姑の遺品整理は、迷惑です の商品レビュー
この作品、結構好きです! 垣谷さんのストーリーってなんかなじみがあるというか、こういう人いるよねとか、あー分かるわとか共感する内容が多い。 この作品はいろんな人の生き方を、それが真逆のものであっても肯定してて、人生讃歌みたいになるのがよかったです。
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切実だ。 明日は我が身。 昭和の母は沢山物を持っていて綺麗に収納されている エレベーターがないのはどれだけ片付けの難易度があがることか ただで不必要な物をもらってくれる人がいるなんて本当に助かると思う
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最初は、垣谷さん、あたしに取材に来たのかしら?と思えるほど共通点が多くて。笑っちゃいましたね。「安物買いの銭失い」を絵にかいたような義母でした、はい。いまだに1割も片付いておりません。お鍋も薬ももちろん下着も半端ない多さです。ただ彼女のように都心ではないので、車で運べます。一軒...
最初は、垣谷さん、あたしに取材に来たのかしら?と思えるほど共通点が多くて。笑っちゃいましたね。「安物買いの銭失い」を絵にかいたような義母でした、はい。いまだに1割も片付いておりません。お鍋も薬ももちろん下着も半端ない多さです。ただ彼女のように都心ではないので、車で運べます。一軒家なので階段の上り下りもありません。でも、「お義母さん、もう少し片付けておいてくれてもよかったんじゃない?」というつぶやきは同じですよ。 後半が違うんだな(当たり前だけど)。夫が毎週末に通うとか、近所の人から「恩返ししたい」なんて申し入れがあるとか。たいていはそんなどんでん返し的なものはないでしょうねえ。 とにかく、自分は息子たちに迷惑をかけたくないなと固く思いましたよ。まず、夫のアマゾン依存症を何とかせねばですけどね。先は長いです。
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垣谷さんの描く日本の闇、7冊目。首都圏の3LDK、エレベーターのない4階部分。若干安めの価格なので近隣は音も心も騒々しい。義理の母が突然亡くなり、遺品整理をする主人公50歳後半の望登子。モノが多い!しかも要らないモノばかりだが、夫は捨てたくない(怒)。廃棄業者の見積もり98万円!!いやーただ事ではない。遺品整理は日本の闇に認定。しかし、意外と義理の母が近所の方と仲良くしていたため、モノを貰ってくれたり、捨ててくれたり。極めつけはウサギをお隣さんが預かっていた!「お義母さん、いい加減にしてください!」⑤
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久々に笑いまくった小説だった。これも整理と断捨離指南の本かなとちょっと構えていたんだけど、普通に小説でした。 姑さんが急死した後の一人暮らしの住まいの片づけに行くことで遺品整理だけでなく、自分の両親や相方の両親の生活を見つめなおし、また、心の整理をすることが出来るんだなぁと感慨深くなった。亡くなったはずの姑さんの視線を感じながら独り言を訴える主人公が面白く、他人の遺品には何の感情の鳴く捨てる事が出来てもいざ自分の親になると整理がつかず夫と同じ行動をしてしまうのもわかるわぁとニヤニヤしながら読んだ。いずれ自分の親も死に、親が住んでる家も手放すことになるだろうし、自分の死後にも息子が遺品整理に悩む姿が目に浮かぶ。物を多く抱えて死んだらダメだ。日ごろから整理が必要だ、と強く考えさせられた作品だった。
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垣谷さんの作品は 本当に読みやすいですね こちらもあっという間に読めました 作品によっては あまり読了感の良くない作品もありますが こちらは気持ちよく読み終われました 題名の通り、姑の遺品整理をする話 物が捨てられず びっちり残った3DK 自分も実母が物を捨てら...
垣谷さんの作品は 本当に読みやすいですね こちらもあっという間に読めました 作品によっては あまり読了感の良くない作品もありますが こちらは気持ちよく読み終われました 題名の通り、姑の遺品整理をする話 物が捨てられず びっちり残った3DK 自分も実母が物を捨てられない人なので 将来遺品整理をすることを考えて ゾッとしました 終活に断捨離するタイプでもないしな… 今は考えないでおきます… 遺品整理を通して 義母のこと、 そして実母のことを 改めて知る機会になる どちらも素敵なお母さんだなと思いました(^^)
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垣谷美雨さんの小説はタイトルが親近感満載で、読みたいとずっと思っていた。 だけどいつも後回し。 このタイトルはまさにドンピシャだったので読みました。 私もこの1年ずっと遺品整理をしていたから。 小説は団地なので、家賃を払い続けなければいけないから早く片付けなければ、というところ...
垣谷美雨さんの小説はタイトルが親近感満載で、読みたいとずっと思っていた。 だけどいつも後回し。 このタイトルはまさにドンピシャだったので読みました。 私もこの1年ずっと遺品整理をしていたから。 小説は団地なので、家賃を払い続けなければいけないから早く片付けなければ、というところですが、うちの場合は持ち家だったので休みのたびに主人と通い約1年くらい。同じ市内だというのに。 この姑さんと同じく片付けても片付けても物で溢れている状態。 ただ主人が率先してどんどん捨てるし、私も申し訳ないけどどんどん捨てました。 小説はただの片付けにとどまらず、姑さんのご近所との関係性や、主人公の母を思う気持ちなどなどさすがに読み応えありました。 本当にいいお話だったと思います。 やっぱり垣谷さんの他の本も読んでみなければいけませんね。
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膨大なモノを残して急逝した姑。 一人暮らしの賃貸の部屋を片付けることになった嫁。 その「遺品」の描写には、まるでその部屋に自分がいるかのように思われてくる迫力がある。 どうして人って、モノを溜め込んでしまうのか。捨てられないのか。 呆然としてため息ばかりの前半、後半には思い...
膨大なモノを残して急逝した姑。 一人暮らしの賃貸の部屋を片付けることになった嫁。 その「遺品」の描写には、まるでその部屋に自分がいるかのように思われてくる迫力がある。 どうして人って、モノを溜め込んでしまうのか。捨てられないのか。 呆然としてため息ばかりの前半、後半には思いがけない展開。 やっぱり、垣谷さんの物語はいつも暖かいな。 さあ、感動した後は、自分もモノとの付き合い方を考えなくちゃ。 そして人との関わりも。
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姑が突然死し、姑一人で住んでいた団地の一室を片付けることになった主人公。 最初は、姑の飼っていたうさぎに対する悪口(汚い毛布・・・笑)とか、姑に対する文句が軽快で笑えた。 実母は立派だった、それに比べて・・・と文句ばかりだったのが、姑の生前の善行が明かされていくにつれ、実母と姑、...
姑が突然死し、姑一人で住んでいた団地の一室を片付けることになった主人公。 最初は、姑の飼っていたうさぎに対する悪口(汚い毛布・・・笑)とか、姑に対する文句が軽快で笑えた。 実母は立派だった、それに比べて・・・と文句ばかりだったのが、姑の生前の善行が明かされていくにつれ、実母と姑、どちらが良いのかわからなくなっていく。 立派過ぎる人は周りにも厳しい、周りを追い詰める、というのはそうだと思う。 主人公も、実母とは同居することなく距離があったから、一生憧れ、尊敬するすばらしい母として見ていられたのだろうと思う。 キャラクターは違えど、実母も姑も、人を思ってのことだから、どちらが良い、悪いということはないんだろうね。 どちらが楽か、ということはあるにせよ。 「終活」という言葉が生まれてしばらく経つけど、本当に終活してる人はどれだけいるんだろう? 不動産は負動産と言うらしいけど、姑の遺品整理を急いだ理由は賃貸だからであって(明け渡しまで家賃がかかりつづけるから)、持ち家ならそもそも遺品整理を急ぐ必要もなかっただろう。 結局、なにごとも「一長一短」。これに尽きるのだ。 冷静で合理的な人物として書かれていた実母の日記には泣けた。 私も、こどもが生まれたとき同じように思ったよ。 昔の人は「こどもは3歳までにすべての親孝行をする」と言ったらしいけど、それは「3歳までの子どもがかわいいから」ではなく、生まれたことによって親の孤独をなくしてくれたことが親孝行なんだと、私は常々思っている。 この本の登場人物たちと、最後にこの感情を共有できた気がして、涙が出た。
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こういう人情噺的な作品は好きだなあ♪ 義母が不意に亡くなって団地で一人暮らしだった姑の遺品整理に青息吐息の五十代半ばの嫁の孤軍奮闘物語ですが、実は奥深くて考えさせられるイイ話なのです。 実の母も既に亡いけど用意周到で全てに気配りされていて遺品整理の苦労など皆無だったのに、姑ときた...
こういう人情噺的な作品は好きだなあ♪ 義母が不意に亡くなって団地で一人暮らしだった姑の遺品整理に青息吐息の五十代半ばの嫁の孤軍奮闘物語ですが、実は奥深くて考えさせられるイイ話なのです。 実の母も既に亡いけど用意周到で全てに気配りされていて遺品整理の苦労など皆無だったのに、姑ときたら予想を遥かに超越した大量の物品のヤマ! ヤマ!ヤマ! 片付けれど片付けれど減ってくれないので出るのは愚痴と溜息と怨み節ばかり。しかも自分はデパートのテナントのパート身分、夫婦で暮らすマンションから整理に通うのも大変なのに義母の息子である夫は仕事に託けてほぼ任せきりで途方にくれるばかり。 ギブアップ寸前だったけれど、あの身勝手で嫁にキツイだけだと思っていた姑の、団地暮らしの実像が思わぬプレゼントを齎してくれる。 単なる遺品整理の苦労話にあらず、人生とは 個人とは 家族とは 夫婦とは 付き合いとは 暮らしとは等々色々な大切なことを考えさせてくれました♪
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