ビッグ・クエスチョン の商品レビュー
★★★★☆やっと読み終わりました。過酷な運命にも負けずに研究者としてものの仕組みを明らかにする仕事を続けてきた。どのテーマも興味深い内容でした。今話題のAIについては、今後どうなっていくのかちょっと怖くなる内容でした。
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諸事情により読みきれなかったため感想のみ。 分かりやすくユーモア溢れる部分も多いが、何を話しているかサッパリの部分もあり。 かといって置いてけぼり感もなく、よく分からないけどなんとなく聞いてみよう、と思える。
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知識が足りなくてわからないことがたくさんあるけど、極力一般の人にも分かるように説明してくれていると思う。 宇宙にはすごく興味があるんだけど、宇宙について考えると死を感じることが多くて、怖くてなかなか読み進めることができなかった。
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ホーキング博士が生前に残していた資料から作り上げた本。専門的な内容は個人的に分からないことが多かったが、広く見ると哲学的で面白かった。
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映画 博士と彼女のセオリーがきっかけでこの本を手に取った。はじめには、俳優のエディレッドメインさんが書いていて、その文章がとても素敵だ。そして本書の内容は、専門知識もあり素人にはかなり難しい…とはいえ、メッセージは伝わった。 顔を上げて星に目を向け、足元に目を落とさないようにしよ...
映画 博士と彼女のセオリーがきっかけでこの本を手に取った。はじめには、俳優のエディレッドメインさんが書いていて、その文章がとても素敵だ。そして本書の内容は、専門知識もあり素人にはかなり難しい…とはいえ、メッセージは伝わった。 顔を上げて星に目を向け、足元に目を落とさないようにしよう。私は限界というものを信じない。 考えられないような人生を生き抜いてきた博士が伝える言葉だからこそ、響く。 原書で読んでみたいと思った。
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ホーキングが亡くなる直前に書いた本です。 ビッグクエスチョン(Big Questions)とは、サブタイトルにあるように、「人類の難問」のことで、宇宙の起源や生命の起源に関する問いなどがあります。 ある意味、誰も正解を知らない問いですが、知識がある人ほど、また、考察が深い人ほど、...
ホーキングが亡くなる直前に書いた本です。 ビッグクエスチョン(Big Questions)とは、サブタイトルにあるように、「人類の難問」のことで、宇宙の起源や生命の起源に関する問いなどがあります。 ある意味、誰も正解を知らない問いですが、知識がある人ほど、また、考察が深い人ほど、真理に近づける問いだと思います。 また、この本は、単に、ホーキングが、ビッグクエスチョンに答えるだけでなく、ホーキングが、自身の人生について語った本でもあります。 以前、『ホーキング、宇宙を語る』を読んだ記憶があるのですが、それよりも、今回の本の方が、読みやすいですし、本としての出来もよいと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白いっちゃ面白いけどやっぱり量子力学とか色々やっぱり難しい。物理習ってたらもっと面白く読めてたんだろうな。 世の中が3次元なのは、知的存在が含まれるのは平坦な向きが三つの時だけに限られるから。 我々は宇宙という胡桃の殻のなかに閉じ込められているが、その外側の無限の空間を支配する王だと思うことができる。っていう表現面白い。 人間のDNAに含まれる情報量はハリーポッターシリーズの50冊分に相当する。→意外に少ないと思った いま現在、量子の位置と速度の両方を正確に測定することができない。だから未来は予測不可能!!?? ブラックホールは一定のペースで粒子を放出している タイムトラベルをするためには光よりも速く進む宇宙船がありさえすれば良い 地球温暖化が進行すれば、その環境の変化が余計に温暖化を進めてしまう。 次の千年間のどこかの時点で、核戦争または環境の大変動により地球が住めない場所になるのはほぼ避けられないらしい なぜ宇宙に行くのか。それは、宇宙がそこにあるから。 アインシュタインは思考実験しまくってたらしい。16歳のときに光線に乗ったらどうなるかとイメージでしてたらしい。天才かよ。
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とても壮大で想像しきれない世界だった。 無神論者で宇宙開闢や進化論についてもギリギリと宗教界と切り結んでいた。 そこにブラックホールの研究が合わさると彼の業績は偉大なものだった。 六つの問い(神は存在するのか? 宇宙はどのように始まったのか? 未来を予言することはできるのか...
とても壮大で想像しきれない世界だった。 無神論者で宇宙開闢や進化論についてもギリギリと宗教界と切り結んでいた。 そこにブラックホールの研究が合わさると彼の業績は偉大なものだった。 六つの問い(神は存在するのか? 宇宙はどのように始まったのか? 未来を予言することはできるのか? ブラックホールの内部には何があるのか? タイムトラベルは可能なのか? より良い未来のために何ができるのか?)に対するスティーヴンの回答は、彼の科学に深く根ざしている。
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ホーキング博士の最後の著作。21歳で余命数年を告げられてから50年以上。日々を生き延びてきた博士の思想は深く、研ぎ澄まされていると感じます。ブラックホールや宇宙の起源に関する理論は難しくて、内容を理解するのは難しいけれど、一般人にもわかりやすく解説してくれた博士の語り口は忘れがた...
ホーキング博士の最後の著作。21歳で余命数年を告げられてから50年以上。日々を生き延びてきた博士の思想は深く、研ぎ澄まされていると感じます。ブラックホールや宇宙の起源に関する理論は難しくて、内容を理解するのは難しいけれど、一般人にもわかりやすく解説してくれた博士の語り口は忘れがたい。 あれほどの困難に長期間直面していても、常にビッグクエスチョンを設定し、それと向き合い続けた博士の生き方に、とても勇気づけられる気がします。
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理解できなくて悔しいところが多々あったけど、この本がきっかけで量子力学の本を初めて手に取ることができた。視野と未来を広げてくれる一冊。
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