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騙し絵の牙 の商品レビュー

3.7

255件のお客様レビュー

  1. 5つ

    46

  2. 4つ

    112

  3. 3つ

    68

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

    6

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2024/06/14

なんか大泉さんの薄っぺらいキャラがそのまま出てる感じ。ドラマを見ているような気分になり「時間の無駄」気分になってしまった。50ページでギブアップ、図書館に返却。塩野さんの他の作品をトライします。

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2024/06/01

「大泉洋に当て書きしているらしい、面白そう」というだけで手にとってみた一冊。 本離れについては、自分の体感として電車の中や店の中でも薄々感じてはいたが、出版業界の厳しさがこれほどまでとは思っていなかった。そんな出版業界に身を置く人々の、権力や廃刊危機に立ち向かう物語。最後にくるく...

「大泉洋に当て書きしているらしい、面白そう」というだけで手にとってみた一冊。 本離れについては、自分の体感として電車の中や店の中でも薄々感じてはいたが、出版業界の厳しさがこれほどまでとは思っていなかった。そんな出版業界に身を置く人々の、権力や廃刊危機に立ち向かう物語。最後にくるくると解き明かされ、今までのあの行動が、あの時間がこう繋がるなんて…とまさしくタイトル通りだった。 今度、映画も観てみようと思う。

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2024/05/18

映画は観ていないけど、大泉洋さんをイメージして読むと、映像がはっきり思い浮かぶ。 一部大泉洋さんらしからぬシーンもあったけど(笑) ミステリーではなくお仕事小説なので、読むスピードが遅くなってしまったけど、最後は感動も。再会してほしかったなぁ… 麗子像は吹き出してしまった(笑...

映画は観ていないけど、大泉洋さんをイメージして読むと、映像がはっきり思い浮かぶ。 一部大泉洋さんらしからぬシーンもあったけど(笑) ミステリーではなくお仕事小説なので、読むスピードが遅くなってしまったけど、最後は感動も。再会してほしかったなぁ… 麗子像は吹き出してしまった(笑)

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2024/05/17

主人公は大泉洋がモデルとあって、会話が面白い。お気に入りは「そっちはどんな感じだ」「タイタニックだよ」「メガヒットか」「映画じゃねえよ。沈みそうだってことだよ」 ただ内容はめっちゃ暗い。

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2024/04/25

私だって「存在のすべてを」を読みたい 読んで待ちます塩田さん、4作目 2018年本屋大賞ランクイン作品 って、文庫裏に書いてあるから 調べたら6位(…どう評価するかよくわからない) 大手出版社で廃刊の危機に遭ってしまうカルチャー雑誌の編集長の奮闘 出版業界、編集者の仕事と生活ぶ...

私だって「存在のすべてを」を読みたい 読んで待ちます塩田さん、4作目 2018年本屋大賞ランクイン作品 って、文庫裏に書いてあるから 調べたら6位(…どう評価するかよくわからない) 大手出版社で廃刊の危機に遭ってしまうカルチャー雑誌の編集長の奮闘 出版業界、編集者の仕事と生活ぶり、クセ強めの作家達 面白く読みました 創業者一族の社長の急逝 どちらの会社でも起きそうな次期社長争い しっかりどっしり取材されたのでしょう 主人公は俳優大泉洋さんに当て書きということで、軽妙な会話は、いかにもと思うことたびたび エピローグでも退社後の逆手劇まで楽しく読みましたが、タイトルはしっくりこなかったですかなあ 映像化を意識されながら、とのことで、離婚となる夫婦関係とか 恵まれなかった生い立ちとか ちょっと過剰かなと思ったり。 出版社業界小説で充分面白いので、

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2024/04/19

映画は未見。ほんと面白い。何気ない一行が伏線だったりして、エピローグまで「そうきたか」「そうだったのか」「ここでこの展開か」ということばかり。塩田武士作品を続けて読んで行こうかと思う。

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2024/03/21

大泉洋に当て書きをしたということで興味を持って読んだ本。 最初の方はあれをしてこれをして誰々が出てきてと情報が多い感じがしていまいち情報が頭に残らなくてどうしようと思ったけれど、中盤頃からはそんなことも無くなって読みやすくなった。 ものまねだとか人脈を大事にして広げていく感じとか...

大泉洋に当て書きをしたということで興味を持って読んだ本。 最初の方はあれをしてこれをして誰々が出てきてと情報が多い感じがしていまいち情報が頭に残らなくてどうしようと思ったけれど、中盤頃からはそんなことも無くなって読みやすくなった。 ものまねだとか人脈を大事にして広げていく感じとかが自分がイメージする大泉洋ではいはいわかるってなったけど、会社に翻弄されたり、不倫してたりの闇の部分はなるほど作者にはこういう面も浮かぶのかと思うとおもしろかった。 そして最後に色んなひとを欺くようにして独立し、その裏にあったものが告白されることで、人たらしにも葛藤とかがあるという人らしさ的なものを感じた

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2024/03/15

紙の本と電子書籍どちらにも良さがあるから共存して欲しいなあと思うけど、現場はそうもいかないんだろうなあ…と複雑な気持ちになった。予想を上回る展開の連続で、帯の言葉の通り最後は速水さんに騙された。だが、読了後は不思議な爽快感?がある。

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2024/03/03

いやー、モデル大泉洋、見事です。 大泉さんが頭の中で四苦八苦しながら動くさまがありありと浮かんできました。 ラストに向けて読む手が止められず、最後は読者も騙されたなと。この感じ、映画アフタースクールを観たあとの感じによく似てる。 若手作家が亡くなったあとの葬儀のシーンが妙に心...

いやー、モデル大泉洋、見事です。 大泉さんが頭の中で四苦八苦しながら動くさまがありありと浮かんできました。 ラストに向けて読む手が止められず、最後は読者も騙されたなと。この感じ、映画アフタースクールを観たあとの感じによく似てる。 若手作家が亡くなったあとの葬儀のシーンが妙に心えぐられて読んでて辛かった。

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2024/02/25

読み終えたあとに、タイトルの意味が分かる。小説のあとに映画を観たけど全然違う印象でした。小説の方がリアリティに出版社の存続の危機を描いていた気がします。映画版は、大泉洋さんのキャラを生かした作品に仕上がっています。文字だけでキャラクターの性格や表情、緊張感を描く小説の言葉選びに感...

読み終えたあとに、タイトルの意味が分かる。小説のあとに映画を観たけど全然違う印象でした。小説の方がリアリティに出版社の存続の危機を描いていた気がします。映画版は、大泉洋さんのキャラを生かした作品に仕上がっています。文字だけでキャラクターの性格や表情、緊張感を描く小説の言葉選びに感服です。原作がある映画は、監督がその作品をどのように捉えたのかを描写してるのかな?とも考えさせられました。

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