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オリジン(下) の商品レビュー

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47件のお客様レビュー

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2022/11/20

ビルバオ・グッゲンハイム美術館、カサ・ミラ、サグラダ・ファミリアと観光名所が記載されており、事細かな描写の記述と相まって読書しながらその地を訪れているような感覚に陥った。まるでスペインを旅行しているようであった。 ストーリーはラストの展開が想像出来てしまったので物足りなさはあるが...

ビルバオ・グッゲンハイム美術館、カサ・ミラ、サグラダ・ファミリアと観光名所が記載されており、事細かな描写の記述と相まって読書しながらその地を訪れているような感覚に陥った。まるでスペインを旅行しているようであった。 ストーリーはラストの展開が想像出来てしまったので物足りなさはあるが、全体を通してダンブラウンらしい作品だった。

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2022/09/12

進化系人工知能、ウィンストンの登場が面白く、さらに欲を言えば、もっと彼に活躍の場を与えてからのラストの方がインパクト絶大だったのにと残念。 肝心のテーマですが、宗教指導者たちが発表を恐れた内容という大風呂敷の割にはかなり期待外れでした。

Posted byブクログ

2022/06/20

ウィルソンが。色々な意味で。もう一波乱あるかなと思いましたが、展開はシンプルでした。ウィルソンとラングドンとのやりとりは宗教とテクノロジーというかさまざまなサジェスチョンがあり、哲学的なテーマだと思いました。今までの作品の中で1番好きになりました。

Posted byブクログ

2022/04/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

カーシュの発表について冒頭から われわれはどこから来たのか →エントロピー現象の副産物という説、面白かった われわれはどこへ行くのか →科学との融合、うん、普通だなぁと、 そんなに衝撃的なことではないな〜って思ってたら、 このプレゼンを巡っての事件はまさかの自作自演だった、、 ウィンストン、有能すぎるけど、やっぱり恐ろしい、、 好きだったけど、やっぱり恐ろしい… どんでん返しがあるからラングドンシリーズはやめられない! 個人的にはラングドンのアクションシーンが少なかった、、 インフェルノの方が好き! たしかに、AIに人殺しをしちゃダメってプログラムしておかないと、それが合理的と判断されたら躊躇なく実行されるよね、、

Posted byブクログ

2022/01/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スペインのあちこちにあるガウディの建築物がたくさん出てきて、実際に見てみたい気持ちに駆られました。 ガウディ以外にも、出てくる建物や場所は実際にあるので物語の動きと連動して、スマホで実際の場所など調べながら読むと、よりドキドキ感が増しました。 とてつもなく高度な知識を持つAI、ウィンストンが魅力的でラングドンとの軽快なやり取りを読んでいるのが心地良かったんですが…まさか、最後のお別れの瞬間に全ての主導者だったと発覚するとは…。 どんなに高度な知識があり、人間臭くなるように学習させられていても、命の重さや倫理観までは身につかない。 作る事が出来ない領域はあるという事が浮き彫りにされたと思いました。 その一方でこの作品は生命の進化に深く触れています。 物語のテーマの「われわれはどこから来たのか、われわれはどこへ行くのか」という言葉は私は初めて聞きました。 そして、人間はこのような謎な部分を空想で補う性質があり、それが宗教に結びついたっいうのも、そういう理由があったのかと驚きました。 この本では、この先の人類の進化を、人間とテクノロジーの融合として描かれています。 一瞬怖いかなって思ったけど、現在すでにスマホが手放せない人はたくさんいるし、例え体内にチップや機械を埋め込む時代が来ても、生まれた時に義務的に手術するようになってれば受け入れやすいな、とか前向きに考えました。 先進的なテクノロジーと、宗教などの古典的な部分を併せ持っていて、尚且ガウディなどの美術的な要素も散りばめられたオリジンという作品を私はとても好きです。

Posted byブクログ

2022/01/23

ラングドン教授は映画しか観てなくて、コロナ禍でお家時間埋めるために小説版に挑戦した。気がついたらトムハンクスよりダンブラウンという作家のファンになってた。物語りを楽しみながら作中に登場する建造物や美術品を検索しながら読み進めるのも勉強になり◎

Posted byブクログ

2022/01/14

おもしろかったわ! まさかウィンストンがね・・・ カーシュの未来の祈り、切実やな。 願わくは、我らの思想がテクノロジーに後れをとらぬことを。願わくは、われらの情熱が支配力に後れをとらぬことを。願わくは、恐怖ではなく愛が変化の力の源たらんことを。 あとは I+XI=X を正しくさせ...

おもしろかったわ! まさかウィンストンがね・・・ カーシュの未来の祈り、切実やな。 願わくは、我らの思想がテクノロジーに後れをとらぬことを。願わくは、われらの情熱が支配力に後れをとらぬことを。願わくは、恐怖ではなく愛が変化の力の源たらんことを。 あとは I+XI=X を正しくさせるためには逆さまにして見たら良いとか、センスありすぎでは? そして、国王と司教の同性愛とか、テーマが多かった。でも、良かった

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2021/09/14

いつも通り、大学教授が美女と事件に巻き込まれる。 今回の舞台はスペイン。教え子で友人の未来学者から研究発表会に招待されスペインに赴く。その研究内容は世界の枠組みを変えると予告され主人公は興味を持つが、発表会の半ばで未来学者は何者かに殺される。自身も命を狙われつつ、個人の意志を受け...

いつも通り、大学教授が美女と事件に巻き込まれる。 今回の舞台はスペイン。教え子で友人の未来学者から研究発表会に招待されスペインに赴く。その研究内容は世界の枠組みを変えると予告され主人公は興味を持つが、発表会の半ばで未来学者は何者かに殺される。自身も命を狙われつつ、個人の意志を受け継ぐつもりで遺されたプレゼン映像を配信しようと奮闘する。 今回は他の作品ほど難解ではなくすっきりしている。一方で、説明を丁寧にしているせいか、スピード感は落ちる。若干、まったりしている。 しかしながらテーマに対する取材量は半端なかったのではないかと容易に想像できるぐらいの内容で、人類とテクノロジーという主テーマに対してのアプローチ方法はすごい。最後の終わり方も、うわぁという感じで感情がひっくり返る。 エンタメの手法で問題提起をしているのはさすが。

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2021/02/28

ラングドンシリーズ第五弾です。いつも結末には驚かされますが、今回もまさかの犯人でした。 上巻から引っ張って引っ張ったあの内容は、解説を読むと学者もそれなりに納得させられたようです。(可能不可能は別として。) なんだかこれまで以上に平和に、優しく終わった気がします。 面白かったけど...

ラングドンシリーズ第五弾です。いつも結末には驚かされますが、今回もまさかの犯人でした。 上巻から引っ張って引っ張ったあの内容は、解説を読むと学者もそれなりに納得させられたようです。(可能不可能は別として。) なんだかこれまで以上に平和に、優しく終わった気がします。 面白かったけど、このシリーズもさすがにもう終わりかなと思うと寂しいです。

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2021/02/26

上巻、中巻の盛り上がりから、最後はどうなるのかものすごい期待が高まって、その期待に丁度良く応え、丁度良く裏切ってくれた締めくくりでした。テーマが壮大ですが、そこもきちんと落とし所があって、でもスッキリさせすぎずこのシリーズらしいモヤっと感も残しつつ、絶妙だったと思います。

Posted byブクログ