騙し絵の牙 の商品レビュー
凄く面白かったです 雑誌や週刊誌、新聞も電車で読んでる人見なくなりましたね。みんなスマホばかり見てる。 そんな世の中でも何とか紙の媒体を残そうと奮闘する編集長の物語でした。 社内の派閥争いに巻き込まれながら自分の大切なものを守ろうとする姿に共感を感じました。 でも、エピローグだ...
凄く面白かったです 雑誌や週刊誌、新聞も電車で読んでる人見なくなりましたね。みんなスマホばかり見てる。 そんな世の中でも何とか紙の媒体を残そうと奮闘する編集長の物語でした。 社内の派閥争いに巻き込まれながら自分の大切なものを守ろうとする姿に共感を感じました。 でも、エピローグだけ別モノですね。 まさか、あそこまでするなんて。 また、そんな過去から来てたなんて。 読書しながら、頭の中はもちろん大泉さんでした。
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同じサラリーマンとして出版業界の実情が知れるのは純粋に面白かった。 また誰にでも二面性はある。 仕事の自分、家族といる自分。彼女といる自分。友達といる自分。 輝く一面がある分影もより暗くなるんだろう。 個人的に最後の速水の過去の部分は若干の無理矢理感は感じたかな。
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『騙し絵の牙』 【A;購読動機】 ずばり、「罪の声」の作家さんの執筆だから。グリコ森永事件をモチーフにしたフィクション小説に圧倒された。 その記憶が消去できず、手に取ったのが「騙し絵の牙」である。 映画化されていたことも知らず、先入観なしでの読了となる。 【B;物語】 ①主人...
『騙し絵の牙』 【A;購読動機】 ずばり、「罪の声」の作家さんの執筆だから。グリコ森永事件をモチーフにしたフィクション小説に圧倒された。 その記憶が消去できず、手に取ったのが「騙し絵の牙」である。 映画化されていたことも知らず、先入観なしでの読了となる。 【B;物語】 ①主人公 20年以上出版業界で働く編集長である。担当する雑誌は創刊以来赤字続き。多くの雑誌が廃刊に追い込まれる中、いよいよ自身担当の雑誌にその危機が迫る。黒字化必至。 ②黒字化 売り上げを伸ばすにあたり、出版部数そして広告の伸びは大きく期待できない。 そこで作戦として考慮に含めたのが「著作物の2次利用」である。 部員に対して売り上げ目標を与えるにあたり、著作物の強さ(消費者からの支持度)を考慮して設定する。 ③編集長 自らは、大物重鎮作家と女優兼作家の2氏との交渉にあたる。なぜ、彼にそれが務まるのか?それは、彼が、作家に対してのフォローがどの編集者よりも手厚かったらからに他ならない。具体的には、作家が執筆しやすいように資料含めた情報収集、提供を継続的に行っていることだ。 【C;読み終えて。学び。】 ①; ビジネスはすべて環境にあわせて変化させ継続させることが必至である。そのためには、利益/キャッシュを残すは必須である。書籍もそのほかビジネスも同様である。 ②; 目標設定をするにあたり、何を「因子」とするのか?その根拠を明確にすることによって、部全体の理解力が高まる。ゆえに統率しやすくなる。 ③; 誰が利益をもたらしてくれるのか?そう、利益の源泉。出版業界にあたっては、作家そして作家が生み出す作品である。 それをわかって、行動しているからプロとして生きていける。本質、本筋を見誤まることなかれ。 【D;調べてみた。集英社の売上変遷。】 出版業界への理解を深めたいと考えた。そこで、集英社の売上変遷を調べてみた。 2012年売上高 1,260億円(雑誌820億円、書籍170億円、広告110億円、事業収入150億円) 2022年 1,950億円(雑誌506億円、書籍120億円、広告86億円、事業収入1260億円) ―――――――― 判断できること。売上増加は、事業収入の伸びであること。 事業収入とは、デジタル化、版権ビジネスである。後者には、映画化、ゲーム化、コラボが含まれる。 ―――――――― さて、「騙し絵の牙」に話を戻す。 主人公の編集者が、出版社を退職して、次に何を志したのか?また、その理由は、なぜなのか? 集英社のビジネスの変遷を観察して、「なるほど」と腹落ちをしたのである。
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大泉洋を主人公にあてがきたした小説。先に同名の映画を視聴し、痛快で大どんでん返しの凝った内容だったため、小説を手に取った。 内容は映画とは全く異なっているので、小説としてどんどん読み進めていける。 大泉洋をイメージしながらも、もっていたモノマネ上手な人たらしの大泉洋、ということだ...
大泉洋を主人公にあてがきたした小説。先に同名の映画を視聴し、痛快で大どんでん返しの凝った内容だったため、小説を手に取った。 内容は映画とは全く異なっているので、小説としてどんどん読み進めていける。 大泉洋をイメージしながらも、もっていたモノマネ上手な人たらしの大泉洋、ということだけでなく、裏の顔も掘り起こして描かれていて楽しめた。
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すっごい面白かった。 自分自身映像制作の仕事をしていたから 作家とのやりとり、会議の雰囲気なんかがイメージしやすかった。 速水がとても魅力的で、速水みたいにみんなに愛される仕事人に憧れてたんだよなーと思い出させてくれた。
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出版業界や編集者の仕事について理解が深まった。 大泉洋をイメージした主人公キャラクター、ユーモアがあり、仕事に熱い人柄に好感を持てる。 最後の締めくくりも良かったなぁ。 小説家を応援するためにもっと本読もう。
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最後の落ちがスゴいみたいな触れ込みで、映画の番宣見てもどんでん返しをあからさまに押してるんだけど、落ちは全く気にしないでいい。 中盤の主人公の奮闘ぶり、まさしくそこに人間がいるような。 人間を書くってこういうことかと理解できる作品。 主人公の実在感がすごい。 テンポのいい、会...
最後の落ちがスゴいみたいな触れ込みで、映画の番宣見てもどんでん返しをあからさまに押してるんだけど、落ちは全く気にしないでいい。 中盤の主人公の奮闘ぶり、まさしくそこに人間がいるような。 人間を書くってこういうことかと理解できる作品。 主人公の実在感がすごい。 テンポのいい、会話。ほんの数行でクスッとさせられたり、テンポが凄くいい。 最後の落ちがペースアップして、急に終わりに向かって展開していくので、消化不良になりがちな気がするが、それまでのすったもんだが最高なのである。
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数年前に映画で見てしまったので、期間を空けてようやく手を出した。 結論、映画とは全く別作品! 大泉洋さんをモデルにしているのに、この人生を歩ませるんだ!と思ってしまう。 読書好きとして、もっと世の中に読書の娯楽が広がらないかなと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
表紙はともかく中表紙と最終ページに大泉洋さんのカラー写真ページがあって、やけに大泉洋を推してくるなーと思ったら、大泉洋さんのために書かれた小説なんですね。びっくり。 人たらしの才のある主人公・速水輝也が人脈と機転で自らが編集長を勤める雑誌を廃刊から救う、的な話かと思いましたが、最後はいい意味で予想を裏切られました。 久しぶりに睡眠時間を削って読み終えた本でした。
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