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タスキメシ 箱根 の商品レビュー

4.5

54件のお客様レビュー

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    27

  2. 4つ

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2020/08/02

自分もランナーで、箱根駅伝も好きなので、楽しく読めた。 ランナーよりもサポーターに焦点を当てた小説。栄養学にも関心があるので面白かった。 しかし、個人的には、同じ箱根駅伝を舞台にしつつも、ランナーに焦点を当て、かつ10人のメンバーの特徴を細かに表している小説「風が強く吹いている」...

自分もランナーで、箱根駅伝も好きなので、楽しく読めた。 ランナーよりもサポーターに焦点を当てた小説。栄養学にも関心があるので面白かった。 しかし、個人的には、同じ箱根駅伝を舞台にしつつも、ランナーに焦点を当て、かつ10人のメンバーの特徴を細かに表している小説「風が強く吹いている」の方が好きだなと感じた。

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2020/06/13

後半、一気読みでした。 箱根駅伝初出場を目指す紫峰大学の、栄養管理兼コーチアシスタントになった早馬。 前作では想像だけだった、箱根駅伝で給水したときのテレビ中継の様子や、高校時代に競い合った仲間たちとの交流があるのも良かった。 早馬になかなか馴染まない千早(ちはや)や、イマイチ...

後半、一気読みでした。 箱根駅伝初出場を目指す紫峰大学の、栄養管理兼コーチアシスタントになった早馬。 前作では想像だけだった、箱根駅伝で給水したときのテレビ中継の様子や、高校時代に競い合った仲間たちとの交流があるのも良かった。 早馬になかなか馴染まない千早(ちはや)や、イマイチ箱根駅伝に対して本気になれていないメンバーが、次第に『箱根駅伝初出場』に向けて燃えていく! 早馬の言葉、『努力は人を裏切る。ここぞというときに、裏切る。』そして『箱根を走れなかったことを、悔しいとは思うけど、後悔はしていない。』 とっても熱いお話でした。何度も何度も泣けたし、最後は嗚咽しました。いやー気持ち良かった。 早馬の作る料理がどれも美味しそうでたまらない。アスパラと里芋と豚肉の照り焼き炒め、作ってみようかな。

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2020/05/22

涙腺崩壊ものだった。 前作はもうちょっとサラッとしてたイメージだったが、今作は熱い。でも登場人物達はカラッとしてて、心地良い。2019年に発売で2020年の東京オリンピックをイメージしている描写がありけど、まさかこんな世の中になるなんて想像できないよね。 昨日、まさに中止もある的...

涙腺崩壊ものだった。 前作はもうちょっとサラッとしてたイメージだったが、今作は熱い。でも登場人物達はカラッとしてて、心地良い。2019年に発売で2020年の東京オリンピックをイメージしている描写がありけど、まさかこんな世の中になるなんて想像できないよね。 昨日、まさに中止もある的なニュースがあった。 アスリート達も、その周りの人も必死になっているからどうか開催されますように…

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2020/05/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「タスキメシ」の続編。 紫峰大学駅伝部の学生寮に、コーチアシスタント兼管理栄養士を担当するという眞家早馬がやってきた。 学生時代は、同級生や弟ら、現在東京オリンピックの代表入りを目指すトップ選手たちとともに走っていた早馬。 走ることの他に、自分たちの食事について指導され、戸惑う部員たち。 ことに4年でキャプテンの仙波千早は、今年こそ箱根を走りたいと強く願いながらも、早馬が競技者として箱根に出られず、卒業後は競技から離れた仕事に就いた経緯などを知り、複雑な思いを抱くのだが… 前作では、努力家だが故障に苦しむ兄・早馬と、天才肌の弟・春馬の姿が描かれたが、早馬のその後が読めて嬉しかった。 ラストで、東京都内を疾走するマラソンランナーたちの姿がちらりと描かれ… まさかその後、東京での競技が出来なくなり、さらにオリンピックの開催自体が延期になるなんて… このあたりは、もう少し『東京』オリンピックの描写から離れた方が、いつの時代にもすんなり読めるのかも。

Posted byブクログ

2020/04/29

一作目より面白かった!実業団に行くようなトップ選手では無い中堅大学陸上部ランナーの考えてることが良く表現されてるのでは。食べ物のシーンと陸上の話が前作より噛み合っている気がする。どれも食べたくなる!

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2020/07/02

 「タスキメシ」の続編小説。  眞家早馬は,一度病院の管理栄養士として就職したものの,スポーツ栄養学をしっかり学んで陸上に関わり続けたいと考え,紫峰大学大学院に進学した。  すると,駅伝部監督から,アシスタントコーチ兼栄養管理を頼まれる。  一方,陸上部は,箱根駅伝の予選会に...

 「タスキメシ」の続編小説。  眞家早馬は,一度病院の管理栄養士として就職したものの,スポーツ栄養学をしっかり学んで陸上に関わり続けたいと考え,紫峰大学大学院に進学した。  すると,駅伝部監督から,アシスタントコーチ兼栄養管理を頼まれる。  一方,陸上部は,箱根駅伝の予選会には出場するけれど,本戦出場は一度もできていない。  部員たちは,卒業後実業団に進むものもほとんどいず,一般企業に就職する者が多い。  その紫峰大学にやってきた大学院生兼アシスタントコーチ兼栄養指導。  チームのキャプテンの仙波千早は,早馬に対し,どこか苦手だと感じていた。  「箱根駅伝」を通じ,走ることとはなにか。箱根とは何か。なぜ箱根を目指すのか,青春陸上小説。  高校生,大学生時代,怪我に悩まされ,大学駅伝を一つも走ることなく終わった眞家早馬。自分ではできなかった夢を押し付けられているのではと感じる仙波千早。  単純に速くなりたい,強くなりたいだけでは済まされない,陸上の難しさを二人の主人公を通じて感じた。  特に食べること,栄養について考えることは,怪我に苦しみ続けた眞家早馬の視点や考え方だからこそ,感じ入るものがあった。  箱根駅伝のレースシーン,素晴らしい。私の語彙力ではどうにも伝えきれないので,とにかく読んで。  「タスキメシ」でお馴染みだった弟の眞家春馬,日農大のチームメイト藤宮藤一郎,神野向高校のときのチームメイト助川亮介とそれぞれ懐かしいメンツがちらっと出現。

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2020/04/07

タスキメシの続編、少し大人になったとはいえやはりティーンエイジ向けかなと少し気恥しく思いながら読む。が、後半は違和感なく箱根駅伝好きとしてはどっぷりと観客になっていた。 料理とランニングの関係も、前作から違和感があったけれど本篇でとても上手にリンクされていて、タイトルが生かされて...

タスキメシの続編、少し大人になったとはいえやはりティーンエイジ向けかなと少し気恥しく思いながら読む。が、後半は違和感なく箱根駅伝好きとしてはどっぷりと観客になっていた。 料理とランニングの関係も、前作から違和感があったけれど本篇でとても上手にリンクされていて、タイトルが生かされていたと思う。 箱根駅伝ものとして、おすすめの一冊となった。

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2020/03/25

 努力は肝心な時に裏切る。  そのテーマを支える脇役達の姿が、とても印象に残る。そう弟やライバルたち。

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2020/05/14

前作にあったほのぼの日常感は影を潜め、劇的かつ王道のスポーツ小説に。クライマックスの箱根では最大のドラマが......中継を観ているかのようにハラハラ。額賀さん特有の青さ、アツさが駅伝と相性バッチリで面目躍如の感あり。

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2020/03/03

駅伝好きには たまらなかったです。 自分としては 箱根よりも 全日本大学駅伝を 注目しています。 なぜなら やはり 箱根は 一地方の大会です。 全国では ありません。 でも 注目度は 段違いですが。 青山学院の 原監督のいうように 全国大会に 早くなってほしいです。 ...

駅伝好きには たまらなかったです。 自分としては 箱根よりも 全日本大学駅伝を 注目しています。 なぜなら やはり 箱根は 一地方の大会です。 全国では ありません。 でも 注目度は 段違いですが。 青山学院の 原監督のいうように 全国大会に 早くなってほしいです。 ところで 今回の この本 選手が 主人公では ない。 管理栄養士が 主人公。 いろいろ 料理のことも 出てきて ちょっと 異色の 駅伝 小説です。 初出場 初優勝なら 奇想天外ですが。 「風が 強く吹いている」のように 10人で 予選突破 シード権獲得も 夢があっていいのですが。 こちらのほうが 現実的ですね。 前作も 読んでみようと思います。

Posted byブクログ