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3月のライオン(15) の商品レビュー

4.4

64件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

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2020/04/05
  • ネタバレ

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告白イベントも済ませ、私生活も仕事も充実している零くん。 不幸を糧にした過去の強さを惜しむとは。 プロ棋士の世界は厳しいね⁉︎

Posted byブクログ

2020/03/15

人は居場所を探すために生きるんだと思う。何段になりたいとか具体的な目標じゃなくて、零くんは居場所を見つけるために将棋を指し続けた。ひなちゃんや川本家という居場所を見つけて、零くんは将棋に必死になれなくなったらと不安になる。人との間に居場所を見つけると、その人の弱い部分を見せられる...

人は居場所を探すために生きるんだと思う。何段になりたいとか具体的な目標じゃなくて、零くんは居場所を見つけるために将棋を指し続けた。ひなちゃんや川本家という居場所を見つけて、零くんは将棋に必死になれなくなったらと不安になる。人との間に居場所を見つけると、その人の弱い部分を見せられる場所ができる。それは良い面も悪い面も持っている。3月のライオンには本当に共感する部分が多いです。

Posted byブクログ

2020/03/04

あ~、そういや零ってひなたにきちんと好意を伝えたことって無かったっけ? あの唐突な婚約宣言から色々と、本当に色々と有りすぎてそういった基本的なことが完全にスルーされてたことに全く気付かなかったよ。そりゃ、ひなたは零から好かれてるなんて夢にも思わないよ(笑) 156話からは新登場...

あ~、そういや零ってひなたにきちんと好意を伝えたことって無かったっけ? あの唐突な婚約宣言から色々と、本当に色々と有りすぎてそういった基本的なことが完全にスルーされてたことに全く気付かなかったよ。そりゃ、ひなたは零から好かれてるなんて夢にも思わないよ(笑) 156話からは新登場の棋士、野火止あづさについて描かれている。それこそモノローグをこれでもかと大量に使って描かれている この流れを読んだ時は登場したばかりのキャラクター、しかも気難しいタイプに何故ここまでの分量を使用するのかと思ったものだけど、15巻を通して読み終わった際には何となく見えてくるものが有った気がする この巻では初出のあづさの他に、しっかりと描かれるのは何気に初な田中太一郎七段も登場する それらの描写の中で読者に伝わってくるのは二人の棋士としてのスタンス。15巻では二人のスタンスをかなりのページ数を割いて描いている だからこそ、その後に続く零のモノローグが光ってくる 二人の棋士が描かれることで、零の棋士としてのスタンスが見えてくる 天才と持て囃されていたあづさは新たに若い世代が登場して「終了」というシールを貼られても、晴信に負けても、そして零に負けそうになっても盤上の生き死ににしがみついて戦い続ける 50歳を超えて調子を上げてきた田中。彼は病弱な子供二人を育てながらの棋士人生であったと明かされる 共働きの夫婦で子供を育て、棋士として戦い続け。人から何を言われてもその生き方を変えること無く、そして子供を育てきるのを待っていたかのように更なる力を身に着けた これってどちらも零に通ずる部分を持っている 零は生きるために将棋を始めた。だからなんとしても将棋盤にしがみつかなければならなかったし、その為に幸田家の本来の子供たちを押しのけてしまった。それでも将棋にしがみつくのを止められなかった 零は居場所を得るためには将棋に全力を注ぐしか無かった。だから川本家の温もりを受けながらもその温もりが頭を占める事で自分の棋力が落ちるのではないかと恐れた でも、あづさも田中も零のように追い詰められるような理由なんて持っていないのに、零と似たような心境を懐き棋士として生きてきた 二人の在り方に向き合ってしまった零は自然と自分の在り方を見直さざるを得なくなる。だけど、以前のように自分の事だけ考えて将棋盤だけ見ていれば良かった頃の零とは違う。どんなに暗い思いを抱えてもついひなたたちのことを考えてしまう。それは一種の弱さかも知れないし、逃げなのかもしれない でも、それこそが零が手にした変化であり、守りたいものであり帰りたい場所の象徴なのだろうね 慣れない変化に戸惑う零に「手放しちゃ駄目だ」と諭した林田先生はやっぱり良い先生だなぁ 様々な戦いを通して、父の居た場所に触れた零。思わぬ所に家族の温もりはあったようで。でも、その温もりは既に失われているわけで。 失ってしまった温もり、これから手にするかもしれない温もり、手にしたい温もり 零の心境について大きな変化が有ったのだと伺わせる良い内容の巻でした

Posted byブクログ

2020/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

間延びしてるような詰め込みすぎているような。 でもだんだんひなちゃんとれいちゃんは形になってきて、桐山くんのネガも少し抜けそう。 私もそのおにぎりは手放しちゃならんと思う。

Posted byブクログ

2020/02/25

名言だらけの一冊でした。 ちょうど今の自分に必要な言葉ばかりで驚いています。 耳に痛い(人に説かれると受け入れ難い)内容も、漫画を通してだとすんなり心に落ちる不思議。 そんな私の人生に漫画は無くてはならない娯楽です。

Posted byブクログ

2020/02/23

あづにゃんの独白が胸に刺さります。そこにあるのは、天才たちへの異常なくらいな嫉妬、わかるわあ(笑) 「天が与えてくれた武器は、ある日を境に・・・」「人は情熱を失うとせっかちになる」ああ、自分に言われているようだった。 この巻は銘言が多いなぁ。 零は絶対に手放してはならないモノ...

あづにゃんの独白が胸に刺さります。そこにあるのは、天才たちへの異常なくらいな嫉妬、わかるわあ(笑) 「天が与えてくれた武器は、ある日を境に・・・」「人は情熱を失うとせっかちになる」ああ、自分に言われているようだった。 この巻は銘言が多いなぁ。 零は絶対に手放してはならないモノ、自分が生きていても良いと思える場所、失くしたくないもの手に入れたよう。 これからの零の闘いは生きる力と、帰る場所を大事にする場所を手に入れる。 ところで、ひなちゃんのコスは何?尊うと過ぎですあれは可愛い♪って(笑) あかりさんの銀座物語笑ったあ。あーあの罪作りなポテサラが。嫁さんがマネしましたわ(笑)美味しかった♪ あ、ぶんちゃん虹の橋の向こうに行かれたんですね、ご冥福をお祈りいたします。 #3月のライオン #3月のライオン15巻 #漫画好きと繋がりたい #漫画倶楽部 #漫画好きな人と繋がりたい #練乳ポテサラ #練乳入りポテサラ

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2020/02/09
  • ネタバレ

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ブンちゃん、またね 零くん、先生の言ったとおりおにぎりは手離さないで。 なにも失って欲しくない! あ、零くんとひなちゃん、自然に手繋いでるし!

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2020/02/07

人生は一回しかないからたらればはなくて、すべて含めての才能だったり運だったりするんだろう 少なくとも周りの人が、惜しいとか言う権利はないのだ 言ってもどうにもならないし。なんかしてあげられる人だけ言えばいい

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2020/02/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3月のライオンはただの将棋漫画ではないのです。 読み手側の心の奥とかそういうある部分が大きく揺さぶられて削られるような漫画だといつも思う。 台詞ひとつひとつにガツンと殴られ引っ張られることが多々ある。 内容の感想がかけねーわ笑 内容とは関係ないんだけども 私の愛犬が旅立って悲しんでいた数日後にブンちゃんが旅立ってしまって、とてもとても辛かった。 ライオンを読み始めたころから見てきたブンちゃんがなくなってしまうことや、そのくらいの月日がたったこと、 直接ブンちゃんを知っているわけではないけど、大事な家族を失う辛さがダブってしまってとても苦しかった。 愛犬や愛猫、自身の親が老いるということは自分も老いていくということ。 長い間読んでいるとお別れやさみしいことが増えるよなあと改めて思った。

Posted byブクログ

2020/01/28

表紙中央の田中七段。無口な脇役かと思いきや、病弱な息子2人を共働きで育て上げ、50代で手が離れたら体力作りから再スタートして研究を重ねて更に強くなる。主人公や弟子といった若手ともフラットに付き合い、時には手を差し伸べる。最&高です!

Posted byブクログ