鹿の王 水底の橋 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読み始めてすぐ、あれ?主人公が…想像していた人じゃない!と思いましたが、登場人物に懐かしさを覚えするすると読み進められました。 身分の差、医術への認識の違い、きっと過去には同じようなことがあったのだろうな。私は自分の家族が病にかかったとき、どのように考えるのだろう。 神なんていない、と思いながらも 最後のミラルに対しては神様がいるのだなと思わずにはいられない結末でした。
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政治って難しい……と思ってしまった 建前と本音の使い分け、全然できないわ…… なので、実はラストのそのへんの色々、ちょっとついていけなかったんだよね…わからなくなっちゃって。 でも、それでも読ませる筆力でした。 ミラルがカッコいいんだよね。 命を助けるためだけじゃなくて、気持...
政治って難しい……と思ってしまった 建前と本音の使い分け、全然できないわ…… なので、実はラストのそのへんの色々、ちょっとついていけなかったんだよね…わからなくなっちゃって。 でも、それでも読ませる筆力でした。 ミラルがカッコいいんだよね。 命を助けるためだけじゃなくて、気持ちや心に寄り添って、そこまで助けようとする姿、素敵でした。 今後のホッサルとの行方が気になります。
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ファンタジーでありながら、病気・医療についてはなかなかリアル。 一部上橋さん自身の体験・思いも入っていてちょっと重いかな。 あと、ヴァンはどうした。 「私、ノらないと書けないんです!」では少々プロ意識とファンサービスに欠けるのでは。
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『鹿の王』続編 川の中に吸い込まれそうなこの綺麗なカバー絵がちょっとお気に入り(◍˃̵͈̑ᴗ˂̵͈̑)ァ,、' いつもは読み終わったと同時に本棚に登録するけれど、今回は読む前から登録したりして、テンション上がりました(ૢ˃ꌂ˂⁎)Շ^✩ 好みのカバー絵だと嬉しくなります...
『鹿の王』続編 川の中に吸い込まれそうなこの綺麗なカバー絵がちょっとお気に入り(◍˃̵͈̑ᴗ˂̵͈̑)ァ,、' いつもは読み終わったと同時に本棚に登録するけれど、今回は読む前から登録したりして、テンション上がりました(ૢ˃ꌂ˂⁎)Շ^✩ 好みのカバー絵だと嬉しくなりますよね〜 『鹿の王』の続編ということでサクッと読めるかと思いきや、今作もどっぷりしっかりした内容 オタワルの天才医師ホッサルが主人公 恋人で助手のミラルと従者マコウカンも登場 しかしヴァンやユナ、サエは出てこなかった (꒪̥̥﹏꒪̥̥ ) 『鹿の王』の問題点にスポットライトがあたる 医療に対する捉え方、考え方の違い 何よりも大切なのは人の命なのに、政治という手がホッサルを縛る… そしてホッサルとミラルの恋の行方も気になる所 私は、香酢魚が出て来る所からが面白かったなあ そしてミラル、ユナ、サエ、梨穂宇、兎季 このシリーズに出てくる女性達が、何故かみ〜んなキラキラ輝いていてとても魅力的で甲乙つけ難い 色々あったけれどエンディングは明るい未来を感じさせる仕上がりで、想像を掻き立てられる 良かった〜シリーズ読み終える事が出来て 只今、自己満足の世界にいます.˖٭*.˖٭*
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社会派ドラマ。登場人物のビジュアルを想像するとき、何となく、「薬屋のひとりごと」の感じとなる。 食中毒のほうは展開が読めてしまったけれど、それでも続きが読みたくなる。
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続編という趣きではなく、医術の未来への分岐点を切り取った物語でした。 現代医学に日々助けられながら生きていけることに感謝ですね。まだまだ解明できていない病は沢山あるのでしょうが、医療が身近にあることが、どれだけ不安を遠ざけているか。もちろん絶対ではないのですけど。 派手な事件...
続編という趣きではなく、医術の未来への分岐点を切り取った物語でした。 現代医学に日々助けられながら生きていけることに感謝ですね。まだまだ解明できていない病は沢山あるのでしょうが、医療が身近にあることが、どれだけ不安を遠ざけているか。もちろん絶対ではないのですけど。 派手な事件で大騒ぎというのはありませんが、ほう、こうなりましたか、と最後に分岐点を確認できました。
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いゃ〜、面白かった! 「鹿の王」のスピンオフ作品です。あとがきにもあるように多くの読者がヴァンとユナのその後を読みたい(私もその一人)という意見があるようですが、今回の主役はオタワル人医師のホッサルとミラルの物語。 ホッサルとミラルがオタワル医術と清心教医術の政争に巻き込まれな...
いゃ〜、面白かった! 「鹿の王」のスピンオフ作品です。あとがきにもあるように多くの読者がヴァンとユナのその後を読みたい(私もその一人)という意見があるようですが、今回の主役はオタワル人医師のホッサルとミラルの物語。 ホッサルとミラルがオタワル医術と清心教医術の政争に巻き込まれながらもそれぞれの医術の良さや命のあり方を学び、成長する姿が熱い! ミラルがなんかとても良いのです♪ 上橋さんの物語はところどころに刺さる言い回しがあり、大好きです♪オススメ!
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ホッサルの診察シーンは全部いいなぁ。 前半は割とゆったり進むけれど最後の方はスピード感がありました。 本編でもちらっとオタワル医療の未来や、ツォルの次期皇帝等の話がチラッと出てたのでそちらがどうなるかというお話なのだけれど、あとがきを読んで納得作者がその時一番胸にあった事がちょ...
ホッサルの診察シーンは全部いいなぁ。 前半は割とゆったり進むけれど最後の方はスピード感がありました。 本編でもちらっとオタワル医療の未来や、ツォルの次期皇帝等の話がチラッと出てたのでそちらがどうなるかというお話なのだけれど、あとがきを読んで納得作者がその時一番胸にあった事がちょうど結びついていたのですね。 いつかヴァンとユナのその後も読んでみたいです。
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凄くいい読了感。 上橋さんの本は難しくて理解が及んでないところも多くあるのだろうといつも思うけれど、ここにこの言葉を持ってくるかとかこういう展開にするのかとか、話が収まりかけたあとの二転三転のドキドキ感とか、本当にすごい方だなあと思う。 本編のあとに、これを読めてよかった。
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ファンタジーの世界観であるが、医療に関する要素が強め。 登場人物それぞれの医療に関する信念がぶつかり合う。政治的な思惑も複雑に絡んで物語が進行していくところが面白い。 何が正解かは人それぞれで価値観によるところが大きいが、相反する考え方がぶつかり合いより良い方向へ進化していき技術...
ファンタジーの世界観であるが、医療に関する要素が強め。 登場人物それぞれの医療に関する信念がぶつかり合う。政治的な思惑も複雑に絡んで物語が進行していくところが面白い。 何が正解かは人それぞれで価値観によるところが大きいが、相反する考え方がぶつかり合いより良い方向へ進化していき技術が発展していくのだな、と思うと感慨深い。 ラストの落としどころも絶妙だった。
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