1,800円以上の注文で送料無料

姑の遺品整理は、迷惑です の商品レビュー

4

114件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

    56

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2021/09/01

もっといろんなバトル的なものがあるのかと思っていたので拍子抜け。とは言え、ほっこりする結末。物がありすぎるのは大変だけど、なさ過ぎるのもなんだか寂しいもの。昨今の断捨離ブームで色々捨てがちだけど、余裕があるのなら郷愁に駆られるものを少しだけ手元に置いておくのもいいのかな。プライバ...

もっといろんなバトル的なものがあるのかと思っていたので拍子抜け。とは言え、ほっこりする結末。物がありすぎるのは大変だけど、なさ過ぎるのもなんだか寂しいもの。昨今の断捨離ブームで色々捨てがちだけど、余裕があるのなら郷愁に駆られるものを少しだけ手元に置いておくのもいいのかな。プライバシーが尊重されすぎて他人との関係が希薄になっていくと、気づいてあげられることも気づかなくなる。多少のお節介も必要なのかな、と感じました。

Posted byブクログ

2021/07/31

タイトルのまま、姑の亡き後、遺品整理に奮闘する嫁。 遺品の多さに途方に暮れる毎日だが、生前の姑の人間関係がそれを助けてくれる。 自分の実の母の事を思うきっかけにもなった。 業者に頼む事なく自分でやりきった事に達成感も。 遺品整理、本当に大変!

Posted byブクログ

2021/07/21

読んでて疲れた…。 てっきり、姑が亡くなる前からの話かと思いきや、 亡くなって遺品整理スタートからの始まりだった。 延々と遺品整理する話。 途中で、自治会の人や隣人が手伝ってくれるが、 大量の物を整理する話。 それから、姑の愚痴。 でも、遺品整理をすることで、故人の様子を知る...

読んでて疲れた…。 てっきり、姑が亡くなる前からの話かと思いきや、 亡くなって遺品整理スタートからの始まりだった。 延々と遺品整理する話。 途中で、自治会の人や隣人が手伝ってくれるが、 大量の物を整理する話。 それから、姑の愚痴。 でも、遺品整理をすることで、故人の様子を知ることが できるー的な内容も含まれていたよ。 とにかく、大量の物は残しちゃいかんね!! そして、私もいつか遺品整理するときが来るんだなって 改めて思ったよ。 読む人にとっては、ほっこりするんだろうけど、 なんだか遺品整理&姑の愚痴で疲れたので、☆2です。 すみません。

Posted byブクログ

2021/07/02

捨てても捨ててもなくならない姑の大量の遺品整理に立ち向かう50代嫁のお話。 垣谷美雨の作品はテーマが身近でとにかく読みやすい!さくさく読めてあっという間に完読! 私も両親も歳をとってきた今、これはホントに他人事ではない。自分や夫の実家を思い浮かべながら、私だったらどうしたらい...

捨てても捨ててもなくならない姑の大量の遺品整理に立ち向かう50代嫁のお話。 垣谷美雨の作品はテーマが身近でとにかく読みやすい!さくさく読めてあっという間に完読! 私も両親も歳をとってきた今、これはホントに他人事ではない。自分や夫の実家を思い浮かべながら、私だったらどうしたらいいんだ?と常に考えながら読む。望登子はたまたま姑がご近所に愛されていたからまわりがかなり助けてくれたけど、現実はこうはいかない。やっぱり高いお金を払って業者に頼むしかないのかな。両親が元気なときに死んだあとの話もなかなかしづらい、でも大事なことだよな、と改めて考えさせられる。

Posted byブクログ

2021/06/23

女の人ってマルチタスクというけど、 これやろう、あれやろう、って色々と考えて 効率よくするには、どうするかって道筋つけて…と やりがちなものなのかな、と共感。 結果、何か忘れてしまったり、いっぱいいっぱいにになったり。 典型的な嫁姑のごとく、仲は悪そうで その姑の遺品を整理しな...

女の人ってマルチタスクというけど、 これやろう、あれやろう、って色々と考えて 効率よくするには、どうするかって道筋つけて…と やりがちなものなのかな、と共感。 結果、何か忘れてしまったり、いっぱいいっぱいにになったり。 典型的な嫁姑のごとく、仲は悪そうで その姑の遺品を整理しなくてはいけなくて 文句も出つつ、片付けてると、 前に来たときと家の様子が違う?とホラー感あり、 捨てるものの相談を夫にしたら、無意味だったり、 実母のことを思い出し、姑と比べ、心境がちょっとずつ変わったり。 次は何か起こるのか、解決するのか、片付け終わるのか、と先が気になって気になって読み進みました。 自分のモノは程よく減らしておきたいな、と思いました…。 けど、無理かも(笑)

Posted byブクログ

2021/05/31

一人暮らしだった姑が亡くなり住んでいたマンションの 遺品整理をすることになった嫁の望登子。 3DKのマンションぐらいとタカをくくっていたが 蓋を開ければ、まぁ、なんでしょうか、あまりの ものの多さに途方に暮れる。 捨てても捨ててもなくならない姑の遺品に イライラが爆発していた望...

一人暮らしだった姑が亡くなり住んでいたマンションの 遺品整理をすることになった嫁の望登子。 3DKのマンションぐらいとタカをくくっていたが 蓋を開ければ、まぁ、なんでしょうか、あまりの ものの多さに途方に暮れる。 捨てても捨ててもなくならない姑の遺品に イライラが爆発していた望登子だけれど、 町内会の人やお隣に住む住人から聞かされる姑の姿 おせっかいだけど気風が良くて情に厚い。 怒ったり悲しんだり、たわいもない悪口を言うのが 大好き、世話好きで親切な姑は みんなから好かれていた。 遺品整理をしながら姑に語りかけるのだ 望登子にとって姑はとても近しい人に なっていくのである。 なんか、読後感良かった 題名の割にとってもハートフルな作品だった。 最初はきちんと身の回りの整理をしてから 逝った自分の母親と義母を比べて文句を言う 望登子がちょっと鼻についたのだが だんだんといい人に思えてくる。 姑と同じく片付けられない望登子の夫も 案外いいところあったしね。

Posted byブクログ

2021/05/23

タイトルに驚いて手に取りながら、温かい人間模様も感じられた一冊。 いつか自分や家族にも訪れる時のことを思うと、家族に負担をかけないレベルにモノを減らして身軽になることを目指したい!

Posted byブクログ

2021/04/24

望登子の姑が急に亡くなり、残された遺品の整理をすることになった。姑は団地に住んでいたので、早く部屋を開けないと家賃がかかってしまうから。四階建ての団地にはエレベーターが無い。部屋の中の遺品は急に亡くなったものだから、どれもかたずけられていないため、どこから手を付けたらいいのやら。...

望登子の姑が急に亡くなり、残された遺品の整理をすることになった。姑は団地に住んでいたので、早く部屋を開けないと家賃がかかってしまうから。四階建ての団地にはエレベーターが無い。部屋の中の遺品は急に亡くなったものだから、どれもかたずけられていないため、どこから手を付けたらいいのやら。「義母さん、ちょっとずつ整理してくれてたらよかったのに!」読んで、自分も同じ経験をしたので同感した。母が認知症でグループホームに入ったあと、マンションの部屋に何度も行って少しずつかたずけを始め、市のごみ工場に何度もごみを持ち込んだものだ。でも、最後はタンスなどもあったので、専門業者にお金を払って処分してもらった。

Posted byブクログ

2021/04/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み始めはうんざりするような荷物の山!だったが、そこはさすがの垣谷さん。 実家のお母さんと対比させながら、義母の人となり、周囲の人たちの暮らしぶり、実家を継いでいた弟夫婦のことなどいろいろエッセンスが混ぜ込まれて、面白く着地していた。 ただ望登子の夫には「オイオイ!」とツッコミを入れたい。 なんでも妻任せにしないでよね(実感こもってます)。

Posted byブクログ

2021/04/14

読んでいて身に覚えのある事ばかり。姑の遺品整理で苦労したから同じだと思った。遺品にも人柄が出ている。自分の母親と義母の比較も面白かった。終わりもスッキリし良かった。

Posted byブクログ