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オリジン(下) の商品レビュー

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46件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

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  3. 3つ

    6

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2019/09/05

全ての謎が明かされる最終巻。 これまでのシリーズとは異なる構成は賛否両論が分かれるところであり、自分には今までの方が良かった。歴史との相関が薄い点が物足りないかな。更にカーシュの内容もやや難しい。 次回作に期待!

Posted byブクログ

2019/09/02

ダンブラウンは天使と悪魔以来読みましたが、前回も引き込まれたけど、今回はより時代を反映しているのと、現実に起こりうる世界観であり、続きが気になって仕方なかった。 天才がAIを開発したとき、きっとこういう分析やモデルを組み立てるんだろうな。 そしてその知能にモラルという考え方がう...

ダンブラウンは天使と悪魔以来読みましたが、前回も引き込まれたけど、今回はより時代を反映しているのと、現実に起こりうる世界観であり、続きが気になって仕方なかった。 天才がAIを開発したとき、きっとこういう分析やモデルを組み立てるんだろうな。 そしてその知能にモラルという考え方がうまく根付かなかったとき、こんな事は本当に起こりそう。 人の信仰というものは、盲目で時に危なく時に判断を間違える。そしてAIは問いに対する最適解を出すだけであり、問いを正しく設定できない。これらが交錯すると… それにしても、宗教、歴史、テクノロジー、あらゆる分野に精通していないと書けないストーリー。 うーん。面白かった。

Posted byブクログ

2019/06/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 昨年「夏への扉」を読んだ際、「これが何十年も前に書かれた作品だということに驚いた」という旨のレビューを書きました。今回、この作品を読んで、「これが二年も前に書かれた作品だということに驚き」ました。作中でも何度も触れられるように、技術の進歩は目覚ましい。  今現在実現している最新技術と、きっとこの先、遠くない未来に実現するだろう夢の技術をこれでもかと詰め込み(IT難民は読むのに難儀すること間違いなしですね 苦笑)、近未来SFとは一線を画した、いわば「仮想現代SF」とでもいうような、話になっています。これは今すぐ読むべきもの! 最新技術が最新であるうちに読むのが一番面白い! お早めにお召し上がりください!(笑)  上巻から心配していたカーシュの発表は、まさかここまで綿密に作り込まれたものだとは予想しておらず、良い意味で裏切られました。説得力が凄い……しかも分かりやすい……このまま何かの授業の資料に出来そう……(戦慄) 創造主たる神の存在にはいっさい執着がない私ですが、有神論者たちすら科学的見地から納得させてしまいそうな、このプレゼンの手腕。実際のところ、これを読んで信仰が揺らぐような人も、中にはいてもおかしくないなとすら感じました。  私が大好きなAIも、その有能さと可能性、逆に危険性の二面から存分に描き出されていて大満足。終盤のウィンストンの冷徹さは、さもありなんと思いながら、「アイ、ロボット」大好き人間としては少し悲しくもありました。  ロボットは人間に危害を加えられる……己の手を汚さないのであれば。そして、上位タスク達成のためならば。  我らがラングドン教授の大立ち回りはシリーズの他作品と比べて少なめですが、にも関わらず、カーシュの発表内容や物語の展開だけで、十分以上に興奮させられる凄い話でした。  余談ですが、教授、山登りする前に病院行ってください&精密検査受けてください(笑)

Posted byブクログ

2019/06/29

さすがダンブラウン。3巻あったが気になりすぎてあっという間に読破。 ダンブラウンシリーズ読むといつもヨーロッパの美術館に行って歴史を知りたくなる。そう思わせるのもダンブラウンシリーズの魅力の一つ。 ただそうはいっても、なかなか横文字の登場人物に名称にといちいち覚えてられない。それ...

さすがダンブラウン。3巻あったが気になりすぎてあっという間に読破。 ダンブラウンシリーズ読むといつもヨーロッパの美術館に行って歴史を知りたくなる。そう思わせるのもダンブラウンシリーズの魅力の一つ。 ただそうはいっても、なかなか横文字の登場人物に名称にといちいち覚えてられない。それでも大枠の風景をイメージしながら自分の中の動画として物語を進めさせることができるこの小説は素晴らしいなとつくづく思う。(ダンブラウンだけじゃなくて翻訳者の方も相当素晴らしい…) 犯人もあれやこれやといろいろ検討させる伏線が散らばっており、ミステリーとしてもすごく面白かった! 映画化ならんかなあ〜

Posted byブクログ

2019/06/22

当たり前だが、とても面白かった。個人的にはダンブラウンの本で一番良かった。単に宗教と科学の相克といういつものテーマだけではなく、科学を通した未来を含んでいて非常に刺激的だった。読んで損はしないのは間違いない。

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2019/06/06

「人類はどこから来てどこに行くのか…」 最大の発見を発表しようとして殺害された未来学者カーシュ 彼の発見した謎の画像を全世界に発表するにはパスワードが必要。 そのパスワードを探すため、宗教象徴学者のラングドンとスペインの王太子フリアンの婚約者、カーシュの開発したAIと共にその謎に...

「人類はどこから来てどこに行くのか…」 最大の発見を発表しようとして殺害された未来学者カーシュ 彼の発見した謎の画像を全世界に発表するにはパスワードが必要。 そのパスワードを探すため、宗教象徴学者のラングドンとスペインの王太子フリアンの婚約者、カーシュの開発したAIと共にその謎に迫るのだが… 手に汗握る展開! ページをめくるたびにドキドキして映画を見ているような気持ちになった~! で、後半なんかもやっとして終わるのかな~と思っていたら…ひ~!なラストが待ってました! ダン・ブラウン…天才!!

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2019/05/11

ついに「われわれは、どこから来て、どこへ行くのか」カーシュが解き明かした答えが明かされる。 個人的には、違和感があるし、強引な感じがする。 この本のカバーの後に、この本にでてくる場所や建築物の写真があり、扉の後に「この小説に登場する芸術作品、建築物、場所、科学宗教団体は、すべて...

ついに「われわれは、どこから来て、どこへ行くのか」カーシュが解き明かした答えが明かされる。 個人的には、違和感があるし、強引な感じがする。 この本のカバーの後に、この本にでてくる場所や建築物の写真があり、扉の後に「この小説に登場する芸術作品、建築物、場所、科学宗教団体は、すべて現実のものである。」と記載されている。 おかげで、具体的な場所をイメージしながら読み進めることができるし、実際にそこに行ってみたいとも思う。 ただ、それだけではなく、この小説に書かれていることが、近未来に起きうることだと意識させられるし、よりリアルに感じられる。

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2019/05/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最近哲学書ばかり読んでいたので頭休めのつもりで読んだ。いつもながらのダン・ブラウンの小説で、意味のない蘊蓄の羅列だがストーリーには引き込まれるものがあり、先を読みたいと思わせるところは流石の一言。ただし残念ながら、「ダ・ヴィンチ・コード」にあった蘊蓄の中の知性のようなものがない。まあ個人的にルネッサンス時代が好きだからそう感じるだけかも知れないが。ラングドン教授お得意の暗号解読もあまりないし、大体鍵となるパスワードを見つけるのに見開きの本の片方のページの絵にばかり気を取られて、もう一方のページの文に気づかないなんて有り得ないでしょう。それ以外に残念だと思うところが2点。 1.物語の核心をなすべきカーシュのプレゼンテーションの内容がシャビー過ぎる。進化論の一番最初の生命の誕生の謎が、単に「生物がエントロピーを増大させるのにもっとも都合が良いから」ということで片付けられるのってどうなの?さらに進化論の行き着く先が生物進化(DNA)とは全く関係のないテクノロジーとの融合とは。。。こんなのを見せられて既存宗教が大打撃を受けるだ、終末思想が世にはびこるだ、と考えるカトリック司教やユダヤ教のラビの感覚がさっぱり理解できない。 2.物語の半分くらいで犯人が分かってしまう。まあ、ダン・ブラウン小説にお決まりの「この人が。。。」的なものの最たるものだが、あまりにも見え透いていてがっかり。 最後に一言。もしラングドンがパスワードを発見できなかったらどうするつもりだったのだろう?そこまで予定調和的に予見できるとは思えないが。。。

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2019/05/05

新婚旅行で訪れた懐かしのバルセロナの名所を思い出しつつ読めて楽しかった。 でも上中巻は、誰?誰なの?って疑問ばかりで少し中弛み気味…なのに下巻は謎も解け始めて一気に読めた。 やっぱりダンブラウン。もの凄い取材を重ねての内容だと思うし、どこまでが現実なのかと、すべてを信じてしま...

新婚旅行で訪れた懐かしのバルセロナの名所を思い出しつつ読めて楽しかった。 でも上中巻は、誰?誰なの?って疑問ばかりで少し中弛み気味…なのに下巻は謎も解け始めて一気に読めた。 やっぱりダンブラウン。もの凄い取材を重ねての内容だと思うし、どこまでが現実なのかと、すべてを信じてしまいそう。売れるはずだよね。

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2019/05/04

久々のダン・ブラウン。今回の舞台はスペインということで、行きたいところがまた増えましたとさ。 さて。タイトル通りの内容。あらすじなどにも書かれているとおり、「われわれはどこから来たのか、どこへ行くのか」が今回の謎。 上中あたりではあれだったけど、下巻の序盤あたりでなんとなく黒...

久々のダン・ブラウン。今回の舞台はスペインということで、行きたいところがまた増えましたとさ。 さて。タイトル通りの内容。あらすじなどにも書かれているとおり、「われわれはどこから来たのか、どこへ行くのか」が今回の謎。 上中あたりではあれだったけど、下巻の序盤あたりでなんとなく黒幕はわかったり。 まぁ、それは置いておいて。自分の宗教は何か、と問われれば何になるんだろう。菩提寺はあるけど、一番親しんだのはキリスト教のような気もするし、しかし洗礼を受けているわけでもない。 その中で、各宗教の原理主義の方々が考える創世記を、そして科学と宗教をどう考えればいいのか。 これは問いつづけなければいけない気もする。。。

Posted byブクログ