タスキメシ 箱根 の商品レビュー
登場人物がみんな魅力的。 疾走感あふれる文章で読むスピードもつられて速くなった。後半は胸が熱くなる展開につい涙…箱根駅伝が好きな人にはみんなにオススメしたい作品。
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何度も読んでもアスリートの努力の塊や長い道のりを愛した姿に感動して涙が止まりませんでした····· 一生を注ぎ込んだ人たちの本当のカッコ良さというものを知りました。
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2021.04.30 何度も涙が出て来た、ずっと大好きな箱根駅伝。こんな本があったなんて!なぜ箱根駅伝が好きなのか、その答えは全てこの本の中にあるように思う。 最高! 「頑張れ」は気安く使ってはいけない。それは2011年の東日本大震災から身に染みている。その代わりの言葉を今までも...
2021.04.30 何度も涙が出て来た、ずっと大好きな箱根駅伝。こんな本があったなんて!なぜ箱根駅伝が好きなのか、その答えは全てこの本の中にあるように思う。 最高! 「頑張れ」は気安く使ってはいけない。それは2011年の東日本大震災から身に染みている。その代わりの言葉を今までも探して、周囲の人に声をかけて来た。まさか、「おかず」があったとは!^o^
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やっぱり箱根駅伝、好きです。 前作にて、怪我で高校陸上から離脱し料理に希望を見出し、そして大学でも努力報われず箱根駅伝で給水係となった眞家早馬。 そんな早馬が25歳となり、紫峰大学駅伝部にコーチアシスタントとしてやってくる。 早馬に何故か反感を抱きつつ気になって仕方ないキャプテン...
やっぱり箱根駅伝、好きです。 前作にて、怪我で高校陸上から離脱し料理に希望を見出し、そして大学でも努力報われず箱根駅伝で給水係となった眞家早馬。 そんな早馬が25歳となり、紫峰大学駅伝部にコーチアシスタントとしてやってくる。 早馬に何故か反感を抱きつつ気になって仕方ないキャプテンの仙波千早をメインに話が展開していくのだが、前作に比べぐんぐん引き込まれる。 特に後半、箱根駅伝ゴールに向けては映像を見ているように楽しめた。 どんなに現実に裏切られても、悔しさがいっぱいでも、努力してきた自分を肯定できれば前に進める。そう思える気持ちの良い読後感です。
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ちょうど先週、高校生の娘と「努力は必ず報われるなんてことはない。それをもう少し早い段階で教えて欲しいよね。」なんて話をしていたところ。 作品中に何度か出てくる「努力は裏切る。ここぞというところで裏切る」の言葉。冷淡に聞こえるこのセリフ、でも物語の展開は熱い。 箱根駅伝に関わった若...
ちょうど先週、高校生の娘と「努力は必ず報われるなんてことはない。それをもう少し早い段階で教えて欲しいよね。」なんて話をしていたところ。 作品中に何度か出てくる「努力は裏切る。ここぞというところで裏切る」の言葉。冷淡に聞こえるこのセリフ、でも物語の展開は熱い。 箱根駅伝に関わった若者一人ひとりにドラマがあり、積み重ねた努力がある。そういえば2021年の箱根駅伝もラストまで目が離せない展開だった。 努力が報われる人の方が圧倒的に少ない。でもそんな努力をした自分を後悔しない、愛しく思えるように。箱根駅伝に限らず、全てのことに言えること。 「どうせ叶わないんだから、やるだけムダだよね〜」なんて思わず、「若いうちに、ちょっとくらい熱くなってみても悪くないんじゃない?」と若い子たちにオススメしたい。 エピローグでは2020年に開催されるはずだった東京五輪のマラソンのシーン。まさか北海道に変更になるとか、延期になるとか、思わなかったよね…。そんなことを考えて別の意味でもしみじみしてしまった。
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前のタスキメシより遥かに面白かったです。 そう思うのは自分だけかな。 箱根駅伝をストーリーのメインを持って来たのが良かったんじゃないかと思う。
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現役で箱根駅伝を走れなかった眞家早馬が紫峰大学の修士課程に入るとともに、駅伝部のアシスタントコーチに就任する。就任当初は主将の千早との確執があったが夏合宿、予選会を得てお互いの信頼感が芽生えてきた。千早は早馬に箱根駅伝への思いを投げ掛ける。努力は報われない、しかし、それぞれの求め...
現役で箱根駅伝を走れなかった眞家早馬が紫峰大学の修士課程に入るとともに、駅伝部のアシスタントコーチに就任する。就任当初は主将の千早との確執があったが夏合宿、予選会を得てお互いの信頼感が芽生えてきた。千早は早馬に箱根駅伝への思いを投げ掛ける。努力は報われない、しかし、それぞれの求めるものを目指して走るのが箱根のランナーだ。箱根の10区で襷は途絶えたが、その襷をゴールに届け千早に掛けてやる早馬に感動した。前を走った9人の汗が千早に伝わった。栄養学の解説も盛り込まれ箸休め的に興味が沸いた。
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箱根駅伝もの。『努力は、裏切る。(中略)裏切られた自分を、お前は愛せるか。』表紙見返しの言葉が重くのしかかる。 怪我で選手生命を断たれた主人公は、勤めていた企業を辞めランナーのための栄養管理士として大学に入り直し駅伝部のコーチになる。箱根駅伝の予選会でいつも敗退してしまうその...
箱根駅伝もの。『努力は、裏切る。(中略)裏切られた自分を、お前は愛せるか。』表紙見返しの言葉が重くのしかかる。 怪我で選手生命を断たれた主人公は、勤めていた企業を辞めランナーのための栄養管理士として大学に入り直し駅伝部のコーチになる。箱根駅伝の予選会でいつも敗退してしまうその大学は、主人公がやってきたことでどのように変わっていくのか。 前巻に比べ食事描写は控えめで、青春要素は盛り盛り。どんなに努力をしても裏切られる瞬間があるのが現実。駅伝を通じてその恐ろしさと、その先にある強い思いに、何度か落涙した。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
目標に向かってぶれない努力を続けているアスリートが 怪我や病気になってしまうといたたまれない気持ちになる。 奇跡の優勝したりしなかったところがリアルで良い。
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前作に負けず劣らず、ストレートに楽しめる物語。 ギアが上がった後半は特に快適なスピード感。 裏切られたって思えるほどの努力を出来ることが凄いことなんだと思うし、だから最後に投げかけられる言葉が輝いてる。 不器用に真っ直ぐ。素敵じゃん?
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