3月のライオン(15) の商品レビュー
15巻です。 男女が結ばれるシーンはどんな作品でもやはり感動します。長いようで短かったですがちゃんと結ばれて良かったです。
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文化祭のファイヤーパーティー・・・零とひなた。 桐山、青春してるってよ~てな、甘酸っぱい告白。 見守る同級生たち。 対局の後のおにぎりを介しての先生の言葉。 あぁ、零もひなたも、この高校に入って良かったなぁと、しみじみ。 そして、元・天才とその師匠との2つの対局・・・獅子王戦四組...
文化祭のファイヤーパーティー・・・零とひなた。 桐山、青春してるってよ~てな、甘酸っぱい告白。 見守る同級生たち。 対局の後のおにぎりを介しての先生の言葉。 あぁ、零もひなたも、この高校に入って良かったなぁと、しみじみ。 そして、元・天才とその師匠との2つの対局・・・獅子王戦四組の 決勝トーナメントは、あおりの如くの、永き戦い。 斜め外れた視線で「現・天才?」と師匠を見ている「元・天才」。 果てしなく研究し、敗れてもなお、自分自身にのみ腹を立て、 更に努力を続けるパワー!「だけど俺はっ 棋士なんだよ!!」 ひたすら走る「元・天才」の姿に、感銘しました。 また、自分の弱さを自覚出来るようになった、零。 自分を変えられた力を持つ田中七段との対局は、壮絶でしたが、 後日、亡き父との交流を聞かされるところが、なんとも良かった。 失くしたものがあっても想い出は残り、これから失くすものは あろうけれど、失くしたくないという想いがあるということ。 失いたくない、得た居場所と将棋との関係がどうなっていくのか? これもまた、“永き戦い”になっていくのでしょうか。 おまけの、あかりさんの話は激ヤバい。 気遣い姫なあかりさんのメニュー、美味しそうです。 でも、老齢な常連さんたちの血糖値と中性脂肪値が心配(笑)。 最後に、あちこちに散りばめられた、虹の橋を渡った ブンちゃんの話は、胸が熱くなるものでした。
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大人的に言うなら、始まりから、何かを失っていた子供たちが「失いたくないもの」を、少しづつ作り上げていく姿が切なくて読むのがやめられない。実は案外大人のマンガかもしれませんね。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/20190...
大人的に言うなら、始まりから、何かを失っていた子供たちが「失いたくないもの」を、少しづつ作り上げていく姿が切なくて読むのがやめられない。実は案外大人のマンガかもしれませんね。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/201907140000/
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物語全体の中ではとても穏やかなパートのはずなのに、 何故だろう、ずっと物悲しくて、焦燥感に似た感覚が付き纏っていた。 それは多分、喪失の予感なのだろう。 何かを手に入れたとき、いつもどこかで、自分でも気付かないうちに、ほかの何かを失くしている。 これまで生きてきて、そう思うこと...
物語全体の中ではとても穏やかなパートのはずなのに、 何故だろう、ずっと物悲しくて、焦燥感に似た感覚が付き纏っていた。 それは多分、喪失の予感なのだろう。 何かを手に入れたとき、いつもどこかで、自分でも気付かないうちに、ほかの何かを失くしている。 これまで生きてきて、そう思うことが何度かあった。 何も失くさないではいられないのは、どうしてなんだろう。
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将棋と恋愛、もしくは家族?フェイズのうち、恋愛フェイズの方はひとつの区切りか。でも将棋とそういう身の回りのことが切り離せないのが、この作品の魅力ともいえる。この巻も面白かった。将棋の場面は、なんか詩だよなぁ。べつに揶揄するんじゃなく、素直にそう感じる。ハチクロを超える長さにとっく...
将棋と恋愛、もしくは家族?フェイズのうち、恋愛フェイズの方はひとつの区切りか。でも将棋とそういう身の回りのことが切り離せないのが、この作品の魅力ともいえる。この巻も面白かった。将棋の場面は、なんか詩だよなぁ。べつに揶揄するんじゃなく、素直にそう感じる。ハチクロを超える長さにとっくになってはいるんだけど、この作品はどこに着地するんだろう。ずっと読んでいたいという気分と、行く先を知りたい気分。両面あるなぁ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
15巻を読んで、途中読んでなかったことに気付いた。 話のつながりがわからないのに泣いてしまうというね。 ちゃんと間を埋めてからもう一度読もう。 でも、零くんが岐路に立っていることはよくわかった。
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考えてみれば、結構久しぶりに将棋メインの巻だった気も。やっぱり本題は熱いです。プライベートの盛り上がりも上手い具合にまぶされていて、物語の厚みがついた分、楽しみも倍増って感じ。温かくて素敵です。
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シリーズで買っている数少ないマンガのひとつ。 私は、玲ちゃんが、同世代の友達と普通の高校生活を遅れている話がとても好きです。そして、担任(元)の先生の玲ちゃんをドンピシャで射止める言葉かけがたまりません。今回の巻もそれらが読めて幸せでした。
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将棋の話しに戻った。桐山君なかなか上に上がれないねえ。どこでまで書かれるんだろう? そして、デートに誘った先生が一歩リード。
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「もうこれが最終巻でいいよ」と、思いました。 「少年は友人や家族を得て、そして幸せに暮らしました」と、ここで終わりにしてくれたらいいのに。 この先を知るのは、とてもこわい。 それはともかく、 シチューにはコーンを、ポテサラには練乳を入れてみようと決意しました。 羽海野チカ先生のお...
「もうこれが最終巻でいいよ」と、思いました。 「少年は友人や家族を得て、そして幸せに暮らしました」と、ここで終わりにしてくれたらいいのに。 この先を知るのは、とてもこわい。 それはともかく、 シチューにはコーンを、ポテサラには練乳を入れてみようと決意しました。 羽海野チカ先生のお話に出てくるごはんは、いつもとてもおいしそうで、真似してつくりたくなります。
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