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いまさら翼といわれても の商品レビュー

4.2

157件のお客様レビュー

  1. 5つ

    55

  2. 4つ

    65

  3. 3つ

    25

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2019/08/22

古典部シリーズ。 合唱祭に参加するはずの千反田が現れず、伊原から連絡を受けてホータローが探しに行くが。 前巻あたりから日常的に起こる謎に、部員たちそれぞれが絡んできて、だんだん登場人物の深い部分がわかっていく。 ホータローの発言は私も経験があり、それがきっかけで色々考え方を変えた...

古典部シリーズ。 合唱祭に参加するはずの千反田が現れず、伊原から連絡を受けてホータローが探しに行くが。 前巻あたりから日常的に起こる謎に、部員たちそれぞれが絡んできて、だんだん登場人物の深い部分がわかっていく。 ホータローの発言は私も経験があり、それがきっかけで色々考え方を変えたりしたので勝手に親近感が湧き、今後の展開がとても気になる。

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2019/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

随分と久しぶりの古典部シリーズ。 6つの短編集ですが、特に今まで注目の薄かった摩耶花ちゃんが主役の話が二篇。 昔話が多かったのも、奉太郎が活動的だったことも特徴か。 相変わらず、米澤さんは伏線の張り方が上手で、何気ない話が、きちんと繋がっているところが気持ち良く感じられるのですが、今回はわざとなのか謎解きをきちんとしなかったり、放置したまま終わったものもあり。これが、別の話の伏線になってるのかもしれません。 最後は、えるのお話になり、良いところで終わってしまいました。 また、次巻…なんですよね? (信じてますよ、センセー)

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2019/08/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

古典部シリーズの短編集。 1作目の初めの記憶についての表現が印象的で、心地よい。少しずつ四人が成長を感じつつ、過去の出来事も振り返り、ページをめくる手がとまらなかった。

Posted byブクログ

2019/08/06

久々に読み返そうとしたら、高校生の時に図書室へリクエストをして入荷してもらったものを読んだため手元になかった。調べてみると驚いたことに2ヶ月前に文庫が出ているではないか!これは運命なのでは?と思い次の日には買っていた。 読み返すにあたって全シリーズを読み返した。もはや高校生ではな...

久々に読み返そうとしたら、高校生の時に図書室へリクエストをして入荷してもらったものを読んだため手元になかった。調べてみると驚いたことに2ヶ月前に文庫が出ているではないか!これは運命なのでは?と思い次の日には買っていた。 読み返すにあたって全シリーズを読み返した。もはや高校生ではない私にとって奉太郎や里志の生活信条は高校生にしては重すぎるのではないか?今時の高校生はこんなに深く考えて生きてないぞと感じたり、思ったより摩耶花がオタクっぽかったり可愛らしかったり、えるたそはこちらが恐縮してしまうほどえるたそだったりと面白かった。あと中学生の頃の私は2日に一冊本を読む奴だったので不思議に思わなかったけれど、奉太郎本読みすぎじゃね?高校生の頃は部活に部活と忙しかったため本を読む暇はほとんどなかった。省エネではない学生生活だったのかもしれない……。 遠回りする雛と同じく短編集であるけれども、こちらの方が少しほろ苦い話が多い気がする。どれもいい感じに内容を忘れていたので逐一奉太郎の推理に感動した。 久しぶりに古典部シリーズを読むのにこの本を選ぶのもよいとは思うが、個人的には最初から最新刊まで一気読みをオススメしたい。古典部の四人が一見淡白そうに見える仲を年月を経るごとに深めていることが体感できると思う。そして奉太郎が信条に頑なではなくなってきているのも気づける。えるたそのおかげか。 ずいぶん前から思っているけれど、どうして作家は無意識な万人の持つ感情の起伏を拾って言語化してしまえるのだろう?最高やん……

Posted byブクログ

2019/08/05

古典部シリーズ第6弾の、短編集。 まだ高校生活は2年目に入ったところですが、少しずつ立ち位置や役割を確立したり離れたりと人間関係の変化を感じる巻でした。 ミステリではなく、青春小説の1つのカタチとして読むとストレスがない。

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2022/01/16

久しぶりに古典部シリーズを読めた。今回は短編集、奉太郎や摩耶花などキャラに焦点があたり、一人称で進むため何を考えているかもわかって面白い。奉太郎の省エネの由来はなんとも…便利に使われる…小学生で気づいてしまうのがまた聡い。 しかし一番印象に残ったのは表題作。今まで跡取りとして生...

久しぶりに古典部シリーズを読めた。今回は短編集、奉太郎や摩耶花などキャラに焦点があたり、一人称で進むため何を考えているかもわかって面白い。奉太郎の省エネの由来はなんとも…便利に使われる…小学生で気づいてしまうのがまた聡い。 しかし一番印象に残ったのは表題作。今まで跡取りとして生きてきた千反田が跡を継がなくて良いと言われる。いまさら翼といわれても、とここで物語は終了。リドルはあまり好きではないのだけれど、この人の話はボトルネック含めて好きなんだなぁ。千反田は前に進むと思いたいけれど…

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2019/07/29

するすると読める。日常に溶け込みそうな謎、不思議をほぼ安楽椅子で主人公が解く。どこがと言語化に困るけれど、この雰囲気が良い。 と言いつつ、他のものの方が面白いと感じるので、だんだん面白いと感じる方向が変わっているかもしれない。 190728

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2019/07/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

有名な「古典部」シリーズの最新刊。 何と言うか「スピンアウト」っぽい短編集。 特に連作にはなっていない。 「スピンアウトっぽい」理由は、 謎解き成分が薄く、オチが無いものも多く、 摩耶花目線で摩耶花のエピソードが語られたり... これまでの作品を読んでいないと 「世界観」が理解できないかな、と(^ ^; もちろおん意識してであろうが、 オチが無いので読後感がもやもやしている。 ワタシハタダシクリカイシテイルノダロウカ... と不安になって、戻って再読したり(^ ^; 前作からだいぶ時間も経っていて、 もろもろ忘れていることも多いようなので... 「氷菓」から通して読み返してみようかな、 と思った私であった(^ ^;

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2019/07/20

文庫でシリーズを揃えているのですが、単行本刊行時に待てずに購入、そして文庫で買い直し。そんなわけで再読です。折木くん、高校生にしてはマメに自炊をしていて偉いですね、両親は何をしている人なんだろうとぼんやり思いました。伊原のエピソードがどっちも好きです。

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2019/07/12

古典部シリーズ第6弾。 短編集ですらすら読めちゃいました。もったいない気もしつつ。(笑) 奉太郎が省エネになった過去が興味深かったし、 最近ちょっと変わってきてるのは古典部と関わってきたからかな?と嬉しく思ったり。 千反田はとても心配。タイトルに心細さが現れてますね。今後はどうな...

古典部シリーズ第6弾。 短編集ですらすら読めちゃいました。もったいない気もしつつ。(笑) 奉太郎が省エネになった過去が興味深かったし、 最近ちょっと変わってきてるのは古典部と関わってきたからかな?と嬉しく思ったり。 千反田はとても心配。タイトルに心細さが現れてますね。今後はどうなって行くのか、早くも気になります!

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