鹿の王 水底の橋 の商品レビュー
ホッスルが皇帝の継嗣争いに巻き込まれていく。清心教の古くからの教えとは。 それが明かされてエフタルの医術との関わりを比べていく。 血友病の治療に輸血して血を入れ換える話も出てくるが本当に直るのかな?とも思ったけど話の筋としては結構先へ先へと読ませるとこれはやはり凄いと思った。まだ...
ホッスルが皇帝の継嗣争いに巻き込まれていく。清心教の古くからの教えとは。 それが明かされてエフタルの医術との関わりを比べていく。 血友病の治療に輸血して血を入れ換える話も出てくるが本当に直るのかな?とも思ったけど話の筋としては結構先へ先へと読ませるとこれはやはり凄いと思った。まだ続きが書けそうなので期待します。
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19/03/30 感情をゆすぶられるような物語ではないのに、どっぷり浸かって一気に読んでしまった。 面白かったです。
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- ネタバレ
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待ってました! 鹿の王続編!!! 絶対あの終わり方には続きがあると言うかあってほしいと待ち望んでいた。 でも今回は前作の続きではあるけど、ヴァン達のその後よりかはホッサルやミラル側と、皇帝争いの政治的面での続き。 とにかく毎度思うのは、上橋さんはなんでこんなにも流れる様な話を書けるのだろうと言う感嘆のため息が漏れる…読み出したら止まらない。体に染み渡る様な物語。そこには本当に国があって、人々が暮らしていて、色んな思惑や駆け引きがある。 医療で人を助けたい。 その気持ちは同じでも、助けるためどんな処置をするか、どう助けて行くかは考え方や信じるモノの違いから色んな対立が生まれてくる。医療でどこまで助けるか、どうやって何が助けになるのか…きっとこれは人が生きて行く限り永遠の議題だと思う。 読みながら自分もホッサル達と一緒になって考えてしまった。医療と人の生死がこれからどうあって行くべきなのか、完璧な答えは無いにせよ、それでも最善の方法をや答えを『探し求めて歩いて行く』事が大事なんだと感じた。 あと、早くホッサル、ミラルにプロポーズしろよな!と微笑ましくも最後は一人で突っ込んでしまった。
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