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あきない世傳 金と銀(七) の商品レビュー

4.3

124件のお客様レビュー

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2021/01/03

五鈴帯で江戸店の売り上げも順調になった。そして小紋染めでさらに飛躍しそう。女名前の延長も許された。早く次を読みたい。

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2020/12/25

「買っての幸い、売っての幸せ」現代にも通じる商いの心であり、同じ小売を仕事とする私にとっても、お手本となる幸の姿勢に、感動、感涙。いつまでも五鈴屋の誠実な商いが続くことを願う。

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2020/12/11

江戸にていよいよ商いが始まる。 穏やかで日常に寄り添った雰囲気の全編。 力造さんのくだりは本当に胸を打った。 富五郎もしかり、幸や亡き智ぼんの想いが いろんな人の心を動かしていく。 読んでいるとどんどん美しい小紋が、 五鈴屋の可憐な鈴紋が、 美しく染められた江戸紫が、 目の前に広...

江戸にていよいよ商いが始まる。 穏やかで日常に寄り添った雰囲気の全編。 力造さんのくだりは本当に胸を打った。 富五郎もしかり、幸や亡き智ぼんの想いが いろんな人の心を動かしていく。 読んでいるとどんどん美しい小紋が、 五鈴屋の可憐な鈴紋が、 美しく染められた江戸紫が、 目の前に広がっていくような気がした。 想いがある、ということは ものすごくすごいことだなぁ、と感動。

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2020/11/05

みをつくし料理帖シリーズの作者の作品を読みたいと思い図書館で借りたのだが、こんなにシリーズ化しているとは思わず、間違って、7話目を借りてしまった。 まぁこれまでのは経緯はそこそこ分かるのだが、矢張り1作目から読めばよかった。 江戸時代の呉服屋の女将の奮闘記だが、何処かおっとりしな...

みをつくし料理帖シリーズの作者の作品を読みたいと思い図書館で借りたのだが、こんなにシリーズ化しているとは思わず、間違って、7話目を借りてしまった。 まぁこれまでのは経緯はそこそこ分かるのだが、矢張り1作目から読めばよかった。 江戸時代の呉服屋の女将の奮闘記だが、何処かおっとりしながらも芯の強い女性主人公となっているところが、良い味わいを出している。

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2020/10/22

江戸店開店! 江戸と大坂では、食も生活も、着物の柄の好みも帯の結び方も違う。そんな中、女名前が許された期限までに、何とか土台を気付こうと奮闘する幸たち。 不安や悩みや心配事を抱えながらも道を開いていき、大きな辛い出来事もなくホッとした。 終盤、富五郎がかつての友のことを語るシーン...

江戸店開店! 江戸と大坂では、食も生活も、着物の柄の好みも帯の結び方も違う。そんな中、女名前が許された期限までに、何とか土台を気付こうと奮闘する幸たち。 不安や悩みや心配事を抱えながらも道を開いていき、大きな辛い出来事もなくホッとした。 終盤、富五郎がかつての友のことを語るシーンでは、衝撃と共に涙した。 このまま順当に軌道に乗って…行くわけないか。 あんまり嫌な人出てこんといて欲しい…。

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2020/10/16

智蔵、ここで出てくるか・・・というね。 読み終えてから表紙を見直すとまた、感無量。 吉次、かわいいなぁ。

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2020/09/24

第七弾! 江戸進出を果たし、いざ商いへ 小さな機会を逃さない「蟻の眼」、時代の流れを読み解き、商いに繋げる「鶚の目」にのっとり熟慮 染師の気概をおもんばかり、芝居界とも繋がり、今後の発展は

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2020/08/18

江戸店も順調に動き始め、江戸店ならではの小紋染めを考え出し、売り出す所で終わり。 この江戸小紋も大人気となるのでしょう。 売り出すまでには様々な縁があり、亡き夫 智蔵が繋いだ縁もあった。 又、妹の幸も江戸に出てきて、また姉妹一緒に暮らせるようになったのも良かった。 今回も面...

江戸店も順調に動き始め、江戸店ならではの小紋染めを考え出し、売り出す所で終わり。 この江戸小紋も大人気となるのでしょう。 売り出すまでには様々な縁があり、亡き夫 智蔵が繋いだ縁もあった。 又、妹の幸も江戸に出てきて、また姉妹一緒に暮らせるようになったのも良かった。 今回も面白く読ませて頂きました。

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2020/08/18

かけ足気味だったストーリーがらこの巻では落ち着き、季節や自然の移りが感じられるるようになった。今回の話で、矜恃という言葉を初めて知った。みな自分の矜恃を持ちつつ、他者の矜恃を認める。今で言うリスペクトする、ということだろうか。読了すると、清々しい気分になった。

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2020/08/04

シリーズ七篇目 碧流の巻、五十鈴屋の7代目となって江戸に進出した幸だが、始末を重視する大阪と粋こそが信条の江戸と言う文化の違いに戸惑う。しかし持ち前の知恵を絞り、どんな場合も笑って勝ちに行こうとする幸にはブレークスルーあるのみ。今回は辛い場面が無くてするすると読みやすくてわりと順...

シリーズ七篇目 碧流の巻、五十鈴屋の7代目となって江戸に進出した幸だが、始末を重視する大阪と粋こそが信条の江戸と言う文化の違いに戸惑う。しかし持ち前の知恵を絞り、どんな場合も笑って勝ちに行こうとする幸にはブレークスルーあるのみ。今回は辛い場面が無くてするすると読みやすくてわりと順風満帆な進行ですね♪ 次回にはどんな嵐を仕込むのかな?

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