読むのではなく、一度実際に新規事業に携わってから読んだ方が理解が深まる1冊。 社内起業はハードルもあるけど、リスクの小さいチャレンジができるという環境でもあるし、サラリーマンという立場を最大限活かして社会貢献できる可能性があるという意味では非常に魅力的だなと...

新規事業に関わる前に読むのではなく、一度実際に新規事業に携わってから読んだ方が理解が深まる1冊。 社内起業はハードルもあるけど、リスクの小さいチャレンジができるという環境でもあるし、サラリーマンという立場を最大限活かして社会貢献できる可能性があるという意味では非常に魅力的だなと思う。 VUCAの時代ではあるけど、新しいことにチャレンジし、価値を生み出していくことはいつの時代も必要だし、個人にとっての最高のポータブルスキルだという話は納得できる。

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2023/04/16

ここ10年くらい、企業の中期経営計画において、新事業創出、CVC、イノベーション戦略など、新規事業に関するワードが目立ってきている。 大企業からの新規事業の成功例には、富士フイルムやソニーなど有名なものもあるが、おそらく多くの上場企業では、新規事業やイノベーションを求められ、組...

ここ10年くらい、企業の中期経営計画において、新事業創出、CVC、イノベーション戦略など、新規事業に関するワードが目立ってきている。 大企業からの新規事業の成功例には、富士フイルムやソニーなど有名なものもあるが、おそらく多くの上場企業では、新規事業やイノベーションを求められ、組織や体制も組まれているものの、進め方、選び方、育て方に型がなく、モヤモヤを抱えているのではないだろうか。 本書は、社内起業のための心構え、新規事業開発のプロセスをまとめたものである。著書は、あのリクルートで新規事業開発を数多く支援し、自らも起業、スタートアップ支援、ベンチャー投資を行っている。 なぜ社内起業、新規事業なのか。著書は、日本では独立起業よりも社内の新規事業の方が、より大きな社会課題を解決できるという。社会や産業の構造、人材的に、大企業の方が、多くのステークホルダーや規制改革を伴う変革を実現しやすいためである。 そのため、より多くの大企業が持続的に新規事業を興せるようにすることが、社会を良くすることに直接つながるが、実際には大企業ほど社内調整に時間がかかり、アイデアは曲げられ、挙げ句潰れるのがパターンである。 本書では、そのような社内の調整、社内関係者の意見にも意味があると認めつつ、新規事業開発を6ステージに分け、それぞれですべきこと、しないことを明示。特に市場規模や当社がやる意義、リスクなどは最初の実証段階までは質問しない、この期間は顧客に仮説を持っていく回数を稼ぐことを最重要とする。仮説をぶつけて修正するサイクルを300回、これが過去の経験から必要な回数という。 とはいうものの、社内でやるには社内会議も大事で、関係役員の質問を本質的でない、分かっていないと切り捨てるのは甘えだとも言う。社内会議とは、つまるところ「重箱の隅をつつく」会議。社内会議ハックとして、周到に準備をして置くことが大切である。 などなど、バランスよく具体的に書かれていて、新規事業を支援する部門や、新規事業プロジェクトに配属された人、社内で新規事業が募集されていて応募しようか迷っている人に大いに参考になりそう。

Posted byブクログ

2023/02/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新規事業関連本として2冊目のチョイス。 著者は元リクルートの麻生要一氏。麻生氏は、リクルートでIT子会社を立ち上げた後、リクルートの新規事業開発室長に就任し、約1500の新規事業を支援。今は独立されている。 感想。この本は最強の「社内起業のノウハウ本」だ(まだ2冊しか読んでないのだが‥)。5万円出して参加するセミナーの内容だったとしても、頂戴したノウハウに感謝したと思う。1,800円の割安感がハンパない。この惜しげもなさは凄い(惜しげもない話なのか判断できない程度のビギナーのコメントですが)。 備忘録。 ・日本がイノベーションを継続的に生み出すのに、社内企業という形が最もあっている。 ・例えば、20012年→2018年で、スタートアップが調達した金額は6倍に増えたが、起業家の数は2割増程度?。あまり増えていない。 ・「誰の」「どんな課題を」「なぜ私が解決するのか」。この意思の強さから始まる。 ・創業チームの人数の王道、4人以上にしない方が良い。少人数でコミュニケーションを1時間単位で回す。人数が多いとコミュニケーションの阻害要因を生み出す。また、肩書の組み合わせの記載が詳しくて、未経験者にはとても参考になる。名実とも共同経営者の組み合わせははうまくいかないとか。 ・ネットワーク(異分野をつなぐ力)、エグゼキューション(圧倒的にやり抜く力)、ナレッジ(深く広い知識)。この3つが創業チームには必要。 ・市場調査からスタートしてはいけない。 ・「新規事業の6つのステージ」。これ、タメになります。 ・事業仮説の4要素。顧客、課題、ソリューション、それらの検証方法。これらが何であって、それが確かに存在するか。 ・社内起業を検討する時に出てきてはいけないキーワード。「確認・事例・調査・会議・資料」と「社内・上司・先輩・競合」の組合せ。優秀な企業人はこれをやってしまう。既存事業ではこれらは正しいが、新規事業開発の立ち上げ期ではNG。これらの前に、先ずは、仮説を300回顧客のとこに持って行け。 ・「似たようなサービス「毎月いくら支払ってますか?」と聞きたい。 ・広報やマーケティングに力はを入れるのは、単一取引で利益が出るビジネスを用意できるまでは待て。この本で書かれている「一顧客あたり獲得単価CAC」と「一顧客あたり生涯利益LTV」の整理は分かりやすかった。 ・プライマリーカスタマーサクセス。 ・社内起業における、母体企業での会議対応の記述は、凄い。「立ち上がってない新規事業を正しく評価するのんて芸当はできない。それができるのは顧客だけである」、「世界を変えるアイデアは、世界を変える前に説明して理解を得ることはできない」。「でも、母体企業との会議で重箱の隅を突かれるのは、それも正当。そこは起業する側がしっかり準備せよ。怠るな。」、「リスクシナリオを撤退ラインはしっかり示せ」。 ・ビジネスプランが軌道に乗ったら、M&Aとかして一気に大きくできる可能性があるのは社内起業の強み。

Posted byブクログ

2023/02/10

230210*読了 新規事業コンペが社内で立ち上がり、麻生さんの講演を聴き、その場で購入。 講演での熱量を受け取っているので、この本を読みながらも、それを話されていた麻生さんの様子が思い浮かびました。 起業にも漠然とした憧れはあり、この度会社に属しながら巡ってきたチャンスをぜひ...

230210*読了 新規事業コンペが社内で立ち上がり、麻生さんの講演を聴き、その場で購入。 講演での熱量を受け取っているので、この本を読みながらも、それを話されていた麻生さんの様子が思い浮かびました。 起業にも漠然とした憧れはあり、この度会社に属しながら巡ってきたチャンスをぜひとも掴みたいと思っている。 ただ、知識もないし経験もない。 そんな中でビジネスモデルを調べてみたり、競合を探してみたりとやみくもに行動していたのですが、講演でも突きつけられた経験者からの現実。 すべては顧客ありきなのだと。 顧客との対話がすべてなのだと。 顧客課題とWILLがなければ新規事業の立ち上げは成功しない。 講演で学んだことの理解を深めれたのと、講演では新規事業立ち上げの入り口がテーマだったので、さらに先に起こり得ることと乗り越え方が学べたのと。この1冊をまさに教科書のようにして、コンペに挑みたいと思います。

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