木曜日にはココアを の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
カフェのマスター →店員 →その店に訪れる客 →繋がっていき途中マスターが登場しつつも最後に店員に戻る 青山さんの作品は軸になる人と関わる人との物語が展開される。ある側面では不遜な印象でも別の見方や、その人の考え方の転換点が加わると優しく物語が進んでいく
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行きつけの喫茶店で見つけて、コーヒーを飲んでいる間に読んだら 凄く面白くてスラスラ読んでしまった。 途中から飛ばし読みしたけどちゃんと読みたいからメモ用に
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青山美智子さんのデビュー作。12のホットするストーリーからなります。登場人物が20人ぐらい?なので、誰やったっけ?と、戻り戻りしながら楽しみました。
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カフェでバシャンと大きな音で何かを落とした人がいても、きっと今の私は微笑んでしまう。とても柔らかな心で。 川沿いにある桜並木に佇む喫茶店「マーブルカフェ」から始まる12の物語。各話の主人公たちの人生はどこかで繋がっている。「きっと知らず知らずのうちに、わたしたちはどこかの人生に...
カフェでバシャンと大きな音で何かを落とした人がいても、きっと今の私は微笑んでしまう。とても柔らかな心で。 川沿いにある桜並木に佇む喫茶店「マーブルカフェ」から始まる12の物語。各話の主人公たちの人生はどこかで繋がっている。「きっと知らず知らずのうちに、わたしたちはどこかの人生に組み込まれている」知らない誰かに救われ、また自分も誰かにとってそういう存在になっているのかもしれない。 12の物語にはそれぞれに色名が付いており、どれもとても優しく温かい。カフェや公園で読みたいなと思う。緩やかに話は進んでいくが、はっとする言葉も散りばめられており、自分に重ね合わせ気づきを得る。 青山さんのフィルターを通して描かれる世界の空気感がとても心地よい。マーブルカフェから始まり、海を越え最後はマーブルカフェに帰ってくる。この世界は人々は繋がっている、そう思うと少しだけ優しくなれる気がした。ココアを飲む時のように。
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「抹茶カフェ」を読んだ時にも感じたが、人はみんないろいろなことを抱きながら生きているんだなぁと思った。時々人に腹が立つこともあるけれど、もう少し背景にも目を向け、寛容でありたいと反省させられた。そんなあったかい物語だ。
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もう全体的に優しいストーリー。好き。 短編だけどどんどん繋がっていく感じが読んでいてワクワクするし読むハードルを下げてくれる。言葉一つ一つが優しく包み込んでくれる感じ。この作者さん、青山美智子さんっていうんだ、調べてみよう… 緑の画家さんみたいに好きなものを追求するの、素敵。 ...
もう全体的に優しいストーリー。好き。 短編だけどどんどん繋がっていく感じが読んでいてワクワクするし読むハードルを下げてくれる。言葉一つ一つが優しく包み込んでくれる感じ。この作者さん、青山美智子さんっていうんだ、調べてみよう… 緑の画家さんみたいに好きなものを追求するの、素敵。 私も淡色がすきだけど、具体的にどーゆーのが好きなのかが気になってきた!もっともっと掘り下げられるはずだ。好きな物にもっともっと触れよう。 青山美智子先生のXをついフォローしてしまった。 次は何を読もう。
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短編集だけど全ての物語が繋がっている。 最後の「恋文」がとても素敵だった。 美しい恋文でした。 ただ登場人物の繋がりが少しごちごちゃごちゃしてしまったので読み直した。
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『繋がり』という言葉に身構えなくても、生きてるだけで、日々の生活で誰かと繋がっていて、知らないうちに誰かに救われれていて、知らない誰かの役に立っているのかな。そう思うことで、ちょっと元気になれれば、それでよし!
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人は生きるうえで他者と関わらざるをえない。 どんなに価値観、国籍、人種、文化が違くても、同じ星に生きている。 どこかの誰かがこう言った。 "どうせ地球は丸いんだ。またそのうちどっかで会えるだろ" 円は無限性の象徴だ。 巡り巡って還ってくる。 それは幸も不幸も同...
人は生きるうえで他者と関わらざるをえない。 どんなに価値観、国籍、人種、文化が違くても、同じ星に生きている。 どこかの誰かがこう言った。 "どうせ地球は丸いんだ。またそのうちどっかで会えるだろ" 円は無限性の象徴だ。 巡り巡って還ってくる。 それは幸も不幸も同じ。 問題はいつどこにいるときにそれが還ってくるかわからないことだ。 だからこそ力強く生きる勇気が必要だ。 我々は一つの糸で結ばれている。 もしこの世界が永遠に繰り返すものだとしたら… この小説のように、最終的には最初に戻ってくるような、回帰性の世界だとしたら… もう一度、その人生を歩んでもいいと思えるだろうか。 まるで桜のように、今にも散ってしまいそうな生命は何よりも強く燃えて輝いている。 だから、 お熱いので、お気をつけください。
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図書館で借りました。先に『いつもの木曜日』を読んでいたので、登場人物の裏話を知っている気分でした。 人の心にある嫉妬や劣等感も描かれるけれど、決して後味が悪くない温かいお話でした。 「きっと知らずのうちに、わたしたちはどこかの人生に組み込まれている。」という文が印象的でした。...
図書館で借りました。先に『いつもの木曜日』を読んでいたので、登場人物の裏話を知っている気分でした。 人の心にある嫉妬や劣等感も描かれるけれど、決して後味が悪くない温かいお話でした。 「きっと知らずのうちに、わたしたちはどこかの人生に組み込まれている。」という文が印象的でした。たしかに、友人や同僚から影響を受けることは多いけれど、自分が誰かの人生に関わっているとは考えたことがなかったなと思いました。
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