タスキメシ 箱根 の商品レビュー

額賀澪(著者)

2022/12/24

タスキメシ2作目。
前作より面白かった。
やはり個人戦よりチーム戦が心に響くかなぁ。
あと努力は裏切る、その時どうするか？が
現実的でありそのとおりと素直に共感。

とりあえず走り出そう。
前向きに。

2022/11/15

面白かったです。

悔しい思いをするところで、泣けてきました。
こんなに頑張っても努力が報われないときもある。
むしろ、努力はここぞというときに裏切る。

箱根駅伝のことを知れました。
それぞれのドラマがある、走るということにそれぞれの夢を乗せて奮闘する姿に心打たれました。

2022/10/28

初めましての額賀澪さん。三浦しをんさんの『風が強く吹いてる』、瀬尾まいこさんの『あと少し、もう少し』に続いてずっと読みたいと思っていた駅伝小説…なんですが、読み終わってから気がつきました…これ『タスキメシ』の続編じゃん！やってしまった、間違えて続編を先に読んでしまいました。読んでてちょっと違和感感じてたんですよね、なるほどそういうことか、納得しました。順番逆になっちゃうけど、仕方ない…『タスキメシ』も近々読みます！

紫峰大学４年生の仙波千早は、駅伝部のキャプテンとして箱根駅伝初出場を目指している。眞家早馬は大学卒業後、管理栄養士として病院で働いていたが、駅伝部の栄養管理兼コーチアシスタントとして千早たちと共に箱根駅伝を目指すことに…。そんな二人の視点から交互に描かれています。

いやぁ〜やっぱり駅伝小説は胸アツですね！そこに栄養管理の行き届いたおいしそうなご飯もからんできて、読んでいてお腹が空いてしまいます。チーズと鰹節のおにぎりやハムチーズほうれん草のおにぎり、餅入り和風スープなどなど、おいしそうでおいしそうで、あやうく夜中におにぎり作って食べちゃうところでした。

寮長の「人にどうこう言われる前に風呂も掃除して洗面所も綺麗に使ってゴミも分別しろ！将来いい旦那さんにもお父さんにもなれんぞ！」（265頁）がこの本１番の名言だと思います。

＊＊＊
「努力は人を裏切るよ。ここぞというときに、裏切るよ」（274頁）

「裏切られたお前は、ここからどうする。裏切られた自分を、お前は愛せるか」（291頁）

2022/01/31

どんなスポーツにだって、込められた思いはあると思う。そんな気持ちをぶつけられるのに、僕は弱い。箱根駅伝をなんとなく風物詩としか見てこなかったこれまでの人生を悔やみます。

2022/01/04

箱根駅伝好きです。今年も必死で見てました。襷を繋ぐって良いなぁ。努力は裏切るよって重い言葉だなぁ。確かに報われる人はごく一部なのかもしれないけどそれでも努力しないとその一部にもなれないから。最後までドキドキして面白かったです！

2021/12/09

最高の青春胸アツ小説でした！！
春馬、助川、藤宮の登場に前作の感動がよみがえってきて興奮でドキドキ。
予選会、箱根駅伝への出場、襷をつなぐことへの困難を思う。そして、それを叶えたいと願う選手や支える人たちの頑張りに胸が熱くなる！！
読みながら何度感動の涙を流したか…。

『俺が絶対、箱根を走らせてやるから』

早馬のセリフにグッときた。
選手一人一人の走りから目が離せなくて、感動で胸がいっぱいになりました。
正直もっともっと読んでいたいくらい素敵な作品。
そして相変わらず作中のご飯には食欲をそそられまくりでした。

2021/10/19

『栄養管理』に焦点を当てた異色の駅伝小説。
駅伝部員の”熱い”部分もあり最後まで楽しめた。

私の着順予想は10位だったけれど…

2021/10/06

陸上の小説は疾走感があって良いですね。
こんな若い作者に色々考えさせられるフレーズがあって参りました。

2021/10/01

【タスキメシ】続編。

【タスキメシ】を読んでいなくても楽しめると思いますが、これまでの早馬、早馬を取り巻く仲間、早馬の気持ちの葛藤、、、を読んだ後だとさらに楽しめると思います。

前作よりも走るシーンが多く、選手の息づかいや疾走感を感じ、箱根へかける想いや焦りがひしひしと伝わってきました。一駅伝ファンとしては、ドキドキが止まらず、密着ドキュメンタリーを観ているようでした。
三浦しをんさんの『風が強く吹いている』も大好きな一冊ですが、最後はこちらの方が現実味があって 私は好きかな。
そして、やっぱり早馬の作る料理は美味しそうで食べたくなります。

2021/08/14

登場人物がみんな魅力的。
疾走感あふれる文章で読むスピードもつられて速くなった。後半は胸が熱くなる展開につい涙…箱根駅伝が好きな人にはみんなにオススメしたい作品。