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手のひらの京 の商品レビュー

3.9

120件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    48

  3. 3つ

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2024/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

愛着のもてるチャーミングな三姉妹。綿矢りさから見る京都の風景やあるあるがとても良かった。 ラストの寂寥感あるけど、どこか前向きな感じも良い。

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2024/10/07

とても好き。 綿矢りささん、こう言う作品も書くんだね。 三姉妹それぞれ個性的でみんな良い。愛らしくてかわいい。

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2024/10/01

1 自分と同じ三姉妹、今住んでる京都の本やったから迷わず買ってしまった。鴨川でふわふわ読んでたら始まりから鴨川にいる同じ三女の描写ではじまってぞわっとした。境遇もすごい似てて面白かった。3人それぞれが姉妹と言えども違う価値観とか強み持ってて、それを認めあったり補い合ったりできる3...

1 自分と同じ三姉妹、今住んでる京都の本やったから迷わず買ってしまった。鴨川でふわふわ読んでたら始まりから鴨川にいる同じ三女の描写ではじまってぞわっとした。境遇もすごい似てて面白かった。3人それぞれが姉妹と言えども違う価値観とか強み持ってて、それを認めあったり補い合ったりできる3人の良さを本でも感じられた。三姉妹っていいなあしあわせだーい!お父さんのガンが治りますように。 凜も東京でがんばってね

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2024/09/15

綿矢りささんといえば毒っ気の強い本を書かれる印象だったので、穏やかな日常を切り取った内容に驚いたが読み進めやすい一冊だった。京都で暮らすようになって時間も経ったので情景も思い浮かびやすく、こんな風に作家さんなら目を止めて表現できるんやなというのも感嘆した。自分が凛と同じような生き...

綿矢りささんといえば毒っ気の強い本を書かれる印象だったので、穏やかな日常を切り取った内容に驚いたが読み進めやすい一冊だった。京都で暮らすようになって時間も経ったので情景も思い浮かびやすく、こんな風に作家さんなら目を止めて表現できるんやなというのも感嘆した。自分が凛と同じような生き方をしてるので、彼女が恋愛する訳でもなく、京都に結局残る訳でもなく、信じる道を行く終わり方なのも個人的には嬉しかった。

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2024/08/31

作者が京都出身とは知らなかった。 京都といっても京都市内とその他の府下エリアではまったく文化が違うので、その他府下エリアに住む身としては京女三姉妹(と、両親である根っからの京都人の夫婦)の京都の自己分析を面白く読んだ。 京都を舞台に、京都人気質を常に醸し出しながら繰り広げられる三...

作者が京都出身とは知らなかった。 京都といっても京都市内とその他の府下エリアではまったく文化が違うので、その他府下エリアに住む身としては京女三姉妹(と、両親である根っからの京都人の夫婦)の京都の自己分析を面白く読んだ。 京都を舞台に、京都人気質を常に醸し出しながら繰り広げられる三姉妹の日常は、ほんの少しの起伏があるだけで、大きな事件が起きるわけでもない。ただ、それがなぜか読み手の関心をひどく惹きつける。

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2024/08/28

温かすぎず温かい話でよかった 京都の切り取り方とか、姉妹の関係性とか。 京都の人が読んだらめっちゃいいだろうな〜自分の地元バージョンで読みたい

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2024/08/12

京都に住む三姉妹のお話し。 現代版の細雪みたいだなーと思って読んでいたら、解説にもそのように書かれていました。

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2024/06/17

綿矢りさのダークサイド感が好きな私としては、4姉妹ともダークサイドが不足し、ものたりぬ。いい娘じゃん。いそうじゃん。筆者にしては珍しい(と私は思う)平和的なストーリー。でも何だろう、京都という地域性を抜きにしても、何の変哲もない良い娘たちの、それぞれの思いが、恋が、家族愛が、読者...

綿矢りさのダークサイド感が好きな私としては、4姉妹ともダークサイドが不足し、ものたりぬ。いい娘じゃん。いそうじゃん。筆者にしては珍しい(と私は思う)平和的なストーリー。でも何だろう、京都という地域性を抜きにしても、何の変哲もない良い娘たちの、それぞれの思いが、恋が、家族愛が、読者に「そーなるよね」と言わせる。普通の生活のなかにある平和でない、平和なストーリー。

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2024/05/23

京都生まれ育ちの奥沢家の三姉妹 長女の綾香は図書館勤めでおっとりした性格 結婚に焦っている 次女の羽依は負けず嫌いで勝ち気な会社員 三女の凛は大学院に通う 実は京都から離れたいと思っている 京都の四季と三姉妹の心模様を描く 羽依が元彼の前原のお葬式の想像に笑えた (焼...

京都生まれ育ちの奥沢家の三姉妹 長女の綾香は図書館勤めでおっとりした性格 結婚に焦っている 次女の羽依は負けず嫌いで勝ち気な会社員 三女の凛は大学院に通う 実は京都から離れたいと思っている 京都の四季と三姉妹の心模様を描く 羽依が元彼の前原のお葬式の想像に笑えた (焼香の葉を深蒸し緑茶の茶葉にすり替えて 香ばしい匂いを漂わす など) 私自身は綾香タイプなので 羽依は面白く少し憧れる 久しぶりに京都に行きたい

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2024/04/19

タイトルに惹かれて買いました。文章は上手いし京都の描写も京都出身の作者ならでは。でも内容自体は私には若い人向けすぎた。20〜30代の女子の方は楽しめるのではないでしょうか。

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