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わたしの美しい庭 の商品レビュー

4.3

473件のお客様レビュー

  1. 5つ

    211

  2. 4つ

    180

  3. 3つ

    51

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

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2022/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今まで読んできた中では1番の小説。最初から最後までフラッシュの様な感動に包まれ続けた。自分の今の境遇や状況が似ている事もあるが、心の底からの感動できた自信がとてもある。 BL小説を書いていた作者だからこそ、少数派の悩み苦しみを表現がとても上手く、そして全体の描写もとても綺麗で世界観も登場人物職業もとても好きだ。憧れる。でも、そんな憧れる人にも悩みがある。世の中この小説のような悩みで溢れかえっているのかもしれない。だからこの小説はとても高く評価され、自分のその内の1人だ。本当によかった。

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2022/11/09

流浪の月が全然好みではなかったので、凪良ゆうさんの次の作品を読もうとなかなかなりませんでした。 これはもっと早く読めばよかったですね。 ロンダリングが好きです。 理解できないならできないでしかたない。 だったら黙って通り過ぎればいいんだ。 この言葉が刺さりました。 統理...

流浪の月が全然好みではなかったので、凪良ゆうさんの次の作品を読もうとなかなかなりませんでした。 これはもっと早く読めばよかったですね。 ロンダリングが好きです。 理解できないならできないでしかたない。 だったら黙って通り過ぎればいいんだ。 この言葉が刺さりました。 統理と路有、2人の関係性が素敵です。 いろんな人がいて、それでも良いんだよなと思えました。 手を取り合っていけない人なんていないし、誰とでも助け合えばいい。 それは世界を豊かにするひとつの手段だと、少なくとも僕は思います。 統理の話す言葉が好きでした。

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2022/11/06

屋上の美しい庭。緑眩しく、心地よい場所。行き交う人達もとても気持ちよく、お互いを支えあう。それぞれの視点で描かれ、他人から見ると苦労などないように見えて、実は大きな闇を抱え生きている。ニーチェの「事実はなく解釈があるのみ」という言葉がぴったりのお話でした。大きな感情移入はないけれ...

屋上の美しい庭。緑眩しく、心地よい場所。行き交う人達もとても気持ちよく、お互いを支えあう。それぞれの視点で描かれ、他人から見ると苦労などないように見えて、実は大きな闇を抱え生きている。ニーチェの「事実はなく解釈があるのみ」という言葉がぴったりのお話でした。大きな感情移入はないけれど、爽やかで読みやすく、気持ちが軽く明るくなる本でした。大好き度❤️❤️

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2022/11/04

凪良さんの作品はどうしてこんなに優しさに溢れてるんだろう。人の痛みに忖度なく接してくれる登場人物。そういうエピソードを読んでたら泣けてくる。よからぬ仲の2人、昔の恋、亡くなった人を想う気持ち、自分の中の葛藤、どれも丁寧に描かれていてとても良かった。

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2022/11/02

百音ちゃんがかわいい 子ども扱いせず、百音ちゃんと同じ目線で会話する4人の空気感が良い 統理がメインの話も読んでみたい

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2022/10/31

読むと気持ちがスッキリと上向くようなお話だった。 短編集だが、それぞれの主人公と『縁切り神社』が絶妙に絡み合っていて良い。装丁も素敵。

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2022/10/29

屋上に神社。寂れた、暗い話かと思ったけど、いい意味で期待を裏切られた。 登場人物はみんないろんな過去を持っているけど、前を向いて生きている。爽やかな読後感。ちょっと昔を思い出して切なくなったり。 読んで良かったなぁと思える1冊。

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2022/10/18

マンションの屋上庭園にある「縁切り神社」に関わる人たち、訪れる人たちが描かれている作品…。宮司で翻訳家の統理、統理の亡くなった妻の子である小学5年生の百音、統理のクラスメイトでゲイの路有、このマンションで暮らす桃子、以前このマンションで暮らしていた桃子の恋人(事故にてすでに他界)...

マンションの屋上庭園にある「縁切り神社」に関わる人たち、訪れる人たちが描かれている作品…。宮司で翻訳家の統理、統理の亡くなった妻の子である小学5年生の百音、統理のクラスメイトでゲイの路有、このマンションで暮らす桃子、以前このマンションで暮らしていた桃子の恋人(事故にてすでに他界)の弟の基…それぞれがその立場や境遇をに対して、自身で向き合っていく…。 作中、統理が百音に対して「手を取り合っていけない人なんていないし、誰とでも助け合えばいい。それは世界を豊かにするひとつの手段だと、少なくともぼくは思っています。」この言葉が響きましたねぇ…ウクライナとロシアとの戦争が長引いていたり、コロナの終息が見えなかったり不安定な世の中ですが、手を取り合って助け合って乗り切りたいですよね!読み終えて、すごく穏やかな気持ちになれました。 凪良先生に『続・わたしの美しい庭』なんかも読みたいな~今作の登場人物の今後、数年後とか気になる!そんなリクエストしたくなりました。

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2022/10/16

『僕たちは違うけど認め合おう』 『それでも認められないときは黙って通りすぎよう』 『無駄に殴り合って傷つけ合うよりは、他人同士でいた方がまだ平和』

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2022/10/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりに本を読んで泣いた 今まで読んだ凪良ゆうさんの本で1番好き うつの基くんの話は、とても辛く、とても現実的で本当の話みたい 桃子さんと統理くん、百音ちゃんと路有くんに出会えてよかった 気楽に生きていきたいけど、真面目でひとつひとつに向き合う人物たち いろいろな言葉や人に関わり、前向きになったり、落ち込んだり、心動かし自分らしさを見つけて行く 心は自由をとらえていく 自律している考えを持っているところに憧れる

Posted byブクログ