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サブマリン の商品レビュー

4.1

300件のお客様レビュー

  1. 5つ

    84

  2. 4つ

    147

  3. 3つ

    47

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    1

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2023/12/25

多感な時期に出会って相談に乗ってもらった大人って歳を取っても忘れない。あの時の言葉が間違いなく今の自分の基礎になっている。

Posted byブクログ

2023/11/25

善とか悪とかひとことでは決められないことが多いけれど、 優しい世界で生きたいなぁと思いました。 伊坂作品を連続で読むと、見たことあるミュージシャンの名前が出てきて嬉しくなります。

Posted byブクログ

2023/11/02

復讐ならいいのか、被害者が犯罪者なら許されるのか、、線引きが難しい問題であると同時に法では裁ききれない部分が大きいと思った。

Posted byブクログ

2023/10/27

少年事件。 厳しく処罰するべきなのか、更正のために甘くするべきなのか。 テーマは、重いが読んでいる最中も読み終えた後も重くなりすぎないほどよい感じで読める。 陣内さんの人柄がよい。 単純に読書として楽しめる。

Posted byブクログ

2023/10/18

「チルドレン」も面白かったけど、今作はもっと面白い。 少年犯罪に関する罪と罰の物語。 重いテーマなのに読みやすい。 そして今回も陣内さんのキャラクターが良かった。

Posted byブクログ

2023/10/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 前作「チルドレン」よりも先にサブマリンに出会い読んでしまった。  主要な登場人物は、家庭裁判所調査官である武藤と陣内の二人。そして今回、観察対象である小山田俊と、無免許運転事故により、1人の男性を殺してしまった棚岡佑真との関わりを中心にしてストーリーが展開されていくが、途中でてくる視覚障碍者である永瀬さんの登場も、ストーリーに深く関わってくる。  毎度ながら伊坂さんの作品では、登場人物の軽快な会話の掛け合いが魅力の一つではあるが、同時に一見すると意味のないような会話でも、登場人物の考えの本質を突いていたり、大きな伏線であったりすることがより物語に引き込ませる要因であることに気付かされる。  特に陣内さんの人柄に強く惹かれると共に、後半の怒涛のストーリー展開によってあっという間に読んでしまった。  大人の刑事事件として裁かれるのではなく、少年犯罪は「更生」を目的として今後どうしていくかが決まっていく。ネットでもよく「人殺しは死刑でいい」など安直に書かれているが、非常に偏った見方で危険な思想であることであると思う。犯罪には様々な思いが潜んでいて、それを頭ごなしに「犯罪」として刑で裁いていっても、実は堂々巡りになってしまうかもしれない。  この作品を読んで、私はそこまでに至る経緯や犯人の思惑、思想に考えを寄せるだけでなく、ある一つの方向から物事を見ることの危険性に気づいたら気がする。非常に考えさせられる作品だった。

Posted byブクログ

2023/09/29

前作チルドレンを読んでからのサブマリン。 罪の意識と罪に向き合う少年達をテーマに、何が正しいのか、答えに窮する問いを読者に突きつけてきます。 そうした深く考えさせられる内容を、要所要所で陣内さんが、笑わせてくれるので、読むのがしんどくならない様に配慮されてる気がします。 続きのシ...

前作チルドレンを読んでからのサブマリン。 罪の意識と罪に向き合う少年達をテーマに、何が正しいのか、答えに窮する問いを読者に突きつけてきます。 そうした深く考えさせられる内容を、要所要所で陣内さんが、笑わせてくれるので、読むのがしんどくならない様に配慮されてる気がします。 続きのシリーズが出たら、ぜひまた読みたいです。 あと、から揚げの油とフロントガラスの相性について、検索したのは自分だけじゃないはず。 一度油分がつくと、そこだけ脆くなって、ちょっとした小石でガラスが壊れるので、知らない人はネットで検索した方がいいです。マジで。

Posted byブクログ

2023/09/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ずるい。伊坂先生の作品の特有の、後半に畳み掛ける人物たちの交錯が、これもずるかった。棚岡の轢いた相手の真実を知った時、とても爽快な気分になってしまったのは仕方ないと思う。面白すぎた。

Posted byブクログ

2023/09/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

相変わらず変わった男の陣内さん。名言も多くとても魅力的です。それを少し迷惑がりつつも慕う周りの人たち。今回も面白かったです。

Posted byブクログ

2023/09/14

普通だったらあまり関わりたくない人を描いているのに、なぜか引き込まれる。 久々の伊坂さん、よかったです

Posted byブクログ