ヒポクラテスの憂鬱 の商品レビュー
一見、事件性がなく、解剖されず 荼毘にふされる故人の死を 浦和医大法医学教室と埼玉県県警の古手川中心に 解決へと導くまでの話 シリーズ第2弾 各章の謎解き+埼玉県警のホームページ掲示板に「コレクター」を名乗る書き込みの謎解き 法医学教室の抱える現状 が描かれている 今後の主人...
一見、事件性がなく、解剖されず 荼毘にふされる故人の死を 浦和医大法医学教室と埼玉県県警の古手川中心に 解決へと導くまでの話 シリーズ第2弾 各章の謎解き+埼玉県警のホームページ掲示板に「コレクター」を名乗る書き込みの謎解き 法医学教室の抱える現状 が描かれている 今後の主人公真琴と古手川の不器用な恋愛模様が気になる これはシリーズ第3弾も読まなくては!
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ヒポクラテスシリーズ二作目 面白いけど期待を少し下回る感じでした。 でも、ドラマ化したら面白そう! ミステリの王道の構成に感じました。 大きな謎として「コレクター」の存在。 小さい謎として「各章ごとの真犯人又は真実」 一作目ほど、主人公の葛藤や人間的成長もないし(恋愛関係は...
ヒポクラテスシリーズ二作目 面白いけど期待を少し下回る感じでした。 でも、ドラマ化したら面白そう! ミステリの王道の構成に感じました。 大きな謎として「コレクター」の存在。 小さい謎として「各章ごとの真犯人又は真実」 一作目ほど、主人公の葛藤や人間的成長もないし(恋愛関係は少し進みます。好みを言えばにいらない、、、) 老学者の深みも、新たに出てくるわけでも無かったです。 各章は、 死亡シーン又は死体発見、解剖可能になるまでの奮闘シーン、解剖シーン、犯人に真実を告げるシーン での構成。
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シリーズ2作目。6編なので死体が6体。 県警のホームページへの書き込みで事件が発覚。事故死や自殺と思われた案件が、解剖により事件へと変わって行くが、作者が医者であるかのような詳細な描写が凄い。想像するだけで気持ちが悪くなったり怖いというイメージが読んでいてあまり起きないのは、死の...
シリーズ2作目。6編なので死体が6体。 県警のホームページへの書き込みで事件が発覚。事故死や自殺と思われた案件が、解剖により事件へと変わって行くが、作者が医者であるかのような詳細な描写が凄い。想像するだけで気持ちが悪くなったり怖いというイメージが読んでいてあまり起きないのは、死の真相を掴むという解剖者や読み手の意思からなのだろう。 予算が無くて解剖に回せないようだが、これだけ不審な案件があるならできるだけ解剖すべきだと思う。 最後のコレクターが誰かは何となく想像できたが、県警の古手川と助教の真琴の今後の行方が気になる。シリーズがまだ続いているので楽しみだ。
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ひとまず直近話題の課題は解決したみたいなんですけど なんか、その理由が・・・ちょっと保身すぎて・・・ 登場人物同様、げんなりしてしまいました・・・ でも、それがよりリアリティといいうか、物語が入ってくる理由なのかなぁ〜と 結局七里ワールドにやられている自分を認識するわけです。 に...
ひとまず直近話題の課題は解決したみたいなんですけど なんか、その理由が・・・ちょっと保身すぎて・・・ 登場人物同様、げんなりしてしまいました・・・ でも、それがよりリアリティといいうか、物語が入ってくる理由なのかなぁ〜と 結局七里ワールドにやられている自分を認識するわけです。 にしても、結構な頻度で、なかなかスプラッターな情景を 堪能させていただきました。 別にその手の趣味は無いんですけどね、これだけきっちり想起させられたら 主人公如く、別にもう焼肉にも行けるな・・・って思います。
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連作短編でしたが、場面が変わることによってむしろ良質の長編を読んでいるような印象でした。真実に向き合うことにとことん拘っているポリシーに共感です。
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『ヒポクラテスシリーズ』第二弾 六つの連作短編集、共通はコレクター(修正者)という犯人 埼玉県警ホームページへの書き込みがあった 「全ての死に解剖が行われないのは、わたしにとって好都合である」 前作品同様、斯界の権威である光崎教授と変わり種のキャシー准教授、新米助教の真琴、そ...
『ヒポクラテスシリーズ』第二弾 六つの連作短編集、共通はコレクター(修正者)という犯人 埼玉県警ホームページへの書き込みがあった 「全ての死に解剖が行われないのは、わたしにとって好都合である」 前作品同様、斯界の権威である光崎教授と変わり種のキャシー准教授、新米助教の真琴、そして古手川刑事のテンポあるやりとりが良い感じで、サラサラと読める 相変わらず予算がなくて司法解剖がなかなか出来ない状況に四苦八苦するが、段々真琴の考え方もやる事も周りに似てきて、話としては面白い方向に展開する そして古手川刑事は、やっぱりカエル男事件がトラウマなんだね 真琴は腕も上がってきて、古手川刑事とのコンビま良い感じに近づいてきた 今後どうなるか楽しみ
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シリーズ第2作目の本作では、第1作目から訴えている司法解剖制度の人員、費用不足などの脆弱さを大きくアピールするのが狙いとなっている。 ミステリ的には「ん?!この人物の名前がちょいちょい出てくるな...」という不自然さから何となく犯人は分かるので謎解き要素はいま一つだが、それを補っ...
シリーズ第2作目の本作では、第1作目から訴えている司法解剖制度の人員、費用不足などの脆弱さを大きくアピールするのが狙いとなっている。 ミステリ的には「ん?!この人物の名前がちょいちょい出てくるな...」という不自然さから何となく犯人は分かるので謎解き要素はいま一つだが、それを補って余りある個性の強いキャラクター達のお陰で最後まで面白く読める。 中山七里氏の作品の面白さはシリーズを跨いでキャラクターが登場する点だが、この作品にも出てくる古手川刑事はその中でも重要なキャラクターの一人だ。
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シリーズ第二弾 一作目と比べると、解剖時の描写が少しマイルドになったようにも思えます。(慣れただけかな?) 個人的には主人公の真琴にあまり感情移入できなくて、多分、のめり込めない原因はそれなのかも… ただ、光崎先生、キャシーなど、周りを固める人のキャラクターが良いのでとても楽し...
シリーズ第二弾 一作目と比べると、解剖時の描写が少しマイルドになったようにも思えます。(慣れただけかな?) 個人的には主人公の真琴にあまり感情移入できなくて、多分、のめり込めない原因はそれなのかも… ただ、光崎先生、キャシーなど、周りを固める人のキャラクターが良いのでとても楽しんではいます。 古手川刑事と真琴の関係は、この微妙な感じで続きそうですが次作はどうかなぁ? その辺りも楽しみに、続きを予約したいと思います。
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ヒポクラテスシリーズ第二弾。 関係者しか知り得ない情報を埼玉警察のホームページに投稿するコレクターを名乗る人物は一体誰なのか。 今回は光崎教授ではなく真琴先生と古手川刑事の猪突猛進コンビが大暴れ。 心情的にも憂鬱になる場面もあり、2人の距離感がちょっとずつ近くなっている場面もあり...
ヒポクラテスシリーズ第二弾。 関係者しか知り得ない情報を埼玉警察のホームページに投稿するコレクターを名乗る人物は一体誰なのか。 今回は光崎教授ではなく真琴先生と古手川刑事の猪突猛進コンビが大暴れ。 心情的にも憂鬱になる場面もあり、2人の距離感がちょっとずつ近くなっている場面もあり、ラストの短編の重なり方は中山さんらしい作品でした。
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真琴が法医学教室を選んで、徐々に成長していく姿を読み取れる話でした。 古手川さんとの関係が何とも言えない笑 法医学が大事な分野とわかっているけど費用問題もあるという難しいところもあるんだなぁ
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