わたしの美しい庭 の商品レビュー
やはり凪良ゆうさんはイイ!! 仕事や恋愛や色々なことで疲れてる人はコレを読むべし! 世の中色々な価値観があるけど、また違った価値観を考えさせられる 心がフラットに凪いでいく 誰しもがこのような本当の意味での贅沢な生活が送れるはず お金は必要ではないんだなぁ
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屋上に縁切り神社があるマンションに住む人々。 マンションのオーナーの息子で縁切り神社の神職の統理。 5歳で両親を亡くし統理に引き取られた小学生女子の百音ちゃん。 親と絶縁し、長年同棲してた恋人にも捨てられた路有(ろう)くん。 親に結婚を急かされるも、初恋の人を忘れられない...
屋上に縁切り神社があるマンションに住む人々。 マンションのオーナーの息子で縁切り神社の神職の統理。 5歳で両親を亡くし統理に引き取られた小学生女子の百音ちゃん。 親と絶縁し、長年同棲してた恋人にも捨てられた路有(ろう)くん。 親に結婚を急かされるも、初恋の人を忘れられない桃子。 大手企業に就職するも鬱で退職してしまった基(もとい)。 登場人物がみんな魅力的でした。みんな幸せになって欲しいな。特に桃子に幸せになって欲しいな。一人暮らししちゃったら?って思うけど、お母さんが一人暮らしになっちゃうから実家出れないのかなと思ったり。親子だからって何言っても良いわけじゃないって分かって欲しいな。 凪良ゆうさん、『流浪の月』が重過ぎて疲れた記憶があったけど、この本は穏やかで癒される感じでした。凪良ゆうさんの本の中で1番好きかも?
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恐らくXでおすすめされており、図書館で予約。 ならぎゆうさの作品を初めて読んだ。 物語の印象は、少女漫画のような小説だった。 作者の価値観など、常に将来が不安で、独り身の自分には共感できる事が多かったけど、物語りの形が少し苦手だった。 それぞれが自分を受け入れ、自分らしく生き...
恐らくXでおすすめされており、図書館で予約。 ならぎゆうさの作品を初めて読んだ。 物語の印象は、少女漫画のような小説だった。 作者の価値観など、常に将来が不安で、独り身の自分には共感できる事が多かったけど、物語りの形が少し苦手だった。 それぞれが自分を受け入れ、自分らしく生きている姿があり、生きることに対しての困難はあるけど、1人ではなく、血縁関係なく前向き生きる物語だった。
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テーマは重たいはずなのに、とても読みやすかったです。むしろ読後は清々しい気持ちになったくらい! 悩みやつらい過去を抱えているけれども、自身の中にぶれない軸があり、前を向いていこうとしているからかな…
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他人からの興味、悪意、世間体。こういったものたちに縛られて生きにくさを感じている人々が、お互いに手を取り合い、思いやりを持って凄す日々の穏やかさか屋上の美しい情景とともに広がって、ほっとする作品だった。
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図書館で借りた本。 5歳で両親を亡くした百音は、母の元夫である統理に引き取られていた。統理は屋上に縁切り神社のあるマンションを所有しており、縁切りマンションとその住民たちと楽しく暮らしていた。
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とても読みやすい文章。 登場人物にはそれぞれに抱えたものとか 『変わってる』材料があるんだけど 日々を過ごす彼らの日常が いろいろあるんだけど穏やかな気分にさせてくれて とてもいいお話だった。 いいなぁ彼ら。 統理と百音と路有。 桃子さんに基くん。 神社と庭がいい雰囲気出してるけ...
とても読みやすい文章。 登場人物にはそれぞれに抱えたものとか 『変わってる』材料があるんだけど 日々を過ごす彼らの日常が いろいろあるんだけど穏やかな気分にさせてくれて とてもいいお話だった。 いいなぁ彼ら。 統理と百音と路有。 桃子さんに基くん。 神社と庭がいい雰囲気出してるけど キャラがみんな素敵だった。 ミステリー好きだけど、こういう作品もいいな、て思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
幼くして両親を事故で亡くした百音(もね)。百音の母親の元夫で、5階建てのマンションの屋上にある縁切り神社の神主と翻訳の仕事をしながら百音を引き取り育てている統理(とうり)。バンで移動式のバーを営みながら百音と統理の隣の部屋に住んでいるゲイの路有(ろう)。同じマンションに住んでいる看護師で、昔事故で亡くした恋人(坂口くん)のことを忘れられない独身アラフォー桃子。その坂口くんの弟で、大手ゼネコンに就職し東京でバリバリ働いていたが鬱を患い実家に帰っていた基(もとい)。 主な登場人物は初めの3人だが、一番気になる統理と百音の話は大して掘り下げることはなかった。この2人のエピソードがもっと見たかった。 近所の人たちが統理と百音の関係をコソコソ噂話しているのが嫌な感じ。コブつきとかなさぬ仲とか、言い方悪いなー。 『あの稲妻』での桃子と坂口くんのエピソードは20年ぐらい前に擦りに擦られた携帯小説みたいだった。同じマンションに住んでいた昔の同級生と高校で偶然再会して付き合い、夏祭りの直前に事故で亡くなり、その恋人の面影をずっと忘れられないままでいる…って、何番煎じよ?ちょっと安っぽすぎる気がしてしまった。 『ロンダリング』の路有とその元彼の話は面白かった。元彼はゲイだが路有を捨てて女と結婚し子供まで作っていたにも関わらず、路有に思わせぶりなハガキを寄越し、その上いまの生活が不安だから一緒に逃げてくれと言う。サイテーーー!!! その不安はただのマタニティーブルーだと路有に突きつけられ元の生活に戻った元彼は、最後に子どもの写真つきのハガキを送ってくる。なんちゅうやつだ!でもこういう図太くて自分のことしか考えられないヤツが世の中強かに生きていくよね。路有もこんなヤツ相手にしてやってお人よしだよまったく。 『兄の恋人』の基の酔っぱらい土下座謝罪は身に覚えがありすぎて読んでてしんどかった…。自分の黒歴史を思い出して消えたくなった。ダメージを受けすぎてここから先の話が頭に入らなかったし他の記憶も飛んでいった。 私の美しい庭とはマンションの屋上にある、統理が管理をしている神社とその周りのことを指しているようだが、それについても深く掘り下げるターンは特になかった。読者側に余白を残してくれているのかもしれないが、なんだか宙ぶらりんな気がしてもやもやした。あと登場人物たちの名前が変わっていてスッと入ってこなかったのももやもや。この作者との相性はあまり良くなかったのかもな…。
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流れる空気感がすごくいい。 自分は自分というのを貫くのはとても難しいなと感じる。欠落を抱えた人たちが、それでもありのままで生きてゆく話。 わたしは路有くんがすきです。
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さらりと読める本でした。 出てくる登場人物が素敵な関係性でした。 みんな悩みがあるけれど、自分は自分と認められるからよいのかな。 思いやりとはなにかな。
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