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3月のライオン(15) ヤングアニマルC
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3月のライオン(15) ヤングアニマルC

羽海野チカ(著者)

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3月のライオン(15) ヤングアニマルC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白泉社
発売年月日 2019/12/26
JAN 9784592160250

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3月のライオン(15)

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商品レビュー

4.4

65件のお客様レビュー

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2025/05/05
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※このレビューにはネタバレを含みます

零ちゃんもなんだかんだでクラスメートに馴染んできたみたいで微笑ましい。 ひなちゃんもつぐみちゃんだけじゃなく友達がいて嬉しい。 素敵なシチュエーションできちんと告白も出来たし。 確かに物語の流れ的に、零ちゃんとあかりさんなのかと 読んでいる側も思うことがあった。 ひなちゃんがそう思うのも無理はないし、 保護した猫のような気持ちで大事に思っていた零くんを 男の人として見るというのは難しくて もっともっと大事な存在だっただろう。 ふたりの気持ちをちゃんと伝え合うことが出来てほっとした。 あづさ1号も面白い。 零くんの『敵』がいろんな人がいる描写が良いし 電車や水での戦況の表現が秀逸。 真っ黒い部屋などの表現も、羽海野先生自身が こうやって真剣に向き合い藻掻きながら この漫画を生み出してくれているからこそ 出てくる表現なのだろうなと思う。 田中さんも恰好良い人だなぁ。 この年齢で奥さんの仕事にも育児にも理解があって 積極的に関わってきた上で棋士としての結果を 出しているのは凄いことだ。 幸せを手に入れて、図太くなれたけれど 麻痺にも似ていて、ざりざりと身を削りながら すぐにとぷんと集中できていたことができなくなって。 それでも「手放すな」と先生が力強く言ってくれるのがいい。 ハチクロでも、時間は有限でやりたいことは沢山で 人として幸せになることと両立するのも難しくて という悩みが描かれていたなとふと思い出す。 勝つとか強いとか、そのゴールはどこなんだろう。 今だって十分勝っているし強いのに。 じゃあ名人になりたいのか、なったら納得できるのか。 息詰まりそうなところで感想戦がてらご飯に誘ってくれた田中さんが お父さんを知っていること、下の息子が零ちゃんと同い年なことを言ったあと、 ぽそりと「ここまで本当によくがんばったんだな」 と言ってくれたところで泣いた。 失くしたものも失くしたくないものも、全部持ったまま生きていっていい。 罪悪感なんて覚えなくてもいい、幸せになって欲しいと思う。

Posted by ブクログ

2025/04/28

3月のライオンは全巻軒並み素晴らしいですが、この15巻はまあ本当に傑作でした。何かに必死になって頑張ってる人には絶っ対に刺さる1冊だと思います。 15巻の始まりのエピソードは、前巻に引き続いて文化祭のフィナーレイベントが描かれますが、これがもう超激甘テイストで、零とひなのこれま...

3月のライオンは全巻軒並み素晴らしいですが、この15巻はまあ本当に傑作でした。何かに必死になって頑張ってる人には絶っ対に刺さる1冊だと思います。 15巻の始まりのエピソードは、前巻に引き続いて文化祭のフィナーレイベントが描かれますが、これがもう超激甘テイストで、零とひなのこれまでを見てきた読者には軽傷で済んだとしてもキュン死でしょう。 そして獅子王戦。田中七段の弟子で、初登場の野火止あづさ六段が零の対戦相手として描かれますが、これまた多分に漏れず魅力的なキャラクターで、羽海野先生の懐の深さを改めて感じました。 見た目はいかにも真面目な陰キャで、唇を噛み締めながら延々と脳内対話を繰り広げる、「元天才」棋士。しかし読み進めていくうちに、陰キャって何ですか?って気持ちになる。誰がどう定義してるんですか?そもそも陰キャって悪なんですか?とか、陰キャなんてクソみたいに浅い言葉と概念で他人を勝手に枠にはめて悦に入る浅ましさに吐き気を覚える思い。何より野火止六段は極めて魅力的ですし、そう描き切る羽海野先生は人の本質を見抜き人をよく理解する卓越した人間観察者だと思います。気付けば対局中に我を忘れて肌着姿になっているほどに永遠と脳内対話をする野火止六段ですが、彼が心で話しかけてくる特殊能力を持つ田中七段の弟子というのがまた面白い。「努力なんて好きでしたこといっぺんもねーよ」と吐き捨てつつ、どんなときも迷うことなく自ら獣道を選ぶ。そして、そうすることで成し得た結果をもって、あいつ必死すぎwと嘲笑うやつらに目にものを見せようという、あまりに健全なプロセスで、あまりに勇猛果敢な気概を見せるその姿は、本気で頑張ってる人間のかっこよさしかなかった。 そしてそんな野火止六段から「天才」の評判を奪った桐山零も、自分の知らない種類の苦労や努力をしてきた人の背景に想いを馳せて、「こんなに重い荷物を背負って自分は頑張ってきたんだ」と思っていた自分のことを恥じる。ああなんて素敵なんだ。全員。どのキャラも本当に素晴らしい描き方で、相変わらず素晴らしい作品であることをまたひとつ見せつけられました。

Posted by ブクログ

2024/04/18

きゃー♡からの落差が凄くて。 林田先生教師として100点満点だよ。 で最後のあれ。 もうこれでいいかななんて思っちゃったりして。 そのあとで、はっ!島田さん!と思ったりもして。

Posted by ブクログ