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デトロイト美術館の奇跡 の商品レビュー

3.7

203件のお客様レビュー

  1. 5つ

    31

  2. 4つ

    88

  3. 3つ

    65

  4. 2つ

    7

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2023/10/17

サクッと読めて心が温まる一冊。原田マハさんの美術関連の小説は、絵画に詳しくなくてもとても引き込まれるし興味が湧く。それに加えて登場人物が皆優しくて温かいから、心が癒される。

Posted byブクログ

2023/10/17

30分程度でさくっと読める一冊。 決して長編では無い作品で、それでいて胸が熱くなるアート小説はさすがマハさん。 デトロイト美術館に行ってわたしも友だちに会いに行きたい。

Posted byブクログ

2023/09/29

ゴッホにセザンヌ、ルノワール。綺羅星のようなコレクションを誇った美術館は、二〇一三年、市の財政難から存続の危機にさらされる。市民の暮らしと前時代の遺物、どちらを選ぶべきなのか? 全米を巻き込んだ論争は、ある老人の切なる思いによって変わっていく――。実話をもとに描かれる、ささやかで...

ゴッホにセザンヌ、ルノワール。綺羅星のようなコレクションを誇った美術館は、二〇一三年、市の財政難から存続の危機にさらされる。市民の暮らしと前時代の遺物、どちらを選ぶべきなのか? 全米を巻き込んだ論争は、ある老人の切なる思いによって変わっていく――。実話をもとに描かれる、ささやかで偉大な奇跡の物語。 「新潮社」内容紹介より セザンヌの1枚の絵をめぐる物語が素敵だった. 暖かい密やかな心の動きとやりとりに、心動かされる. 私は絵を描く人ではないし、詳しいわけでもないけど、ふと思い立って美術館に行くことがある. アートは友だち.そんな風に思うことができる絵にはまだ出会っていない. いつか出会える日が来るのを楽しみに、ふらっと美術館に足を運ぼうと思う. マハさんの作品はいつもぽろりと涙がこぼれる瞬間がある.

Posted byブクログ

2023/08/26

今日は荷物が多いんだけど、本はいつも通り持ち歩きたいんだよねー 手に取った作品は、またもやマハさんのもの 130頁の厚さだが、期待を裏切らない作品だった 『デトロイト美術館の奇跡』は、アートを愛する人々の思いが詰まったお話 2013年にデトロイトは財政破綻 負債総額は180億ド...

今日は荷物が多いんだけど、本はいつも通り持ち歩きたいんだよねー 手に取った作品は、またもやマハさんのもの 130頁の厚さだが、期待を裏切らない作品だった 『デトロイト美術館の奇跡』は、アートを愛する人々の思いが詰まったお話 2013年にデトロイトは財政破綻 負債総額は180億ドル その負債の補填などのため、デトロイト美術館の美術品の売却が検討された アートはともだち 助けたいのです___友を デトロイト美術館の運命はいかに。。。 作中でも度々出て来たカバー絵、ポール・セザンヌの「画家の夫人」 マハさんの作品を読んで、また絵を一つ覚えた 沢山の人の心を掴んで離さないこの絵を、いつかこの目で観てみたい そして魅了される絵に、出会ってみたい

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2023/08/23

短編小説を3冊購入してみた。そして読んでみることにしました、原田マハさんは大好きで、カフーから、本当たくさんの感動を貰って来た。いりびととかサスペンスも大好物で、単なる犯人探しの推理小説ではなくて、心に突き刺さる、とにかくアートが全面に出るって事、今回もあっという間に終わる。デト...

短編小説を3冊購入してみた。そして読んでみることにしました、原田マハさんは大好きで、カフーから、本当たくさんの感動を貰って来た。いりびととかサスペンスも大好物で、単なる犯人探しの推理小説ではなくて、心に突き刺さる、とにかくアートが全面に出るって事、今回もあっという間に終わる。デトロイト美術館にセザンヌの夫人の絵に 記憶された。まだまだ読んでいないリーチ先生に楽園に暗黒に、楽しみしかない

Posted byブクログ

2023/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

史実にもとづいたフィクション。飽きずにあっという間に読んでしまった。登場人物も魅力的だった。 1つ残念だったのが、ストーリーがうまく行きすぎるところ。タイトルにあるように「奇跡」なので、やむを得ない部分はあるが、後半冷めてしまった。。。

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2023/08/13

原田マハ作品は初めてだったので、一番薄いのを選んでみた。 史実に基づいたフィクション、 デトロイトが街として財政破綻する際の 市に属するデトロイト美術館を描いた作品。 最後はほろりと、悪い人が出てこない優しい世界。 いやいや、本当はデトロイト市が破綻するまでに いろんなことが...

原田マハ作品は初めてだったので、一番薄いのを選んでみた。 史実に基づいたフィクション、 デトロイトが街として財政破綻する際の 市に属するデトロイト美術館を描いた作品。 最後はほろりと、悪い人が出てこない優しい世界。 いやいや、本当はデトロイト市が破綻するまでに いろんなことがあるんだろうけど、そこには触れず あくまで美術館とそこにある作品を扱ったもので、 だからこそちょっと物足りないというか、 こんな危機なのにドロドロしたものが何もないのに返って違和感。 美術館の歴史を物語調で読んだ感じ。

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2023/08/12

待ち時間に図書館で読了。 短いながらにあたたかく、なんだかホロリと泣けた。 マハさんは本当に凡人を、アートに繋げる天才ですな、、

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2023/08/08

 実話を基にしたフィクションらしい。デトロイト美術館に行ったことがあればより楽しめただろう。短くてさくっと読めるが満足度は高い。デトロイト美術館のために何かしたい、と貧しい生活の中で 1ヶ月の生活費の半分にあたる500ドルを寄付したフレッドのエピソードは、亡き奥さんへの深い愛を感...

 実話を基にしたフィクションらしい。デトロイト美術館に行ったことがあればより楽しめただろう。短くてさくっと読めるが満足度は高い。デトロイト美術館のために何かしたい、と貧しい生活の中で 1ヶ月の生活費の半分にあたる500ドルを寄付したフレッドのエピソードは、亡き奥さんへの深い愛を感じられる。価値ある財産だからではなく、友だちだから助けたいと言えるのが素敵。

Posted byブクログ

2023/09/28

ページ数は多くなくとも、アートに魅せられた人々の、さまざまな想いが伝わってくる濃い内容の本だった。 絵画にはいままで興味がなかったが、自分のお気に入りの作品を見つけたいと思った。

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