オリジン(下) の商品レビュー
本作の刊行は二〇一七年(日本語訳は翌年)というから、今から十年近く前のことだ。その間に「AI」の人口への膾炙ぐあいは相当変わったから、当時読んでいたら、はあ?って感じだったかもしれないが、今だと、そんなこともあるかもしれない、と思う内容だった。まあ、でも、手塚治虫がとっくにやっ...
本作の刊行は二〇一七年(日本語訳は翌年)というから、今から十年近く前のことだ。その間に「AI」の人口への膾炙ぐあいは相当変わったから、当時読んでいたら、はあ?って感じだったかもしれないが、今だと、そんなこともあるかもしれない、と思う内容だった。まあ、でも、手塚治虫がとっくにやってるよ感は常にあるが。 こまぎれに情報を出して続きが気になるように語るテクニックはうまいなと思う。
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中巻でなんとなく黒幕の正体が頭をかすめてはいたが、いやいや違うだろうという想いの方が強かったのだが。人工知能であるウィンストンのプログラムを組み、命令を与えたのはカーシュであるが、その命令を忠実に、そして非人道的に、自我を持ち実行したのは他でもないウィンストンであり、そこにあるのはカーシュの本当の想いなのか、それともウィンストンの意思なのか、それがAIの到達点なのか。この小説が出版されたのが2017年、現在のAIの姿を見越したような内容でありうすら寒さを覚えると同時に逆にラングドン教授の人間味が好ましい。
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読み切って残る疑問。「スペイン国王の告白」って何だったの? 司教との件なら「精神的なもの」と言ってるし特に気に病むことじゃないよね? フランコ政権時代のいきさつだと思ったんだけどな。宰輔の正体が明らかになる時点で、アシモフの「ロボット三原則」やっぱ必要だよ~と思ったけど、この原則ってあくまでSFだから守れるもので、現実に導入されることは絶対ないよね、考えてみれば。テクノロジーの開発動機は兵器開発なのだから。「我々はどこから来てどこへ行くのか」の本作の答えには、「確かに」と頷かずにいられない。
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結末にたどり着くまでの多くの内容が難しすぎた カーシュのプレゼンテーションをぜひ動画で見てみたい カーシュの人類は今後どうなるのかの未来予想は明るいものになっているが、結局殺されてしまったからどうかな? 人類とテクノロジーが融合する2050年を楽しみに生きていこう ウィンストン・...
結末にたどり着くまでの多くの内容が難しすぎた カーシュのプレゼンテーションをぜひ動画で見てみたい カーシュの人類は今後どうなるのかの未来予想は明るいものになっているが、結局殺されてしまったからどうかな? 人類とテクノロジーが融合する2050年を楽しみに生きていこう ウィンストン・チャーチルについて知りたくなった
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ダン・ブラウンのラングドン教授シリーズ。これまでいくつも映画化されているが、本で読むのは初めて。かつての教え子でコンピューターサイエンスの寵児であり、大成功した起業家、思想家でもあるカーシュが、人類最大の謎「我々はどこから来て、どこへ行くのか」を解明、既存の宗教家と激しく対立する...
ダン・ブラウンのラングドン教授シリーズ。これまでいくつも映画化されているが、本で読むのは初めて。かつての教え子でコンピューターサイエンスの寵児であり、大成功した起業家、思想家でもあるカーシュが、人類最大の謎「我々はどこから来て、どこへ行くのか」を解明、既存の宗教家と激しく対立する。そのまさに発表の時、暗殺されてしまう。ただ、発表資料は残っており、ラングドンはそれを世界に公開するためにカーシュが残した謎を解くべく行動する。その事件をきっかけに、スペイン王室、王と王子、宗教指導者、カトリックと対立する別のキリスト教の一派、カーシュを支援する人々などが複雑に絡み合い、事態が急展開する。ラングドンはカーシュが残したAIのサポートを得ながら、謎の妨害者と戦い、暗号を解く。最後のどんでん返しはダン・ブラウンならではのものだが、まさかという思いと、やはりという思いが混ざった感じ。それと、この小説は完全にフィクションだが、技術や宗教の歴史、美術や文化に関することはほぼ事実に沿っていて、とてもリアリティがある。ラングドンファンの期待は裏切らない。
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わぁ〜!えっ!うおー! そんな言葉しか出てこない ガーシュの語りたかったことの すべてが明かされる 過去から未来すべてがそこに 凝縮されている それぞれの立場 科学者や宗教者たちに どう響いていったか? 今、生きる人々はもうすでに 未来に飲み込まれている 確かにそれは認めざるを...
わぁ〜!えっ!うおー! そんな言葉しか出てこない ガーシュの語りたかったことの すべてが明かされる 過去から未来すべてがそこに 凝縮されている それぞれの立場 科学者や宗教者たちに どう響いていったか? 今、生きる人々はもうすでに 未来に飲み込まれている 確かにそれは認めざるをえない ダーウィンの進化論も正しいし、 それにしても 神が人類を遣わしたと思えてもしまうし 複雑な人の心 しかし それら、宗教を理由に、盾にして 殺し合いをする人間の 愚かさが なんだかせつなくなる
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全体の流れとしては流石の面白さで、3巻でも読むのは一瞬だった。謎が明かされていくたびに新たな謎が登場して、さらに歴史、宗教、美術史的解説も展開されていくのは、読者が読みたいものが詰まっている感じで、大満足。 また、今でこそ当たり前のAI技術に関して、当時ここまで組み込んだ物語を書...
全体の流れとしては流石の面白さで、3巻でも読むのは一瞬だった。謎が明かされていくたびに新たな謎が登場して、さらに歴史、宗教、美術史的解説も展開されていくのは、読者が読みたいものが詰まっている感じで、大満足。 また、今でこそ当たり前のAI技術に関して、当時ここまで組み込んだ物語を書いてることが、とにかくすごいし、たった8年でここまで技術が進歩していること自体、驚きがある。
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いや、やはり面白かった。読み進むにつれて、どんどん面白くなる。カーシュのプレゼン、なかなかのもんやった。そして、最後の最後、うなりました。素晴らしい!
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エドモンド・カーシュのシミュレーションは非常に読み応えがあった。 “われわれはどこから来て、どこへ行くのか”、現実では何処まで解き明かされているのだろうか。参考文献が巻末にあれば良かったんだけど。 2050年にカーシュのシミュレーションの正解を実際に知るまで、まだしばらく年月を要...
エドモンド・カーシュのシミュレーションは非常に読み応えがあった。 “われわれはどこから来て、どこへ行くのか”、現実では何処まで解き明かされているのだろうか。参考文献が巻末にあれば良かったんだけど。 2050年にカーシュのシミュレーションの正解を実際に知るまで、まだしばらく年月を要するが答え合わせが楽しみである。
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上中下、3冊完走しましたー! やっぱりラングドンシリーズは面白い! 今回も知的好奇心をくすぐられました。 今後、宗教について少し深掘りしていこうかなと思います。 巻頭の物語に出てくる建物とか絵画の写真がカラーで載ってるのも魅力的。 スマホで調べればいくらでも出てくるけれど、そ...
上中下、3冊完走しましたー! やっぱりラングドンシリーズは面白い! 今回も知的好奇心をくすぐられました。 今後、宗教について少し深掘りしていこうかなと思います。 巻頭の物語に出てくる建物とか絵画の写真がカラーで載ってるのも魅力的。 スマホで調べればいくらでも出てくるけれど、そこまでしなくてもいいって時は、巻頭を見てイメージを膨らませられます。 ウィンストン… これでシリーズ最新刊を待つのみになったけど、『ダヴィンチ・コード』再読しようかな。 悩む。。。
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