1,800円以上の注文で送料無料

最軽量のマネジメント の商品レビュー

3.8

51件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    13

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2026/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

■最軽量マネジメントとは 「最軽量マネジメント」とは、マネジャーが「人を管理する」ことをあきらめ、自立したメンバーが情報を武器に主体的に動ける環境を整えることで、マネジメントの負担を最小限にする考え方だ。 これまでの「情報を集約して意思決定するピラミッド型」組織から、理想や共感を中心に人が集まる「キャンプファイヤー型」組織への移行を目指している。 ■感想 Audible読み放題の対象期限が迫っていたので聴いた。 本書が出版されたのは2020年。当時のCybozuは株価もぐんぐん伸び、採用も加速していた時期だ。つまり、プロダクトが市場にフィットし(PMF)、売上も人手も追いつかないほど好調な状況にあった。 だからこそ、「最軽量マネジメント」を志向できたのではないだろうか。 売上面に余裕があったからこそ、社員の気持ちに向き合う余裕も生まれた。 キャンプファイヤーは、企画から宿泊・移動・バーベキューの準備まで、すべてタダではない。それらが揃っていてはじめて成り立つ話だ。 では、2026年はどうだろう。 Claude Coworkが非エンジニアにシステム開発の扉を開いたことで、サイボウズも「SaaSの死」と言われる津波に飲み込まれようとしている。 「心理的安全性」を旗印に掲げてきたあのGoogleでさえ、社員と向き合う文化の発信をやめて久しく、実際にリストラが進んでいる。 人が3人集まれば「社会」となる。社会学や組織論ほど厄介な課題はない。アドラーが指摘するように、人の悩みの多くは人間関係に起因する。そしてそうやって人と人がギスギスしている間に、AIエージェントの波が静かに労働を飲み込んでいく。 「最軽量マネジメント」の行き着く先が、人を集めてキャンプファイヤーを企画することから、人を集めること自体を放棄する軽量化に向かわなければよいが——。どしゃ降りの雨の中でキャンプファイヤーを楽しもうとする人たちなど居ない。これからが最軽量マネジメントの真価が問われる。

Posted byブクログ

2026/02/23

100人100通りの働き方というのが特異過ぎてそのまま他の会社で成り立つものではなさそうだが、最小限のリーダーシップ、マネジメントへの取り組みは共感できる。

Posted byブクログ

2026/02/22

サイボウズの思想としてマネジメントのいらない組織を目指している。このため最軽量のマネジメントを追求する本になっている。働き方改革で一番辛いのはマネージャ。上からの無茶ぶりと下からの反発。マネージャは単なる役割。インサイダーと個人情報以外は全て社内で公開すべき。マネージャは誰が何の...

サイボウズの思想としてマネジメントのいらない組織を目指している。このため最軽量のマネジメントを追求する本になっている。働き方改革で一番辛いのはマネージャ。上からの無茶ぶりと下からの反発。マネージャは単なる役割。インサイダーと個人情報以外は全て社内で公開すべき。マネージャは誰が何のプロかを知っておくだけで良い。共感で動く世代に昭和・平成のトップダウンマネジメントは無意味。情報は先に出したもの勝ち。興銀時代の著者の若手時代の青臭い話も共感できることも多かった。Up or outのしくじり談。とにかく利益優先、成果至上主義でM&Aしまくって社内で競争もさせた結果、一時見かけ上利益は増大するが、会社として求心力を失いザ・ブラック企業と化した。メンバーを信頼して任せるというマインドセットがマネジメント論では説かれるが信頼という言葉すら押し付けがましい。

Posted byブクログ

2025/04/15

マネジャーは地位でも権力でもなく責任をもつことが大切である。 放任ではなく任せる。各々が自分なりの最善を尽くしていることを受け入れ、失敗した時に頭を下げること。 マネジャーの仕事量を激減させるのは情報の徹底公開である。 メンバーは質問責任をマネジャーは説明責任を持つ。 マネジャ...

マネジャーは地位でも権力でもなく責任をもつことが大切である。 放任ではなく任せる。各々が自分なりの最善を尽くしていることを受け入れ、失敗した時に頭を下げること。 マネジャーの仕事量を激減させるのは情報の徹底公開である。 メンバーは質問責任をマネジャーは説明責任を持つ。 マネジャーだからと抱え込まず、メンバーとの雑談を大切にし、適材適所を考え、失敗したことには頭を下げる。情報を透明化し無駄な繰り返しや憶測を極力減らし無くしていくこと。この考えが当たり前にしていきたい。

Posted byブクログ

2025/02/14

私の理想とするチームづくりとマネジメントを完璧に感動レベルで言語化してくれていると思った一冊。"昔は偉くなる条件でもあった「自分だけ、速く、たくさん情報を持ってる」ことは、誰でも簡単にリアルタイムに情報が得られるこの時代にはもう当てはまらない。だったらみんなが同じように...

私の理想とするチームづくりとマネジメントを完璧に感動レベルで言語化してくれていると思った一冊。"昔は偉くなる条件でもあった「自分だけ、速く、たくさん情報を持ってる」ことは、誰でも簡単にリアルタイムに情報が得られるこの時代にはもう当てはまらない。だったらみんなが同じように同じタイミングで情報を得られた方が組織は円滑に回る。時代に沿った組織・マネジメントが必要。"など首がもげるくらい頷けた。読んだ当時はまだマネージャーではなかったが、こういう組織を作りたい!と明確に言語化できて自分の中での腹落ち度が増したし、マネージャーになった今でも「透明な組織づくり」を行動指針に掲げるくらい、私のバイブルです。

Posted byブクログ

2025/01/31

情報の公開、説明責任、質問責任によるマネジメントの重要性を説いた1冊。自分がマネジメントの役職になるのはいつかわからないが、小チームの規模から実践し、自分なりに消化することがいいのかもしれない。

Posted byブクログ

2023/11/19

・雑談により、それぞれがそれぞれであることを知ること ・情報を徹底的にオープンにすること ・説明責任と質問責任で、チームかな公明正大な風土を作ること 途中経過の共有はリスクと思っていたが、共有しないことのリスクも確かにあるかも、と思った

Posted byブクログ

2023/03/18

マネジメントの本だが、著者の追体験しているようで、胸に来るものがあった。「ザツダン」「質問責任と説明責任」など印象に残るワードがあったが、一番目からウロコだったのは、会社のためではなく「人」のために働くということだった。

Posted byブクログ

2023/02/02

備忘 面白い。マネジメントの観点から旧日本企業の体質に提唱を唱えつつ、ただ悲観するだけでない。そんな体質をどう改善するかのヒントがある。 マネジメントはプロジェクトマネジメントと人材マネジメントの二つ

Posted byブクログ

2022/11/20

サイボウズのマネジメントについて。 情報公開が鍵になりそう。 あとは、マネジメントには説明責任があって、メンバーには質問責任がある。と言う言葉が印象に残った。 上の2つを合わせて、これからも自分の思考などについてはもう少し文章にして、言葉にしてこれからも公開していこうと思う。

Posted byブクログ