1,800円以上の注文で送料無料

ヒポクラテスの憂鬱 の商品レビュー

3.8

111件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    53

  3. 3つ

    32

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/12/18

法医学シリーズ第二弾 「誓い」が面白かったのでリピートしました。 今回も連作短編ですが、全編を通じて〈コレクター〉を巡る謎解きが仕込まれているので長編として楽しめます。 第3弾も楽しみです。

Posted byブクログ

2023/11/27

図書館の受け渡し所の今ならすぐ借りれるコーナーに中山七里さんが1冊。皆さんの本棚でも見かける作品なので追加でお借りしました。「ヒポクラテスの誓い」の続編でしたので、再三の失敗ですが。それでも法医学の検死からの真事実の解明を面白く読みました。 医大法医学教室に持ち込まれるご遺体。教...

図書館の受け渡し所の今ならすぐ借りれるコーナーに中山七里さんが1冊。皆さんの本棚でも見かける作品なので追加でお借りしました。「ヒポクラテスの誓い」の続編でしたので、再三の失敗ですが。それでも法医学の検死からの真事実の解明を面白く読みました。 医大法医学教室に持ち込まれるご遺体。教授光崎の元、事故病死と思われた彼らから、真の死因を探り出していきます。 六人の遺体にまつわる短編に、コレクターと称する不審人物からの県警ホームページへの書き込みが物語を繋ぎます。 コレクターの解明については、ちょっと無理したかなと思う所ですが、中山七里さんはどの方面から書いても面白く、ご自分の作品の登場人物を各方面で繋げてしまうのだから、お上手だなあと思うのです。

Posted byブクログ

2023/11/09

相変わらずな要求の光崎医師。 コレクターを軸として短編が続いていく。 真犯人は意外性無かったけど、動機は身勝手極まりないね。

Posted byブクログ

2023/11/05

解剖医というのは、現実世界でも舞台には登壇するものの、決して中央で脚光を浴びる主演ではなく、助演であることが多い印象でした。本作は当然フィクションではあるものの、死者の声無き声を掬い上げる解剖医の辣腕ぶりと多様な登場人物の心象とかうまく織り混ざり、自分の中での解剖医像、もしくは解...

解剖医というのは、現実世界でも舞台には登壇するものの、決して中央で脚光を浴びる主演ではなく、助演であることが多い印象でした。本作は当然フィクションではあるものの、死者の声無き声を掬い上げる解剖医の辣腕ぶりと多様な登場人物の心象とかうまく織り混ざり、自分の中での解剖医像、もしくは解剖そのものに対するイメージが大きく変わりました。

Posted byブクログ

2024/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ヒポクラテスシリーズの面白さにハマる。 人間は嘘をつくけど、死体は嘘をつかない。 側から見た死因が、絶対に合っているなんてことはないってことがよくわかる。 警察や法医学教室が混乱したことに間違いはないし、コレクターの真の目的がゲスすぎるけど 光崎先生が暴いた事実が 亡くなった方の無念を晴らす結果に。 シリーズだけど 急に憂鬱から読んでも面白いんだから凄い。

Posted byブクログ

2023/10/24

法医学教室の真琴シリーズ2作目。 真琴と古手川さんの仲がこれからもしかして、と下世話な予想をしつつ完読。

Posted byブクログ

2023/10/22

シリーズ第二弾もおもしろくて、あっという間に読了! ますます乗ってきた感じです。 浦和医大法医学教室 光崎教授の観察眼・闇に葬られるはずだった真実を解き明かす手腕には感嘆する。 読めば読むほど作品に引き込まれるし、日本の「司法解剖制度」についても色々と思うところがあった。 本作...

シリーズ第二弾もおもしろくて、あっという間に読了! ますます乗ってきた感じです。 浦和医大法医学教室 光崎教授の観察眼・闇に葬られるはずだった真実を解き明かす手腕には感嘆する。 読めば読むほど作品に引き込まれるし、日本の「司法解剖制度」についても色々と思うところがあった。 本作を読んで、“土葬”じゃなく“火葬”だから起こり得る問題についても初めて意識した。 読みやすいうえに先が気になって頁をめくる手が止まらない。 さすが中山七里さん! 死体好きキャシー准教授の淡々とした論理的な物言い、互いを意識する真琴と古手川のやり取りも楽しみました。 次作が楽しみ!

Posted byブクログ

2023/09/25

ヒポクラテスの憂鬱に続く法医学教室もの。前作では、ひよっこだった真琴先生が今作では、かなり成長している。直情型の古手川刑事とも息があってきた感じ。さて、ミステリーとしては、よく練られている。一つひとつの解剖で、あっと驚く展開が待ち受けているのみならず、全編を通して犯人の思惑が見え...

ヒポクラテスの憂鬱に続く法医学教室もの。前作では、ひよっこだった真琴先生が今作では、かなり成長している。直情型の古手川刑事とも息があってきた感じ。さて、ミステリーとしては、よく練られている。一つひとつの解剖で、あっと驚く展開が待ち受けているのみならず、全編を通して犯人の思惑が見え隠れしながら最後には見破られる。そのプロットのうまさは、素晴らしい!ただし、次は中山先生の違うパターンを読みたいです。

Posted byブクログ

2023/07/13

★★★★★ 心が動いた名著。何度も読み返したい ★★★★☆ 暇な時に読み返したい ★★★☆☆ 読み返しはないが面白かった ★★☆☆☆ 面白くなかった ★☆☆☆☆ 同上

Posted byブクログ

2023/07/09

「法医学教室」シリーズの最新(第3弾)を読んで、この第2弾を読んでないことに気づいて読んだけど、順番入れ替わっても問題なし。中山七里さんの作品にしては、残虐な殺され方はなく、わりと読みやすいかも。

Posted byブクログ