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あきない世傳 金と銀(六) の商品レビュー

4.2

132件のお客様レビュー

  1. 5つ

    44

  2. 4つ

    60

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

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2019/04/13
  • ネタバレ

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シリーズ第六弾。 いよいよ、江戸店を出店することになった五鈴屋。 幸を筆頭に、皆が自分の役割をきちんと全うして、結束が固いのが良いですね。結も成長していると思います。 智蔵さんの事はショックでしたが、悲しみを乗り越えて頑張る幸の姿に、心から応援したいと思いました。

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2019/04/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

夫である6代目徳兵衛(智蔵)がなくなって、跡目は?大阪での商いは女名前禁止。女子である幸はせっかくここまで広げてきた五鈴屋をどーする? ここへきて、いよいよ幸が、立つ!いやーもう楽しみな展開。利益追求ではなくまず買い手のことを重視して「買うての幸い、売っての幸せ」を胸に、誠実で、そして常に新しい工夫を考え続ける幸とそれを支える五鈴屋の人々。読んでてすごい楽しい。 二年越しで、いざ、江戸店開店!次が楽しみ~❤️

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2019/04/06
  • ネタバレ

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初っ端、いきなり悲しい出来事から始まったので、心配だった。又、幸にこれからも困難が続くのかと… 確かに智蔵の死は、悲しい出来事だったけれど、ちゃんと新しい展開が待っていた。 本の帯にある様に、いよいよ江戸へ討ち入り!しかもお竹が一緒なら、なんて心強い。 時代小説って大人の読み物だと思っていたけど、こういう「お仕事小説」は若い人にこそ読んでもらいたい。色んな工夫をして商売をする。皆んな生き生きしている。 自分も若い時に出会いたかった。あ、でもお竹の年齢を考えるとまだ間に合うかな…?

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2019/04/02

今まで主人公「幸」が強い女性すぎてちょっと辟易したことも有ったけれど、今回のお話で少し印象が変わった。 勿論強い女性には変わりないけれど、脇役がどんどん成長してきている為か、一人相撲ではなくなっている感じがする。 「竹」のキャラクターが素晴らしい。

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2019/04/01

#みをつくし料理帖 でも一難去ってはまた一難という調子だったけどこのシリーズも多難だ でも懸命に努力し知恵を絞り、団結する彼女たちなら大丈夫だ。 応援してたら早くもシリーズも6冊目。 江戸に進出し、これからどうなるのかワクワク

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2019/03/30

幸の商売に対する心構えが美しい。金儲けのためではない商う事の意義をしっかりと持っている。大坂の店が上手く行っているのに、江戸に店を出そうとするっその心意気に見とれてしまう。宣伝も店内の展示にも新しい方法を考えて、さてお店は繁盛するのだろうか

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2019/03/23
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愛する人をまたも亡くしながらも、休むことなく未来に向かっていく姿に勇気づけられます。 もっと、ダメダメになったりしたほうが人間的かな~とも思いますが、五鈴屋全体で江戸店に向かっていく様子が、とてもすがすがしく思えました。 お竹さんの、今後の活躍が楽しみです。

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2019/03/22

高田郁さん、しっかり取材され、随分推敲されての作品ばかりだと思います。大坂天満の呉服商五鈴屋の暖簾を守り抜くためひたすら駆け抜ける幸の物語。六代目智蔵の死去で、女は店主になれない大阪の慣習の中で「中継ぎ」として七代目を継ぎ、そしていよいよ浅草に五鈴屋江戸店を開店。物語は佳境に入っ...

高田郁さん、しっかり取材され、随分推敲されての作品ばかりだと思います。大坂天満の呉服商五鈴屋の暖簾を守り抜くためひたすら駆け抜ける幸の物語。六代目智蔵の死去で、女は店主になれない大阪の慣習の中で「中継ぎ」として七代目を継ぎ、そしていよいよ浅草に五鈴屋江戸店を開店。物語は佳境に入ってます。お竹どんがいい味を出しています!「あきない世傳 金と銀(六)本流篇」、2019.2発行。

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2019/03/21

大きな視野と小さな視点。 大きな流れを読みながらも 地を這うように眼をこらし 小さなきっかけを見落とさないようにしながら 前に進む。

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2019/03/20

西を目指した旅行中に読了。そして偶然にも天満のホテルでこの感想を入力している。智蔵の死から始まる本流篇は、女名前禁止の掟に抗うように、そして智蔵の遺志を継ぐべく江戸店への出店へと進んでいく。江戸での出店準備の中で、大坂との文化の違いに驚き、馴染んでいく幸たちの姿を見るのは嬉しい。...

西を目指した旅行中に読了。そして偶然にも天満のホテルでこの感想を入力している。智蔵の死から始まる本流篇は、女名前禁止の掟に抗うように、そして智蔵の遺志を継ぐべく江戸店への出店へと進んでいく。江戸での出店準備の中で、大坂との文化の違いに驚き、馴染んでいく幸たちの姿を見るのは嬉しい。赤穂浪士討入の日を選んだ開店が、嫉まれることなく江戸の民に受け入れられたようで、これまた嬉しい。

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