ヒポクラテスの憂鬱 の商品レビュー
ヒポクラテスシリーズ第2弾。真琴が一人前になる過程が描かれています。古手川とのやり取りも相変わらず。そして最後の展開はさすが中山先生。渡瀬班長がいいところを持っていきます。ただ、現実もやはり法医学にはお金が回らないのですかね…。光崎教授たちの活躍を読むたび、事件究明のためには本当...
ヒポクラテスシリーズ第2弾。真琴が一人前になる過程が描かれています。古手川とのやり取りも相変わらず。そして最後の展開はさすが中山先生。渡瀬班長がいいところを持っていきます。ただ、現実もやはり法医学にはお金が回らないのですかね…。光崎教授たちの活躍を読むたび、事件究明のためには本当に必要な医学ではないかと痛感します。
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シリーズ第二弾。 難しい医療用語はあれど、今回も安定の面白さでした。 古手川と真琴が猪突猛進さを増していて、私は大好きなコンビです。真琴の成長もめざましく、次回作がまた楽しみになりました。
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ヒポクラテスシリーズ2作目。 個人的に真琴先生と古手川刑事のもどかしい感じ…好きです。 少しずつ関係性が深まっていく感じや成長していく真琴先生に嬉しい気持ちを感じながら内容は相変わらず考えさせられる… 解剖はネガティブな印象を持ちがちだけどそれをなくすためにたくさんの人にこの本を読んで欲しいなと思いました。 自作が楽しみ。
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ヒポクラテスシリーズの2作目。 前作に引き続き、すてきなキャラクターで読んでいて楽しい。 今回も、各章の小さな疑問を最後に回収していて面白かった。
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シリーズ2作目。 前回同様、キャラの濃さは安定です。 真琴先生と古手川刑事の恋愛模様もニンマリしながら読みました。 このシリーズ好きです。
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物言わぬ死体から真相を突き止める法医学シリーズ2作目 光崎の唯我独尊ぶりは相も変わらず これで雰囲気が変わればそれはそれで不気味だが そして真琴先生と古手川の恋愛模様にも進展が 推理小説としても面白いが専門的知識も増えるという一石二鳥 ただ専門知識すぎて推理はちょい難しめ❓...
物言わぬ死体から真相を突き止める法医学シリーズ2作目 光崎の唯我独尊ぶりは相も変わらず これで雰囲気が変わればそれはそれで不気味だが そして真琴先生と古手川の恋愛模様にも進展が 推理小説としても面白いが専門的知識も増えるという一石二鳥 ただ専門知識すぎて推理はちょい難しめ❓ 個人的にはやはりラストの暴くが面白いかと そういえば古手川からちょくちょく出てきてた弟のような存在とは例のカエルの勝雄のことかな?
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2022/11/11 読了 次男蔵書から 謎の書き込みから始まり、最後はめでたしめでたしで、最後まで走りっぱなしでした! 光崎ご老体の活躍よりも、真琴先生と若造古手川の奮闘が目立ったように感じました。 そして、前作は会話内出演だった渡瀬班長が登場し、光崎ご老体とニヤニヤする雰囲気が良かったです。実際にはニヤニヤしてないんですけど。 「組織にそぐわないヤツ大好き人間」の渡瀬班長も、お気に入りです。
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さくさく読めました。面白かった! 図書館で借りれたのが二作目?のこちらだったので前作も読みたいと思いました。
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真琴先生と古手川刑事とのこれからが気になりすぎる 事件や解剖、死者に対する思いや信念、ヒポクラテスシリーズの根幹の部分ももちろん楽しく読んでるけど、2人のこれからがとても気になる
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「ヒポクラテスの…」の2冊目。前作「…誓い」はあまり好きでもなかったが、続きが中古本屋の棚にあったのでつい買ってきた。 研修医だった真琴も晴れて法医学教室の助教になったのね。 ステージから転落したアイドル、熱中症の3歳児、新興宗教の教祖の焼死体(ちょっとエグかった)、散歩中の老...
「ヒポクラテスの…」の2冊目。前作「…誓い」はあまり好きでもなかったが、続きが中古本屋の棚にあったのでつい買ってきた。 研修医だった真琴も晴れて法医学教室の助教になったのね。 ステージから転落したアイドル、熱中症の3歳児、新興宗教の教祖の焼死体(ちょっとエグかった)、散歩中の老人の心不全(泣かせるね)、自殺したOL…、それぞれ死因が疑いようもないと思われた遺体が、関係者でしか知り得ぬ事実を知っている<コレクター(修正者)>を名乗る県警ホームページへの書き込みによって次々と解剖され、隠れていた事実が明らかになる。 ただ、真実が明らかにされる事案は少数で、全ての異状死体を解剖させようとしている<コレクター>の狙いが分からず、県警も法医学教室も振り回される…。 途中までは筋の運び方として前作よりまともになったかと見えていたが、今回は光崎ではなく“光崎の薫陶を受けた”真琴が暴走したり、交渉材料もなく徒手空拳で敵陣に飛び込む古手川のやり方には、やはりイライラ。色恋沙汰も要らないように思う。 まあ、それでも光崎や渡瀬が尻拭いしながら若い二人を育てていこうとしているところは微笑ましく、警察のデジタルリテラシーの乏しさや“安心できる結論に落ち着けたい”=冤罪を生む体質などをさりげなく指摘しているところも良いと思った。 “どんでん返し”の作者にしては、今回はあまりサプライズはなかった。
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