風神雷神 Juppiter,Aeolus(上) の商品レビュー
予備知識なしに読み始める え?カラヴァッジョ? どうつながるんだって感じ 下巻も読了 ローマへの行程も楽しめたしいい読書体験ができました さすがマハさん美術を愛する人の文章だなーと 感心して読んでたんだけど フィレンツェぐらいから過剰になってきたかも笑 というか自分が冷静にな...
予備知識なしに読み始める え?カラヴァッジョ? どうつながるんだって感じ 下巻も読了 ローマへの行程も楽しめたしいい読書体験ができました さすがマハさん美術を愛する人の文章だなーと 感心して読んでたんだけど フィレンツェぐらいから過剰になってきたかも笑 というか自分が冷静になってきたかな? 宗達のキャラ設定が明るくていい感じ 脳内野沢雅子設定笑 人の心を癒すことのできる絵師っていうのがいいな この時代はいろいろ後回しになって↓ 医療とか食料問題さらに国際紛争とか でも…やっぱり文化的な事は忘れないでいたい
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時代背景を理解しながら、宗達の生き様とさまざまな出会いの中で成長していく。 夢中になって読みました。
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織田信長の命により、俵屋宗達と狩野永徳は「洛中洛外図屏風」を共作する。そして、宗達はそれをローマ教皇に届け、ローマの洛中洛外図を持ち帰るとういう極秘の任に着く。 上巻はまだローマに向けた航海の途中までだが、信長の御前で披露する像の絵、洛中洛外図屏風の共作における宗達の成長と永...
織田信長の命により、俵屋宗達と狩野永徳は「洛中洛外図屏風」を共作する。そして、宗達はそれをローマ教皇に届け、ローマの洛中洛外図を持ち帰るとういう極秘の任に着く。 上巻はまだローマに向けた航海の途中までだが、信長の御前で披露する像の絵、洛中洛外図屏風の共作における宗達の成長と永徳の人心の深さ。織田信長とのやりとり。一つひとつのやりとりやキャラクターがとても丁寧に描かれている。 私自身、史実についてはあまり認識が深くない。だからなおのこと、本著のストーリーが輝かしく面白い。歴史と本著の内容を後から重ね合わせて、あらたな発見をするという楽しみもあるし、本著を通してその魅力が存分に語られていた洛中洛外図屏風をこの目で見てみるという楽しみもある。 人生に楽しみをもたらしてくれるマハ作品に感謝。さて、下巻へと旅を続けていこうかな。
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おもしろい!!少年漫画やなこれは。 特に織田信長のキャラ造形が良いな。 俵屋宗達にめちゃめちゃ興味出てきたわ。 上巻は基本的には過去にあった話を見せて、たぶん下巻で読者にだけそれがわかった状態で現代の話になるんかな。 どんな風に話が展開していくのか楽しみ!
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文庫になるのが待ちきれず、図書館で借りてきました。 マハ沼にどっぷりハマってしまいまして、 ついに日本のアートにまで手を出してしまった感じ。 小説だけだとイメージが掻き立てられたいので、 「もっと知りたい俵屋宗達 生涯と作品」を手元に置きながら、読みました。 ※もっと知りたい俵...
文庫になるのが待ちきれず、図書館で借りてきました。 マハ沼にどっぷりハマってしまいまして、 ついに日本のアートにまで手を出してしまった感じ。 小説だけだとイメージが掻き立てられたいので、 「もっと知りたい俵屋宗達 生涯と作品」を手元に置きながら、読みました。 ※もっと知りたい俵屋宗達 生涯と作品 https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4808708531#comment ストーリー展開は、若干まどろっこしくて、 せっかちの自分にはもっと展開が早い方が好みでしたが、 アート小説ってやっぱりじっくり味わうべきものなんでしょうね。。 それでも、終盤の信長と宗達のやり取りには、 雷が落ちたような衝撃を受けました。 完全にマハさんの空想物語ですが、 ここまで空想できるのはそれはそれでスゴイ、、天才ですね。。 二人のやり取りが本当に歴史的事実として実在したかのような気持ちになりました。 この部分が読めただけでも、この小説は読んで良かったと、 個人的には言えそうです。 下巻も楽しみですし、柳広司さんの風神雷神も読んでみたくなりました。 ※風神雷神 Juppiter,Aeolus(下) https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4569843883#comment ※風神雷神 (上) https://booklog.jp/item/1/4065221862 ※風神雷神 (下) https://booklog.jp/item/1/4065221870 【追記】 ついに文庫版が出ました! ※風神雷神 Juppiter,Aeolus(ユピテル アイオロス)上 https://booklog.jp/item/1/4569902553 ※風神雷神 Juppiter,Aeolus(ユピテル アイオロス)下 https://booklog.jp/item/1/4569902561
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
歴史の’もしも’にどっぷり浸れる、ロマン溢るる長編小説。 プロローグの引力が半端ない! 天正遣欧使節と俵屋宗達との接点を匂わす謎の文書と一枚の絵画がマカオにて発見される。描かれているのは「風神雷神図」には違いないが、果たして作者は誰なのか。 グィーッと興味を引っ張られた所で時空を飛び越え、いざ歴史の大海へ。 とにかくifのスケールが壮大かつ大胆でむちゃくちゃ面白く、知らずに読むと「え、そうなの⁉︎」と本当に信じてしまうくらいに説得力と夢があるクロスオーバーに終始圧倒。 弱冠十二歳の宗達を織田信長が安土城に召し出し、びびりながらも宗達はアドリブで「白象図」を描き上げるという超展開。 その後、才を認められた宗達は信長から特命を下され、天正遣欧使節の少年らと共にローマへ渡り、街並みをスケッチしてくる事と活版印刷技術を学んでこいと伝えられる。そんなバカな…! 信長が抱く世界進出の野望という設定も素敵。 果たして少年ら一行を待ち受ける苦難とは。 そして航海の末に目にするものとは。 後半へつづく。 2刷 2022.4.22
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俵屋宗達を追い求める現代の研究員。 そこから、マカオで見つかった「ユピテル、アイオロス」。 物語は、キリシタンの原マルティノへと繋がっていく。 天正遣欧使節団のメンバーであった原マルティノ。 セミナリオで語学や美術を学ぶが、 そこにキリシタンではない少年が入学することとなる。 ...
俵屋宗達を追い求める現代の研究員。 そこから、マカオで見つかった「ユピテル、アイオロス」。 物語は、キリシタンの原マルティノへと繋がっていく。 天正遣欧使節団のメンバーであった原マルティノ。 セミナリオで語学や美術を学ぶが、 そこにキリシタンではない少年が入学することとなる。 それが、俵屋宗達。 宗達は織田信長に気に入られただけでなく、 狩野永徳と共に洛中洛外図を描く。 そして、信長からその洛中洛外図と共にローマへ行くよう 言われる。 いざ、ローマへ!! ってな所で次巻へ続くー笑 俵屋宗達さんって、いつ生まれたのか、亡くなったのか、 いろいろなことがハッキリしてないんだねー。 だから、どこまでが本当のことなのか、分からないけど、 本当にこうなのかもー!!とおもしろく読めたよ。 ただ、私の読み方が悪いのか、今はマルティノ目線なのか、 宗達目線なのか、狩野永徳目線なのか、 話がごちゃごちゃになってしまったー( ノД`)… さらに、私の苦手なカタカナー笑 アントゥーニャ?コンスタンティノ?ヴァリニャーノ? 誰が誰なのか、ワカラナイ…致命的( ノД`)…
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宗達が絵を描く心境を金色の海に飛び込み波をかき分けて泳ぐ表現が新鮮だった。まぶしい空と海の間で必死に泳ぐ情景が目に浮かんだ。 少年たちの会話が可愛らしくて思わずふふってなる。
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壮大な物語と共に、ローマへの壮絶な旅を一緒に体感した。"キリスト教"と宗教画が、日本の絵師や日本人信者と繋がり、一時代のうねりになる。相変わらず、どこからどこまでが史実なのか、もしくは全て真実なのかと錯覚させられるエンターテイメント大作。
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なんとか美術検定3級オンライン試験終了したので 長らく積読していた上下巻をやっと読了。 謎の天才画家俵屋宗達と安土城織田信長 、洛中洛外屏風絵狩野永徳、天正遣欧少年使節団、 バロック期天才画家カラバッチョとは こんなことあったかもを原田マハさんが描きます。 一気に読めいつか宗...
なんとか美術検定3級オンライン試験終了したので 長らく積読していた上下巻をやっと読了。 謎の天才画家俵屋宗達と安土城織田信長 、洛中洛外屏風絵狩野永徳、天正遣欧少年使節団、 バロック期天才画家カラバッチョとは こんなことあったかもを原田マハさんが描きます。 一気に読めいつか宗達ほか小説で紹介された作品を観てみたい。
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